イケさんの「日々これ辛抱」

ガンバ大阪やサッカー、色々感じた事を書いていきます。http://blog.goo.ne.jp/ijdhdy/

気がつけば、2月も真ん中。

2008年02月15日 17時08分16秒 | サッカー
今まで、このブログで『日本化』の事をウダウダ書いてきて、その中で特に『フィジカル・コンタクト』の考え方として、自分なりに思う物があった。

今、日本のサッカー界で主流な考え方として、『極力フィジカル・コンタクトを避け、素早い球離れと、数的優位等で戦う』という考えが多いね。

でも個人的に、『フィジカル・コンタクトを避ける』という部分が、何か違うんとちゃうかなって、引っかかってた。


例えば、
『ある物』を真ん中に置いて、それを右側から見ると短所が見える。
けれども逆に、それを左側に廻って見たら、長所に……


『極力フィジカル・コンタクトを避け~』って考え方は、見方を変えると言う意味で、きっとこういう事なんやと思う。

今まで俺も同じ様に、欧米・アフリカ系の人種とは、体の造りが違うという事は、分かっていたし、適わないと思ってました。苦笑

でもだからと言って、避けていても良いんかなぁ?

上の例え話に戻るけど、確かに左側から見たら長所に見える。
でもそれって、自分らの都合の良い様に、見てるだけで、短所が長所の裏側に、隠れただけなんとちゃう?
短所が解決した訳じゃないと思うし、確実に裏側に存在したままでしょ?

仮に『極力フィジカル・コンタクトを避け~』という考えを実行しても、結局『フィジカル』は、弱いままやと思うしね……

むしろ、その考えで自らを正当化して、欠点から目を逸らしてるだけに見える。
はっきり言って、これは解決しなくても良い問題なんかなぁ~?

とりあえず今ソレは、棚上げしといて、落ち着いたら、その事について考えて行こうよってスタンスなんやろうか……苦笑


誤解のない様に、言っときたいんですが、何もその考え方を否定してる訳じゃないねん。
長所を活かそうとする方向性は、むしろ賛成なんです。
ただ何と言うか、否定ではなく、改善というか、改良というかね……苦笑

個人的な感情になるけど、フィジカルについては、『負け前提』で話が進んでるんが、悔しいやん。苦笑
統計的に言えば、欧米・アフリカ系の選手に、筋肉の量で勝てないのかも知れへん。
でもだからと言って、日本人は未来永劫、誰1人としてフィジカルでは勝てへんのやろか……?
勝てる選手が出てくるかも知らんし、出て来ないのかも知らん。
もしそんな選手が出て来なくても、コンタクト時のテクニックとか工夫しても、歯が立たへんのかなぁ?

同じアジアの韓国みたいに、ガツガツ来るチームに対しても、コンタクトを避けながら、プレーせなアカンのかなぁ?

何か色々考えてたら、頭痛くなってきたわ。笑



『日本化』って、要は『新しく道を切り拓く』って事ですよね?
前人未到区域に入って行けば、当然今までの自分たちの常識が、通用しない事もあると思う。
それにサッカー界では、日本の常識が世界の常識では無い。
『日本』より、もっと広い『世界』で、物事を見据えていくんなら、今までの常識に、囚われていたのでは、アカン気がする。
コメント
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