異次元いいちこ日記

いいちこ片手に今日もいくつもの扉をあけます。
トワイライトゾーン(llllll゜Д゜)ヒィィィィ

断酒5日目。

2006-12-01 14:17:02 | Weblog
もう抜けましたねぇ。

体の浅い所にあるアルコールが体の外に出た感じです。
まだ細胞内にはエチルアルコールの堆積物が大量に残っているのですからまだ後60日間は皆さんと同じ体になることはありません。

さてそれで、60日を過ぎれば一般の人と同じだから「お酒」を飲んでいいのかというと、そんな甘いモンではありません。

エチルアルコールの有毒物質が脳のあるところに長いこと攻撃をかけてきたので元に戻ることはまずありません。
ですから、今後一滴の「お酒を飲む」とすばやく電気信号で「お酒やデーー」と信号を送りまたノンストップで体力の続く限り飲み続けてしまいますので、何年たってもこの病気は治りません。

もしかすると医学の発展発明によって「アルコール依存症患者」に有効なお薬が発明されるかもしれませんが、どうなることや・・・・

方向としては、認知障害、アルツハイマー、の方面だと思いますが、まだ日本では「お酒が入っていたから仕方がない」との優しい捕らえられ方をしていますので社会的に問題が大きくならない限り新薬開発は進まないと思います。

しかしながら今ボクのように「アルコール依存症」になっている者は成人50人に一人の割合でいますが、本人に自覚がないのがほとんどです。

せっかく生まれてきて、一生懸命仕事をしてアルコールの依存症になってしまって時間とお金の無駄を続けることは「悪」であるとボクは思います。

お酒をやめることが辛くって辛くって死にたいくらいなら「酒をやめる必要はない」とボクは思います。
この入り口の「飲むのをやめる」事が出来なかったら「うつ病になり」自殺してしまいます。
ですから、もう一度言いますが「酒を飲むことをやめるのが死ぬほど辛い」のなら止めることはないのです。
医師と相談すれば「お酒を飲むとものすごく気持ちが悪くなる薬」を調合してもらい徐々に減らしていくのがいいでしょう。

昨日も駅前で大声で酔っ払いがケンカをしてました。
自分の意思でケンカをしてるのだろうか?
もう帰ろうとさっきまで思っていたのに・・・・・・・さっきまでは俺が酒を飲んでいたのに、今は「酒が酒を飲んでる」。

まずはこの初期のボクがどうなっていくのかを楽しみにしてください。
これから忘年会シーズンです。
ボクもカウンターの中にいます。毎日「マスター一杯飲んで!」と気を使ってくれます。
もともと勝手なボクですから全てお断りして「気持ちだけいただきます!」と言うか、「何でもいいから飲んでー。」と言われればウーロン茶をいただいています。

お客様はボクともっと近くになりたいだけなので、ボクが酒を飲もうがお茶を飲もうが楽しければいいので了解してくれます。