アフガニスタン山岳地帯で極秘任務「レッド・ウィング作戦」に就いていた4人のネイビーシールズが、200人を超すタリバン兵と死闘を余儀なくされ、たった一人生き残る戦争実話。
腸をえぐられるようだった。戦場の極限状況を生々しく克明に映し出す。
山中で無線状態が悪く、本部との連絡がうまく取れないため、一般人に対する正解なき決断をしたことから追われる身になる。
敵が追い詰める早さに覚悟を固めるが、多勢に無勢。岩だらけの崖から転げ落ち満身創痍。過酷な訓練を乗り越えてきた者たちに、情け容赦なく撃ち込まれる。
非武装の民間人を殺さないのは「掟」だが、たったひとりだけが救われたのも「掟」。「掟」とは、ここではヒューマニズム。
彼らの掟。「助けを求めて逃げ込んできた場合、いかなる者であろうとも救いの手を差し伸べ、客人として守り抜かねばならない」
エンディングに、死んでいった彼らのありし日の写真と映像が流れる・・・。
「アフガン、たった一人の生還」(安芸書房)の著者でもあるマーカス・ラトレル氏は、2010年にローン・サバイバー財団を設立、米兵と家族の福利厚生活動に取り組んでいる。
ことしの3月までに観た洋画20本を一覧にしてみた。おすすめ一番を決めるのはジャンルが違うため酷に思えた。
「ラッシュ」以外では、「きっと、うまくいく」、「危険な関係」、「ホビット2」、「LIFE !」、そして本作「ローン・サバイバー」が特によかった。
腸をえぐられるようだった。戦場の極限状況を生々しく克明に映し出す。
山中で無線状態が悪く、本部との連絡がうまく取れないため、一般人に対する正解なき決断をしたことから追われる身になる。
敵が追い詰める早さに覚悟を固めるが、多勢に無勢。岩だらけの崖から転げ落ち満身創痍。過酷な訓練を乗り越えてきた者たちに、情け容赦なく撃ち込まれる。
非武装の民間人を殺さないのは「掟」だが、たったひとりだけが救われたのも「掟」。「掟」とは、ここではヒューマニズム。
彼らの掟。「助けを求めて逃げ込んできた場合、いかなる者であろうとも救いの手を差し伸べ、客人として守り抜かねばならない」
エンディングに、死んでいった彼らのありし日の写真と映像が流れる・・・。
「アフガン、たった一人の生還」(安芸書房)の著者でもあるマーカス・ラトレル氏は、2010年にローン・サバイバー財団を設立、米兵と家族の福利厚生活動に取り組んでいる。
ことしの3月までに観た洋画20本を一覧にしてみた。おすすめ一番を決めるのはジャンルが違うため酷に思えた。
「ラッシュ」以外では、「きっと、うまくいく」、「危険な関係」、「ホビット2」、「LIFE !」、そして本作「ローン・サバイバー」が特によかった。
ラッシュ/プライドと友情 | F1レースの壮絶なチャンピオン争いに迫るヒューマンドラマ | |
いずれにしても、心にも痛みの残る作品でしたね。
アクションの痛そう!だけでなく。
非武装の民間人を殺さないのは「掟」でしたが、たったひとりだけが救われたのも「掟」。
「起きて」はいけない想定外は、痛いイタイ生死を掛けた逃亡劇でした。
どの館の何番スクリーンの自分にとってのベスト位置は何列目、と言うのを整理しようと思っているのですが、なかなかできてません。
ベトナムでも敵方の民間人を殺したことが表に出て、世界から批評されました。
彼らの選択は、解答のない難問ですが、助けたことが裏目に出て、4人中3人と救出部隊が死にました。
味方の支援体制の不手際もありました。また、事実通りに映画にしたとすると、ターゲットにした人物を確認した時点で
狙撃すべきでした。どうして殺害に許可が必要なのかが分からなかったです。あの場面では、写真送信によって本人
であることを本部が確認する必要があったとでも解釈するしかありません。
(ITニュース、ほか何でもあり。by KGR)さん へ
本作の座席をD列にしたのなら、Deathを意識して観たのでしょうか。観るのにベスト・シートということは、
敵からも丸見えですから死角がない4人のようでした。
痛い痛い映画でした。
(映画と本の『たんぽぽ館』)さん へ
非武装の民間人を解放したことで彼らの判断は正しかったのかと、観客にもチクリちくりと良心を刺激します。
全員の手かせを切って解放せずに、老人の手のみ自由にすれば、すこしばかりの時間稼ぎができたろうなどと
思ったりしますが、後の祭り。
(ぶろぐ猫の目) さん へ
ネイビーシールズとして選ばれたエリートたちは、作戦中の会話にも気楽さがありましたが、徐々に死地に追いやられて
しまいます。
>羊飼いを殺しておいたら・・・みんな生還できたのか?
生還できたものと思えます。
それゆえ、死角を確保できずに逃げ惑っている最中に、その判断が甘かったことを反省し、われわれ観客の良心にも
チクチク刺激します。
生還でき、羊飼い殺害を口外しなければ闇に葬られる話です。敵のタリバンが批評して、極秘任務で行動した彼らの痕跡
は分からぬ筈です。ただ、4人の良心はうずくでしょうね・・・。
「ブログ猫の目」のねこです
いつもほったらかしですみませんでした。
トラックバックってやり方がわかんなかったので
今回やってみましたw
うまくいきました
いい映画でしたね
緊張してみてました
見た後に体がこわばってましたw
また、面白い映画があったら教えてくださいね
この種のボヤキは、キリがなさそうです。
タイトルは『線路は続くよどこまでも 』から採用されたと思いますから、JRは全国を網羅して終点でも折り返しになります。
なお、トラックバックは無事に届きました。他のブログにも放って交流が広がるといいですね。
ただ、日本人はシャイな方が多いですから、コメント返しは思ったほど期待できません。
TB (はるみのひとり言)さん へ
値上げ後の4月に鑑賞とは、この記事を4日にアップしてますので、3日までに観たことでしょうから、「想像を絶する3日」でした。(^^ゞ
本作を3月に2度観ました。
そこで知ったのは、前半にアメリカ人を助けたからと滅多殺しされた村は、最後に助けられた村でした。その村とタリバンとは
いまも戦っているとエンディングで説明しましたから、勇気ある村人たちです。
それにしても、痛い痛い映画でした。
誤ってWりました。ご免ください。
1つは消去して下さい。
御礼申し上げます。
今後もよろしく!
冒頭の坂道の頂に、富士山の頂がのっかっています。
この構図は、前に笑撃でアップした「ベタ踏み坂」を連想させます。↓
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/969bc134868907dd3449ff16dd06829e
どこから見ても富士山がついてくるなんて、月夜の月のようです。
「ビルマの竪琴」著:竹山道雄は、おとなの童話でしたが、あるいは兄上はお坊さんになって戦死者たちを弔うことに
人生を捧げたのかも知れませんね・・・。
(prisoner's BLOG)さん へ
地の利を知り尽くしたゲリラを相手に、上から狙撃されては生還する余地は全くありません。
絶体絶命な場面が3度ほどありましたが、最後の最後は掟によって命を拾いました。
「オキナソウ」というには産毛が若々しいです。花が終わった後の穂が、翁のひげに見えるから・・・でしたか。φ(..)メモメモ
いいカメラで撮っていました。
「ローン・サバイバー」は、過酷なサバイバルをパスした者だけが特殊部隊コマンドに登用されるのですが、
逃亡中に崖から落ち上から狙撃されるので生還する余地は限りなくゼロでした。
敵地の民間人を開放するか殺すかの究極の選択に答えはないです。
Kさんは、山の崖を注意して一歩ずつ降りてくださいね。
(らいちゃん) へ
『ぶらんこ』に乗ったのは、何年前が最後だったでしょうか。
こどもが幼いころに座らせ、自分も乗ってから遠ざかっています。考えてみれば、こどもと自分の仲立ちをブランコが
バランスよくしてくれていたのですね。
いまでは、ビリー・バンバンの「白いブランコ」をカラオケで歌う以外に、ご縁がありません。
戦時下での現実は、酷なものです。
一般人といえども守るべきは自国ですから、相手とは殺し殺される対象にならざるを得ません。
いずれが善で悪と、極めつけられぬ特殊な状況におちいります。
入場料金は、老人割引でなく、若人割引を設定してほしいと思います。
僕の長兄はビルマ戦線で戦死(たぶん餓死)し、母親は大阪大空襲で殺されました。
現実にはロシアもアフガンに侵攻したものの途中で撤退し、アメリカも撤退の方向に進んでいます。
現実にはタリバンはまた復活しているようですが、彼等を弱体化させる方法は、国を豊かにする以外に手立てはなさそうですね。
>アフガニスタン山岳地帯で・・・たった一人生き残る戦争実話。
「掟」とは・・・
それぞれの立場で掟が有り
自分が生き延びるための極限状態でも掟を守ることができるか?
難しい問題ですね
とにかく
戦争は、映画の世界だけにしてほしいものです。