新聞斜め読み

きのう１１日の朝刊を斜め読みしてみた。

「トキ９羽　襲われ？死ぬ」佐渡でショックな話題。テンの犯行というが、テンで話しにならぬ！

「愛子さまが３日連続登校」騒ぎすぎが愛子さまにも宮内庁と学習院のためにもなっていない。庁と院は責任回避のために会見せざるを得ず悪循環とは悲しい。

「金刀比羅宮」こんぴら船々、追風おいてに帆かけてシュラシュシュシュ・・・
表書院-虎の間の襖絵は「遊虎図」他に円山応挙の作品が並び、絵画だけでも3500点以上の総てが寄贈品という。信心なので、さもありなん。iinaは、ちょうどアルバムをＣＤ化していて、たまたま四国旅行したときの琴平を懐かしく思っていたところだった。

「鎌倉古都の象徴倒れる」鎌倉八幡宮の大イチョウが強風と雪の重みのために根元から折れた。
鎌倉幕府3代将軍源実朝の暗殺者が、このイチョウに隠れていた伝説があって残念、無念。樹の内部が空洞になっており様々な要因から折れたとはいえ、身近なシンボルが突然に倒れてしまった。
鎌倉には、父の転勤に伴い住まいが決まる迄の間、厚生寮に１ヶ月暮らし、それが縁で夏休みにアルバイトもし、以降も親戚がくれば必ず案内したものだ。

「ハリウッド方程式拒み一貫」『ハートロッカー』のキャスリン・ビグローがアカデミー賞史上、初の女性監督賞を受賞。

「クロマグロ規制」ワシントン条約で取引禁止されそうな気配。
都合のよい解釈がまかり通る不可思議さは、理解不能。食文化は固有のものであり、グローバリエーションとは関係ないと思うのだが、・・・。牛や豚などは食べてよいとの整合性はあるのか？クロマグロは知能が高いだの絶滅品種云々というが、人種差別や戦争による虐殺の方を先に解決して欲しいもの。

「年金制度改革」年金制度の一元化云々。
iinaは思う。そもそも昭和61年に年金改正した際に、一元化への方向が示されていた筈なのに二十数年を経て統合はまったく進んでいないことに不信感を抱く。なるほど役人の年金は保守されていた。
昭和61年以降バブルが弾け、証券業界を活気づけようと民間の厚生年金の資産運用を株に投資して財源が悪化。一方の役人の共済年金は株式投資を避け堅く運用したことが官民の資産形成に差が生じてしまった。悪化した民間に役所が統合したがらない姿勢が透けて見える。
民間は踏んだり蹴ったりされている。

テレビ番組に「空から日本を見てみよう」　　「東武伊勢崎線　浅草～草加～越谷～動物公園」は東京スカイツリー上空を飛ぶといい、見なければと思って宵に見た。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［　１１日（木）読売新聞・朝刊より　］