もののはじめblog

コメント歓迎 ! 
必ずコメントに参ります by iina

2014年07月10日 | ことば遊び
しょう」 という国の人がはじめた職業だから 「商業しょうぎょう」という。

 いんの人々は、高台に集落を作り 「商」 と自称していた。
 どこからでも目立つ高い建物という意味をこめて「商」の文字を、
  入れ墨をするための注射針のような物の形「辛」(目立つという意味) + 高い建物の形 で象った。
 

しゅうに滅ぼされた後、その一部は工芸品を行商するジプシーと化し、中国に商業がはじまった。ここから、「あきない」は商国の人の意から転じて、行商人の意となった。

ちなみに、「あきなう」という訓は、秋の収穫の後に取り引きが行われたことに由来する。

コメント (7)    この記事についてブログを書く
« ベスト富山 | トップ | 雨のスカイツリー »

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
商い (らいちゃん)
2014-07-10 06:37:06
経済活動に欠かせない「商」という言葉の語源がよく分かりました。
中国に「商の国」があったことも初めて知りました。
訓読みの「商う」が秋の収穫後の取引に由来しているのは、如何にも日本的です。

>富山を越中といいますが、いまはクラシックパンツと称して一部で流行っているそうですが、越中ふんどしの老舗はありません
子供の頃、越中ふんどしをして泳いでいました。
当時は、てっきり富山の名物と思っていましたが、これもまた認識を改めなければいけませんね。
返信する
お早うございます。 (延岡の山歩人K)
2014-07-10 08:09:42
「商」と言う字の語源が良く理解できました。
「商」と言う国が有ったとは・・・初めて伺いました。
「あきなう」という言葉は、日本の庶民的な感じがして良いですね

返信する
Unknown (焼酎学生)
2014-07-10 09:01:17
ボクは門外漢ですが、漢字という文字への興味・関心は大きいです。
それにしても、その道の専門家iinaさんの、知識の広さと深さにはいつも感嘆させられます。
返信する
3コメントに φ(..) (iina)
2014-07-10 11:16:11
(らいちゃん)  へ
「巨泉×前武ゲバゲバ」というバラエティがありましたが、世間の無責任な下馬評談義をしていたのでしょうか。
こちらは、「ゲバルト」(独:gewalt、暴力。当時の学生運動などで国家権力に対する実力闘争を表す言葉として多用。)から
きているそうです。チェゲバラもいました。 (^^ゞ
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/20bc4667237bcc083bdfaaa14813b6bb

らいちゃんは、越中ふんどしをして泳いでましたか。赤フンではなかったのですか・・・。
ところで、越中ふんどしの名は、越中守だった細川忠興が考案者とする説があるらしいです・・・?




(延岡の山歩人K) さん へ
相当な大型台風ですから、延岡市内に建つ高いエントツが倒れぬか心配です。
こんどの台風は8号であり、消費税も8%ですから、8に悩まされます。
どうせ避けられぬなら、隣国からの黄砂とPM 2.5の大掃除をしてもらうと、前向きに考えるしかありません。

そんな隣国の漢字について考える最近です。




(焼酎学生) さん へ
高岡にも路面電車が走りますが、氷見に向かった伏木で新湊方面に曲がります。JR氷見線なら通っていますよ。
漢字の成り立ちについては、通信講座案内のパンフレットを借用しています。何度も案内が届くので、数も増えました。

湘南台に通院でしたか。おだいじに。

返信する
あきなう (野の花)
2014-07-10 15:49:38
あきなうの意味はそこから来ているのですね。

秋の収穫・・サケが上ってきて アイヌの人たちがあきないをするとき、一匹目を 始めといい二匹目を、1と数えた
最後を仕舞いとと数えて 合計二匹を多く取って、和人は
あきないをしたとか・・  そんなことを思い出しました。
返信する
四民 (勿忘草)
2014-07-10 22:24:40
昔々、学校で士農工商という身分制度を習いました。
商人の家に生まれた僕、江戸時代なら一番低い身分でした。
でもその考え方は間違いで、「老若男女」のように「民」を4つに分類しただけなんだそうですね。
でも今の僕は決して身分が高いとは思えません。
「老若男女」の言い方なら一番上になりますけど・・・( ̄◇ ̄;)
返信する
2コメントに φ(..) (iina)
2014-07-11 08:27:10
(野の花) さん へ
イカは、いくら食べても飽きがこず、いかにもおいしいですね。
アイヌは、食べる分だけ捕り必要以上の殺生をしないのですね。恐らく小さい獲物は、逃がして大きくなってこいよと
放ったと思います。

春の城端曳山は、雅なお祭りで、
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/7ee2806f3eb02b6f472834801fc9f63b
秋のむぎや祭は城端別院で趣があって好きなところです。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/4ab98920177f572e8db25ae2405f6df8




(勿忘草) さん へ
ほおずき市に、ゆかた姿は涼やかですね。
浅草でゆかたを買ったときの実話です。 ↓  (^^ゞ
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/db5ae56b1ab55ae1571fe03bd382d701

人生五十年の時代ではない現代は、iinaの街では「六十歳代を高齢者と言わない都市」宣言をしましたよ。

返信する

コメントを投稿

ことば遊び」カテゴリの最新記事