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必ずコメントに参ります by iina

うるう年

2008年03月01日 | 
買ったばかりの腕時計が、きのう29日を、きょうの1日を表示した。
自動的にうるう年に対応しているのは、電波通信して時刻を1秒も狂わせないタイプだから。買った初めは、時報ピッタシに時を刻むのが珍しく、時報の度に腕時計を見ていた。また、時刻合わせしなくて済むのにも、電源が光エネルギーなので電池交換の手間要らずも嬉しい。しかもチタン製の軽量は、近頃のiinaの嬉しい買物でした。

さて、4年に1度は、うるう年。そもそも うるう年とは?

「暦で1年は365日だが、ホントは365日より5時間46分48秒長い。その長い分を約6時間=4分の1日と考えると、4年に1日ずつ暦にズレが生じる。それを防ぐために4年に1度、暦を1日増やすのがうるう年」

“余り”の5時間46分48秒を1年に6時間としたのなら、今度は本来の長さより暦のほうが長くなってしまう ?

いまの『グレゴリオ暦』は、紀元前45年に制定された『ユリウス暦』をもとにしており、それには『4年に1度うるう年を置く』としかされておらず、約130年ごとに1日ずつズレてしまった。そこで、1582年に当時のローマ教皇・グレゴリウス13世が『西暦が100の倍数のとき、それを100で割った数が4で割り切れる年をうるう年とし、割り切れない年はうるう年に当たる年でも平年とする』と改暦。

そんな年に当る2000年を経験したと思っていたけど、実は2月に29日はあった。例外の例外で”西暦が100の倍数のうち、400の倍数の年だけはうるう年になる”のだとか。
次に“省略されるうるう年”は、2100年。

ちなみに増える日にちを「2月29日」に当てた理由は、古代ローマ暦で1年の始まりが3月であったから。1年の終わりである2月に調整したという。


また、仏語で閏年はannee bissextileといい、ラテン語bissextilis(閏年)から来ています。これは「朔日(ついたち)の前の日が2度ある年」というような意味で、3月1日の1日前、つまり2月28日が2度ある、ダブっている、ということなのです。

さらに、
2月29日生まれの人はどうやって 歳を数えるか ?
民法第143条の規定で、誕生日の前日が終了する瞬間に年齢が変わる。つまり2月28日が終了する瞬間に年齢が変わることになり、当然ながら平年でも閏年でも同じというわけ。


写真は、雷門前の交差点にある観光センターのカラクリ時計。






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2 コメント

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感謝御礼 (やましゃけ)
2008-03-04 10:42:35
遅ればせながらお礼を言いに来ました。トラックバックありがとうございました。おかげで勘違いな発言に気付けました^^;。
四年後は気をつけたいと思います。
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(やましゃけ)しゃん へ (iina)
2008-03-04 22:58:18
西暦が100の倍数のとき、それを100で割った数が4で割り切れる年
をうるう年とし、割り切れない年はうるう年に当たる年でも平年とする
のだそうです。
ところが、
”西暦が100の倍数のうち、400の倍数の年だけはうるう年になる”
のだとか・・・。
無言。
返信する

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