エリックの週末田舎で農業

東京の喧騒を離れ、週末は遥か450km西の伊賀のイノシシや鹿が闊歩する山の中で田舎暮らし

田植えの準備

2018-05-13 16:06:58 | 農業

4月になってそろそろ田植えの準備をしないと5月のお連休に田植えができないことから久しぶりに帰郷しました。
我が田舎町です。真ん中に大きな木津川という1級河川が流れています。子供のころは学校にプールもなくてよく川でパンツのまま泳いでました。今は、上流で下水処理施設ができてから水がよどみ、鮎やハヤも見られなくなり、代わりに大きな鯉や亀ばかり目につきます。


さて、冬の間に壊されたあぜ道を補修するのに3日かかりました。その時、稲干場から土を運んだのですが、昨年カブトムシの幼虫を育むために刈り取った草を積んであったのが秋にイノシシが幼虫を掘り返し食べてしまい全滅したかと思ってのですが、一部生き残ってました。全部で数えてみると20匹生存してました。東京に持ち帰り自宅で育てた50匹に加え新しい血縁を入れて、友達3人に引き取ってもらいました。次の写真は、偶然生存していた20匹の一部です。既に大半はレジ袋に入れました。


次にトラクターで田んぼの掘り起こしを行いました。畔は既に4月初めに農協に委託して塗ってもらってました。
100mの長い畔を塗る経費は約9千円、これを自分の手でやれば2日かかります。時間より畔塗りの手作業は重労働です。

大きな田んぼは無事耕せたので、次に小さな田んぼに移ります。
ここの問題は、モグラ対策です。
写真を見てわかるように、畔際に穴がたくさん開いているのはモグラのせいです。これを塞がないと水が漏れます。ただ、この田んぼはザルのように床自体がモグラに穴をあけられているようで水漏れが激しく水を入れても2~3日しか持ちません。いっそのこと畑に変えた方がいいのですが、私のような遠距離農業者には維持できません。これからの季節2週間も畑をあければ草が伸び放題で野菜など育てられません。


このブログを書いてる今は、既にGW中に田植えを終わり一息ついてるところです。今週末(5月第3週)に再度帰省し、田植え後の様子も含めてまたお伝えします。

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