GANの旅行記

私(GAN)がバスツアーなどの旅の道中記をお送りします。

高速バスの予想外な話題。(その1)

2006-11-13 16:11:30 | 交通
旧聞になりますが、高速バスの話題を2点。

まずは、東京駅⇔下関駅を結んでいる、「ドリームふくふく号」(中国JRバスサンデン交通の共同運行)が今月限りで廃止される事になった。
この路線、日本の高速バスでは、東京⇔福岡の「はかた号」に次いで、国内2番目の長距離高速バスとして、運行している。
最近では、寝台特急「あさかぜ」廃止に伴い、横浜(YCAT)にも停車するようになって利便性が増していたのに廃止とは、非常に残念である。
私が思う、一番の原因は、「ツアーバス」が原因である。
「ドリームふくふく」の運行会社である、サンデン交通のHPを見ると、「山口-東京ツアーバス」が掲載されているのである。
つまり、サンデン交通も「ツアーバス」に参入しているのである。
だから、普通の「高速路線バス」に影響が出るのである。
個人的には、旅行会社が主催する「ツアーバス」は、料金は安いものの、キャンセル料が高いのと、車両は、普通の観光バスを使っているものが多い、中にはトイレ付きのもあるが、車両は高速バスで使っていた中古車が多く、付いても使用停止か小のみと言われるところもある。
バスに乗るまで、どこのバス会社の車両が来るのか全く分からないのと、(普通の高速バスは、共同運行でも、どちらか一方のバスが来るし、予約時などに乗車する便の担当会社を問い合わせればたいていの会社は教えてくれる。)
乗車場所が高速バスに比べて分かりにくいし、ツアーバスは安全性にも問題がある。(車両整備や運転の問題など)(ちなみに高速バスでは、ほとんどの会社は一般路線などで一定の経験を積んだドライバーを訓練させてから乗務しています。)
なので、はっきりいって、個人的には、「ツアーバス」はおススメできません。
運賃は多少高くても、安心で快適な「高速路線バス」の方をおススメします。
「ツアーバス」の中には、「高速バス」と、うたっているのもありますが、個人的には、普通の「高速バス」のイメージダウンになりかねないので、それを使うのはどうかと思います。

「ツアーバス」の影響で、「ドリームふくふく」のような、普通の「高速路線バス」が消えていくのは、個人的には非常に残念に思います。


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