衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

「芸術」を、「芸術」から学ぼう!・・・・

2010-06-24 09:52:01 | 衣・考
3年生の衣服製作課題は「アパレル(量産を想定した衣服デザイン)」か「クリエーション」かを選択できる。

昨年までは、「クリエーション」を課していたのですが・・・・・・

あまりに重い、・・・・・といいますか・・・・・

・・・・できない・・・・・も多く・・・・

今年度からは「選択」でよい、ことにしました。

それにしても、「服はつくれる」人が、突然「できなく」なります。

何が問題か?

まず、クリエーションの条件は

①社会に向けて発言したい、表現したい「考え」「気持ち」「意見」がある

②それを、「衣服」に落とし込んで「表現する」(学生ですから、課題ですから、今まで学んだ服づくりの技術、知識を生かして)

③歴史、時代の流れの中での仕事であることを自覚しつつ

④多くの人に「美」を感じてもらえるものとして、完成させる

以上は、わたしの勝手な考えですが・・・・・

で、これをするには、「芸術」を学んでおく必要があります。

日本の教育制度のなかでは、年々おろそかにされているように見えます。

専門学校で、突然やっても、遠い・・・・・・です!

それは、就職活動にもつながります・・・・・明日・・・

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