森城
城主;鳥屋尾右近将監、北畠具親
住所;三重県松阪市飯高町森
形状;山城 標高235m 比高20m
櫛田川と蓮川の合流点
地図;
経緯;天正5年春、織田信雄軍の日置大膳・治大夫兄弟が閼伽桶城(読み:あかおけじょう 別名:赤桶城(あこうじょう))、九十九曲城(つづらくまじょう)、峯城、乙栗栖砦(おとぐりすとりで)、富永館を陥落させた。次に北畠具親自身がいる森城を大軍で包囲した。具親も奮戦するが負傷して安芸の毛利氏を頼って逃れた。この戦いによって峯氏・乙栗栖平八郎兄弟、家木主水佑、鳥屋尾右近将監らが戦死した。
感想;現状は開墾されて全体像は想像できない。中心部にあったと思われる切岸に囲われた頂部(主郭)が残っている。この頂部を取り囲むように櫛田川と蓮川の合流点から和歌山街道までの一帯が森城であったのではないかと思われる。
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