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今回の記事は『[リミット]』(2010年、監督:ロドリゴ・コルテス)です。
埋められた棺桶の中という極限の閉鎖空間を舞台に、一人の男の必死の脱出劇をスリリングに描き出した緊迫のサスペンス・スリラー。
主演はライアン・レイノルズ。
というか、ぶっちゃけ出演者はほぼこの人ひとりだけ。徹底してます。
閉所恐怖症の人が観たら発狂するんじゃないかというぐらい狭い密室がよく表現されてます。
息苦しさ満載の映画。
■内容紹介 ※goo映画より
目を覚ますと、そこは土の中に埋められた匣《はこ》の中だった。
ポール・コンロイはイラクで働く米国人運転手。
何者かに襲われ拉致され、気づくと棺のような匣の中にいた。
充電切れ間近の見知らぬ携帯電話を使い、ポールは思い出せる番号を押す。
家族、政府、会社…。
脱出の可能性を探るが、匣の中の酸素には限界がある。
やがて1本の電話がかかってくる。
相手の目的は…?
昏い匣の中
![[リミット]](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/79/22ed8c865be4ecfda9d76021605110cf.jpg)
![[リミット]](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/5d/63398fef711bd80995e07bf8f1c7c098.jpg)
■感想
冒頭にもちょこっと書いたとおり、この映画は究極の密室映画となっています。
手足を伸ばすことも出来ない。
起き上がることも出来ない。
そんな状態になってしまったら、それはどれだけ息苦しいことだろう。
この映画を観るとそれを肌身に感じることができます。
観ていてとにかく息苦しくて溜まらなかった。
なので閉所恐怖症の気がある人は鑑賞要注意の映画です。
登場人物はひとり、舞台は匣の中だけ。
映像は暗く、ほぼ主人公ポールのアップのみ。
これだけ限定された撮影を行った映画は少ないだろう。
これ相当低予算に違いない。
とは言え、この映画に退屈を感じさせるシーンはなかった。
これは相当に上手く演出、脚本が練られているおかげなんだと思う。
ポールの苛立ちや不安が実にリアルに感じられ、緊迫した極限状態に絶えず恐怖を感じてしまいます。
蛇のシーンとか恐ろし過ぎる。
CRTの人事の人、酷すぎ。
犯人の残酷な仕打ちに苛立ちも覚えずにはいられない。
時々匣が縦に長くなったり横に長くなったりする演出は少し妙に感じました。
けどこの演出が無かったら本当にワンパターンな映像がずっと続くことになるからな。
ちなみに映画の後味は最悪です。
ですが、映画のアイデアは面白く、作りも演出も相当に上手い出来です。
なので興味がある方はご覧になってみるのも悪くないかと思います。
以下、ネタバレを含む愚痴。
構わない人だけ反転して下さい。
(箱は開いて欲しかったなぁ。
で、どんな結末であろうと箱は最後には開いてたまりに溜まった息苦しさを解放して欲しかった。)
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)
■Link
+⇒公式HP(Japanese)
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埋められた棺桶の中という極限の閉鎖空間を舞台に、一人の男の必死の脱出劇をスリリングに描き出した緊迫のサスペンス・スリラー。
主演はライアン・レイノルズ。
というか、ぶっちゃけ出演者はほぼこの人ひとりだけ。徹底してます。
閉所恐怖症の人が観たら発狂するんじゃないかというぐらい狭い密室がよく表現されてます。
息苦しさ満載の映画。
■内容紹介 ※goo映画より
目を覚ますと、そこは土の中に埋められた匣《はこ》の中だった。
ポール・コンロイはイラクで働く米国人運転手。
何者かに襲われ拉致され、気づくと棺のような匣の中にいた。
充電切れ間近の見知らぬ携帯電話を使い、ポールは思い出せる番号を押す。
家族、政府、会社…。
脱出の可能性を探るが、匣の中の酸素には限界がある。
やがて1本の電話がかかってくる。
相手の目的は…?
昏い匣の中
![[リミット]](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/79/22ed8c865be4ecfda9d76021605110cf.jpg)
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■感想
冒頭にもちょこっと書いたとおり、この映画は究極の密室映画となっています。
手足を伸ばすことも出来ない。
起き上がることも出来ない。
そんな状態になってしまったら、それはどれだけ息苦しいことだろう。
この映画を観るとそれを肌身に感じることができます。
観ていてとにかく息苦しくて溜まらなかった。
なので閉所恐怖症の気がある人は鑑賞要注意の映画です。
登場人物はひとり、舞台は匣の中だけ。
映像は暗く、ほぼ主人公ポールのアップのみ。
これだけ限定された撮影を行った映画は少ないだろう。
これ相当低予算に違いない。
とは言え、この映画に退屈を感じさせるシーンはなかった。
これは相当に上手く演出、脚本が練られているおかげなんだと思う。
ポールの苛立ちや不安が実にリアルに感じられ、緊迫した極限状態に絶えず恐怖を感じてしまいます。
蛇のシーンとか恐ろし過ぎる。
CRTの人事の人、酷すぎ。
犯人の残酷な仕打ちに苛立ちも覚えずにはいられない。
時々匣が縦に長くなったり横に長くなったりする演出は少し妙に感じました。
けどこの演出が無かったら本当にワンパターンな映像がずっと続くことになるからな。
ちなみに映画の後味は最悪です。
ですが、映画のアイデアは面白く、作りも演出も相当に上手い出来です。
なので興味がある方はご覧になってみるのも悪くないかと思います。
以下、ネタバレを含む愚痴。
構わない人だけ反転して下さい。
(箱は開いて欲しかったなぁ。
で、どんな結末であろうと箱は最後には開いてたまりに溜まった息苦しさを解放して欲しかった。)
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題名 | [リミット] |
製作年/製作国 | 2010年/スペイン |
ジャンル | サスペンス/ドラマ/ミステリー |
監督 | ロドリゴ・コルテス |
出演者 | ライアン・レイノルズ 以下、声の出演 ロバート・パターソン ホセ・ルイス・ガルシア・ペレス スティーヴン・トボロウスキー サマンサ・マシス エリク・パラディーノ、他 |
メモ・特記 | 特になし |
おすすめ度 | ★★★☆ |
■Link
+⇒公式HP(Japanese)
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地元にも来てくれるとよいなぁ。
ただ年内は多分無理で(レビュー溜めてるので)たぶん年明けになります。
>Matthewさん
この映画は怖くはないです。
映画のアイデアは面白く、斬新な感じがします。
ただやっぱ結末が…。
確かに、怖くはなかったですが、ただやっぱり結末が・・・でしたね。
ストーリーの展開からは、納得はできるんですが・・・
ラストの正体がアレだったっていうのが、最後にインパクト与えていました。
「ああ、やっぱり・・・」って。
この映画はやっぱり少し良くないってのがありますね。
けど、画面に出てくるのはライアン・レイノルズ1人だけで最後まで観させる展開はある意味凄いんじゃないかとも思います。