WillcomD4 バッテリー消費が早すぎる件についての理由の推測

私はどうもD4について大きな勘違いをしていたようです。
この端末はパソコンのように見えますが、最後の最後で「電話機」として、設定されていたのでした。
そのため、「どんなとき」でもメールの送受信や電話の着信などの動作が可能なように設定されているのです。

実際、取り扱い説明書３７Pには「スリープ・休止状態」とあり、
スリープ状態は当然として「休止状態」でも「ライトメールの自動受信、PDXメールの自動受信」は動作すると記述されています。

これでは、他の一般的ノートパソコンと比較して、
休止状態でもバッテリーがどんどん減っていくのは仕方がないですね。
まあ、そのおかげで「リアルタイムにメールが受信できる」数少ないWindowsPCであるのですから。
ウイルコム端末機能比較一覧
ここの比較一覧でいうところの「連続待受け時間：1.5時間」というのはある意味正直すぎる報告でしょうか。
休止状態でもメールがひっきりなしに来る場合、結果として1.5時間しか待ち受けできない可能性は十分にありえます。

これからシャープに望む仕様変更としては
「オンラインサインアップしていないD4」の休止状態、スリープ状態の挙動については、
一般的ノートパソコンと同じような挙動をするように変更し、
休止状態ではせめて48時間くらいは持つようにチューニングをしてほしいものです。
W-SIMが刺さっていないD4ならメール自動受信に備えて、バッテリーを常に利用する理由はないのですから。
多分、これくらいならチューニングで回避できると思うんですけどねえ・・・

もしくは有志のひとがW-SIMのメール受信用サービスを解析し、
休止状態ではそのサービスが停止するようなアプリを作るぐらいしか
手がない、かもしれません。

追伸。
D4を「通話待ちうけ」に使っている人へのお得なアドバイス。
電話の着信は履歴に残るだけですが、
ライトメール、PDXメールはきちっと「受信動作」するためにD4は「勝手に起動」します。（電源を完全OFFにされている場合を除く）
よって、D4に電話をかけようとする人は
①「ライトメールかPDXメールに送信」
数分ののち
②「電話」をかける
上記手順を踏むことでほぼ確実にD4が「着信音」を鳴り響かせます。
ある意味WakeUpOnW-SIM?機能を利用するといえばいいのでしょうか？