本日、香川県仲多度郡まんのう町にある、まんのう町琴南公民館にて、「安造田東三号墳出土モザイク玉調査報告会」が開催された。
安造田(あそだ)東三号墳は、まんのう町羽間にある古墳。
平成2年の調査で出土したモザイク玉が平成26年に最新鋭の分析機器により、ササン朝ペルシャ産である事が判ったというもの。
平成2年当時、調査に携わった善通寺教育委員会の笹川氏と平成26年に分析した奈文研の田村氏による説明で、四半世紀かけての日本の技術進歩とそれに携わる全ての人にありがとうと言いたい。
ガラスの材料、融剤などの化学分析、緻密な調査の積み重ねで、生産地、製作法が判る。凄いなあ。
そんなササン朝ペルシャ産のモザイク玉が、正倉院にも無いようなガラス玉が、ここ安造田東三号墳から出土した。独自の交易ルートを持っていたのだろうか。かなり力を持った豪族だったのだろうか。
今日の報告会、本当に良かった。
平成27年8月撮影。
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