

栗林公園の東門に常磐橋(ときわばし)はある。
かつて高松城から各地に通ずる街道の起点として重んじられた橋(太鼓橋)である。
「紀元二千五百三十四年二月」と刻まれているが、西暦1874年(明治7年)2月、常磐橋北詰に大小区制に於ける第18大区区長事務所が設けられた事によるものか。
明治33年、高松築港拡張工事に伴い堀は埋め立てられ、明治34、35年頃、撤去され、その後明治末期に一部が栗林公園東門に移設されたものである。
かつて、高松城下の象徴的存在であった「常磐橋」。今なお国の特別名勝である栗林公園に架かる橋として、その役目を果たし続けている。
平成23年9月撮影。
→栗林公園 鴨引堀【高松市栗林町】
←特別名勝 栗林公園東門【高松市栗林町】
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