※通常、ブログのテキストは"うえぽん"選手が執筆しております。
しかし今回はうえぽんが欠席。
そのためりゅーやが代筆しております。
◇
HYBRIDSの記念すべき第10戦。
今回は野球をやるだけではなかった。
知らないうちに色々と"付録"が付いていた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◆ふろく1
試合終了後は花見だよ!
◆ふろく2
女子が来るよ!
◆ふろく3
相手の先発は高校3年生だよ!
◆ふろく4
エースでマネージャーのうえぽんが初欠席だよ!
◆ふろく5
女子が来るよ!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「小学1年生」の4月号のような盛りだくさんぶり。
「スタバ」でいえば、ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノ。
もはや呪文。
◇ ふろく1 花より男子野球 ◇
試合が終了後、時間がある者は大抵食事に行く(アルコール込)。
今回の試合会場は花見どころ。
東京の開花から1週間、これで花見をしなかったから花見の神様に怒られる。
しかし、なーんの用意もしていない。
場所を取れるだろうか?
それどころかシートを買い忘れている。
ちゃんとできるだろうか…
不安である。
◇ ふろく2 女子がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! ◇
HYBRIDSはどちらかといえば男子校である。
マネージャーすら男子。
異性の視点を排した同性だけで醸し出す空気、それは"ノビノビ"。
そこに女子がやって来る―――
文化祭で日常男子しない風景に女子がいる、あの妙なテンション。
この「妙」は「絶妙」ではなく「奇妙」。
持って行き場のない感情を、昂揚感に変えてしまうのだ。
「ドキッ!男子だらけの野球大会!ポロリもあるよ!」(※ポロリ=エラー)の中に女子を迎える。
逆に「独占!女の60分」に男として紛れ込む自分を想像してほしい(全然逆になってなかった)。
既にこんなことを書いていることからしておかしい。
女子に見守られたHYBRIDSはどんなプレーを見せるだろうか…
不安である。
◇ ふろく3 相手の先発は平成生まれ ◇
対戦相手の先発はついこの前に高校を卒業した18歳の少年。
1990年生まれ。
勝新のパンツからコカインが出てきて玉緒が泣いた1月。
水玉ネクタイの海部さんが総理大臣になった2月。
紀子さまがご成婚した6月。
フセインがクウェートに押し入った8月。
バブルがはじけ始めた12月…
ザッツ平成2年。
ドラクエはまだ4だった。
巨泉のセミリタイヤと時を同じくして彼の人生が始まったのだ。
その年に自分が何歳だったかの引き算をすると泣きたくなる。
平成生まれもプロ野球にアダルトビデオにと、各界に進出している。
彼もまた高校卒業なのだ。
「この試合は彼の大学合格記念試合だ」
2週間前、対戦相手の監督さんは言った。
彼が4番ピッチャーで、先発完投する。
サウスポーから繰り出されるキレのあるストレートと、落差のある変化球。
HYBRIDSには手ごわい。
偏差値50ないのに、東大に出願するようなものだ。
受験に打ち込んだ1年間の鬱憤を晴らされるのか。
1週間前、対戦相手の監督さんはメールに書いた。
「連絡が来ない…」
試合当日、挨拶に行くと「それには触れるな」というムードになっていた。
合格祈念試合に変更になった。
気落ちしたところをガツッと打ちこむ!…そんなイメージを不謹慎にも持とうしたが、持てるわけがない。
どちらにしても鬱憤を晴らされる役目か…
不満である。
◇ ふろく4 うえぽんの皆勤記録ストップ ◇
うえぽんがいない。
チーム発足以来10試合目にして初の欠席である。
理由は結婚式。
彼の名誉のために付け加えるが、彼の結婚式ではない。
彼が結婚するときは、我々も呼ばれるに決まっている。
閑話休題。
(閑話しかしていない)
彼はエースであるだけでなく、チームで担っている役目が一番多い。
◆◆◆うえぽん の しごと◆◆◆
・はいぶりっず の おかね の かんり は うえぽん がしているよ
1えん たんい の めいろうかいけい
はいぶりっず の ざいむだいじん だ !
・はいぶりっず の ばっと と ぼーる そのほか の びひん を かんり しているよ
まいしあい ぼくら が つかう どうぐ を もってきてくれるんだ
しあい の あと よごれた ぼーる を ぴかぴかに あらってくれるのも うえぽん
うえぽんち が はいぶりっず の きゅうだんじむしょ だ!
・はいぶりっず の きろく の しゅうけい を しているよ
ぼくらの IDやきゅう は うえぽん が ささえてる !
・よむひと を たのしませている この ぶろぐ は うえぽん が かいてるよ
あの すばらしい おもいで を よみがえらせてくれるんだ !
試合中に記録を付けてくれる"ひろき"ともども、HYBRIDSは2人の見えざる力で毎回楽しむことができるのです。
(改めて、お二人に感謝とリスペクトを皆さんも)
今回、うえぽんからりゅーやが代行することになった。
事前に道具を受け取る。
2本のバット、10個のボール、現金袋…これがHYBRIDSの固定資産。
それを試合会場に持ってくる。
試合の後はこれを持って帰る。
当然、試合会場までの距離が遠ければ遠いほど重さが圧し掛かる。
記録は今回ひろきが出席なのでお願いし、終了後に受け取る。
試合の日にやることは、お金の出し入れだ。
対戦相手に折半分のグラウンド代と審判代を払う。
メンバーから試合代を貰う。
お釣りを用意しておく。
試合が終了しても、まだ終わらない。
ひろきから受け取った成績を集計する。
エクセルに打ち込む。
それからブログに試合のコラム(戦記)をアップする。
うえぽんのブログはクリエイター揃いのHYBRIDS内外からの評判が高い。
(しかしうえぽんの本職はクリエイターではないという)
当然、いいテキストにはそれだけの時間を要する。
試合が終わっても、まだうえぽんの"試合"は終わらないのだ…
それに比べて監督とは何とラクなのだろう…とりゅーやは思った。
「人を集めてプレーボールしたら俺の仕事は終わり」と言って、自虐的に俺を褒めて褒めて光線を出していた。
表に出る分、皆にも仕事をしてるのが伝わりやすい。
しかし、うえぽんの仕事はまだまだ続くし、見えない部分が多いだけにみんなには分かりづらい。
何ということだ!褒めて褒めて詐欺じゃないか。
煩雑な仕事を的確にこなしているうえぽん。
頭が下がる。
下げるしか頭の持って行き場がねぇ!
うえぽんはHYBRIDSの"おかん"なのだ!
僕らはおかんに甘え過ぎたのだ。
そのおかんが他の男のところに行ってしまった。
今まで好き勝手やっていた夫は子供たちを抱えて路頭に迷う。
おしめを洗濯しながら、妻がどれだけ耐えていたかを知る夫…
「うえぽん、俺が悪かった、帰ってきてくれ!」
HYBRIDSの皆さん、改めて我らがおかんにリスペクトを!
2008年度のMVPはうえぽんに贈ります。
今決めました。
ありがとう!うえぽん!
ぼくらはうえぽんをわすれない!
◇ ふろく5 女子が来るよ! ◇
先生、大事なところだから2回言います。
女 子 が 来 る よ !
みんな、半年前のシゲーリック事件は忘れていませんよね?
BRYpedia -シゲーリック事件-
そうですね、友達の女子を応援に呼んだシゲーリックがその試合中に骨折した事件ですね。
2008年9月23日ですね。
「急に見(923)たから折れちゃった」と覚えるんですね。
では、どうしてこれを復習するかといえば、
「女子を連れてきた選手は怪我をする」
というジンクスがあるかもしれないからです。
そうですね。
「男子が女子の前で張り切りすぎて怪我をする(精神的な意味で)」
これはよくあります。
「いいところ見せたる!」といつもとは違うテンションになるのでしょうね。
すると肉体にもいつもとは違う負荷が掛かってしまって…
そう考えると「女子連れ選手が怪我をする(肉体的な意味で)」は科学的に証明されたと言えますね。
女子を連れてきたシゲーリックはその試合で先発投手を務めていました。
奇しくも女子のきっかけになったすずきちは、この試合の先発…
これ、試験に出ますよ。
・
・
・
弥生3月、桜3分咲きの羽根木公園の昼下がりに試合は始まるのである。
(つづく)
しかし今回はうえぽんが欠席。
そのためりゅーやが代筆しております。
◇
HYBRIDSの記念すべき第10戦。
今回は野球をやるだけではなかった。
知らないうちに色々と"付録"が付いていた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◆ふろく1
試合終了後は花見だよ!
◆ふろく2
女子が来るよ!
◆ふろく3
相手の先発は高校3年生だよ!
◆ふろく4
エースでマネージャーのうえぽんが初欠席だよ!
◆ふろく5
女子が来るよ!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「小学1年生」の4月号のような盛りだくさんぶり。
「スタバ」でいえば、ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノ。
もはや呪文。
◇ ふろく1 花より男子野球 ◇
試合が終了後、時間がある者は大抵食事に行く(アルコール込)。
今回の試合会場は花見どころ。
東京の開花から1週間、これで花見をしなかったから花見の神様に怒られる。
しかし、なーんの用意もしていない。
場所を取れるだろうか?
それどころかシートを買い忘れている。
ちゃんとできるだろうか…
不安である。
◇ ふろく2 女子がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! ◇
HYBRIDSはどちらかといえば男子校である。
マネージャーすら男子。
異性の視点を排した同性だけで醸し出す空気、それは"ノビノビ"。
そこに女子がやって来る―――
文化祭で日常男子しない風景に女子がいる、あの妙なテンション。
この「妙」は「絶妙」ではなく「奇妙」。
持って行き場のない感情を、昂揚感に変えてしまうのだ。
「ドキッ!男子だらけの野球大会!ポロリもあるよ!」(※ポロリ=エラー)の中に女子を迎える。
逆に「独占!女の60分」に男として紛れ込む自分を想像してほしい(全然逆になってなかった)。
既にこんなことを書いていることからしておかしい。
女子に見守られたHYBRIDSはどんなプレーを見せるだろうか…
不安である。
◇ ふろく3 相手の先発は平成生まれ ◇
対戦相手の先発はついこの前に高校を卒業した18歳の少年。
1990年生まれ。
勝新のパンツからコカインが出てきて玉緒が泣いた1月。
水玉ネクタイの海部さんが総理大臣になった2月。
紀子さまがご成婚した6月。
フセインがクウェートに押し入った8月。
バブルがはじけ始めた12月…
ザッツ平成2年。
ドラクエはまだ4だった。
巨泉のセミリタイヤと時を同じくして彼の人生が始まったのだ。
その年に自分が何歳だったかの引き算をすると泣きたくなる。
平成生まれもプロ野球にアダルトビデオにと、各界に進出している。
彼もまた高校卒業なのだ。
「この試合は彼の大学合格記念試合だ」
2週間前、対戦相手の監督さんは言った。
彼が4番ピッチャーで、先発完投する。
サウスポーから繰り出されるキレのあるストレートと、落差のある変化球。
HYBRIDSには手ごわい。
偏差値50ないのに、東大に出願するようなものだ。
受験に打ち込んだ1年間の鬱憤を晴らされるのか。
1週間前、対戦相手の監督さんはメールに書いた。
「連絡が来ない…」
試合当日、挨拶に行くと「それには触れるな」というムードになっていた。
合格祈念試合に変更になった。
気落ちしたところをガツッと打ちこむ!…そんなイメージを不謹慎にも持とうしたが、持てるわけがない。
どちらにしても鬱憤を晴らされる役目か…
不満である。
◇ ふろく4 うえぽんの皆勤記録ストップ ◇
うえぽんがいない。
チーム発足以来10試合目にして初の欠席である。
理由は結婚式。
彼の名誉のために付け加えるが、彼の結婚式ではない。
彼が結婚するときは、我々も呼ばれるに決まっている。
閑話休題。
(閑話しかしていない)
彼はエースであるだけでなく、チームで担っている役目が一番多い。
◆◆◆うえぽん の しごと◆◆◆
・はいぶりっず の おかね の かんり は うえぽん がしているよ
1えん たんい の めいろうかいけい
はいぶりっず の ざいむだいじん だ !
・はいぶりっず の ばっと と ぼーる そのほか の びひん を かんり しているよ
まいしあい ぼくら が つかう どうぐ を もってきてくれるんだ
しあい の あと よごれた ぼーる を ぴかぴかに あらってくれるのも うえぽん
うえぽんち が はいぶりっず の きゅうだんじむしょ だ!
・はいぶりっず の きろく の しゅうけい を しているよ
ぼくらの IDやきゅう は うえぽん が ささえてる !
・よむひと を たのしませている この ぶろぐ は うえぽん が かいてるよ
あの すばらしい おもいで を よみがえらせてくれるんだ !
試合中に記録を付けてくれる"ひろき"ともども、HYBRIDSは2人の見えざる力で毎回楽しむことができるのです。
(改めて、お二人に感謝とリスペクトを皆さんも)
今回、うえぽんからりゅーやが代行することになった。
事前に道具を受け取る。
2本のバット、10個のボール、現金袋…これがHYBRIDSの固定資産。
それを試合会場に持ってくる。
試合の後はこれを持って帰る。
当然、試合会場までの距離が遠ければ遠いほど重さが圧し掛かる。
記録は今回ひろきが出席なのでお願いし、終了後に受け取る。
試合の日にやることは、お金の出し入れだ。
対戦相手に折半分のグラウンド代と審判代を払う。
メンバーから試合代を貰う。
お釣りを用意しておく。
試合が終了しても、まだ終わらない。
ひろきから受け取った成績を集計する。
エクセルに打ち込む。
それからブログに試合のコラム(戦記)をアップする。
うえぽんのブログはクリエイター揃いのHYBRIDS内外からの評判が高い。
(しかしうえぽんの本職はクリエイターではないという)
当然、いいテキストにはそれだけの時間を要する。
試合が終わっても、まだうえぽんの"試合"は終わらないのだ…
それに比べて監督とは何とラクなのだろう…とりゅーやは思った。
「人を集めてプレーボールしたら俺の仕事は終わり」と言って、自虐的に俺を褒めて褒めて光線を出していた。
表に出る分、皆にも仕事をしてるのが伝わりやすい。
しかし、うえぽんの仕事はまだまだ続くし、見えない部分が多いだけにみんなには分かりづらい。
何ということだ!褒めて褒めて詐欺じゃないか。
煩雑な仕事を的確にこなしているうえぽん。
頭が下がる。
下げるしか頭の持って行き場がねぇ!
うえぽんはHYBRIDSの"おかん"なのだ!
僕らはおかんに甘え過ぎたのだ。
そのおかんが他の男のところに行ってしまった。
今まで好き勝手やっていた夫は子供たちを抱えて路頭に迷う。
おしめを洗濯しながら、妻がどれだけ耐えていたかを知る夫…
「うえぽん、俺が悪かった、帰ってきてくれ!」
HYBRIDSの皆さん、改めて我らがおかんにリスペクトを!
2008年度のMVPはうえぽんに贈ります。
今決めました。
ありがとう!うえぽん!
ぼくらはうえぽんをわすれない!
◇ ふろく5 女子が来るよ! ◇
先生、大事なところだから2回言います。
女 子 が 来 る よ !
みんな、半年前のシゲーリック事件は忘れていませんよね?
BRYpedia -シゲーリック事件-
そうですね、友達の女子を応援に呼んだシゲーリックがその試合中に骨折した事件ですね。
2008年9月23日ですね。
「急に見(923)たから折れちゃった」と覚えるんですね。
では、どうしてこれを復習するかといえば、
「女子を連れてきた選手は怪我をする」
というジンクスがあるかもしれないからです。
そうですね。
「男子が女子の前で張り切りすぎて怪我をする(精神的な意味で)」
これはよくあります。
「いいところ見せたる!」といつもとは違うテンションになるのでしょうね。
すると肉体にもいつもとは違う負荷が掛かってしまって…
そう考えると「女子連れ選手が怪我をする(肉体的な意味で)」は科学的に証明されたと言えますね。
女子を連れてきたシゲーリックはその試合で先発投手を務めていました。
奇しくも女子のきっかけになったすずきちは、この試合の先発…
これ、試験に出ますよ。
・
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弥生3月、桜3分咲きの羽根木公園の昼下がりに試合は始まるのである。
(つづく)