風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句

濫読・雑読の風信子(ひやしんす)が気の向くままに、お気に入りの本を紹介いたします。

1月7日、今日は七草粥の日ですね。

2005年01月07日 | ☆ひやしんすの☆好きな本の紹介♪

本日の紹介する本は、『21世紀知の挑戦』立花隆著です。
これからおでかけなので、続きは夜に書きますね。

2005年の今年は国連が、アインシュタインの論文完成100年を記念して世界物理年と定めたらしいですね。朝日新聞に載っていました。風信子は物理ってにがてだけど、今年はちょっぴりサイエンスにも関心を持ってみようかなあ。


『21世紀知の挑戦』のなかで立花隆さんは語る。20世紀は知の爆発であったと。これからの21世紀は知の挑戦であると・・・。ますます科学の世界からは目が離せない状態になってきていると。ところが、日本の科学教育は10年前・20年前よりレベル低下が激しくなっていて、まさに学力崩壊状態であるらしい。そんなことはたいしたことではなさそうであるが、ほっておくと21世紀に日本が没落する大きな原因になるらしい。

サイエンスの基礎知識のレベル低下は、一応優秀な成績で入ってきた新人キャリア官僚においても同様なので、なんと国と国との戦略的未来(情報とバイオ)の交渉において、対等の話し合いができないのだそうだ。これはこの10年20年でもそうなのであり、日本側(科学技術に無知な文系エリート)の知的レベルが相手国より低すぎて、これまでも大事な場面で政策判断をあやまり、どれほど多くのものを失ってきたかわからないそうだ。

だから、この本を読んでどうなの?って言われても何もいえないけれどなあ。マ、一般市民の科学への興味を引き出してくれ、やさしく説明してくれたこの本には、そんな大層なものを取り除いても面白いものがあります。後に続く多くの科学の本が出て、市井の声が科学教育にもっと力を!!と湧き上がってきたら軌道修正になるかもしれないと思う。

シスアド講座で聞いたのだけど、ヨーロッパのある国(フランスあたりかな)の地下に、半径300メートル? くらいの円盤が回転しつづけていて、どえらい実験経過中らしい。そのあたり話を書いた本さがしているんだけど、中身を忘れて検索しようがない。アホやなあ。トホホ・・・。

もしも、内容を知りたい方は、↓のリンクからどうぞ♪
『21世紀知の挑戦』 立花隆著

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