カラスとツバメ

　


　


仕事日。小雨というより小さな雨が降っている。夜には晴れるとの天気予報に自転車で出た。

モノレールの軌道下に巣を作っているハシボソガラスが、ちょうど山のほうから巣にもどってきた。巣の上またはそばに座っていた。

まだ北方(きたがた)の町内になるのだろうか、細い路地の出口で右側の民家の軒からツバメが飛んで出て、もう１羽が飛んできた。

抱卵しているようである。


　


仕事帰りは月夜だった。十五夜月。

明日、満月。　

清見オレンジ

　


一昨日、仕事の打ち合わせのとき、Ｙさんから清見オレンジをいただいた。

厚い皮だけむいたらあとはみんな食べられますので、とＹさんが言われた。

それでさきほど、包丁を用意した。けれども皮が薄かったので手でむいた。

いちばん外側の皮をむいたらあとは果肉も袋もみんな食べてください、とＹさんは言われたのだったろう。

なまけものはこのごろ、日向夏を食べている。皮の厚い日向夏は包丁で皮の表面をうすくむいて、白いスポンジのような皮と果肉をいっしょにそぎ切りする。

それとおなじようにするのだと早とちりした。

きょうは仕事日。曇り空。夜になって晴れるとの予報。