昼すぎにちょっとと思って横になり、目を覚ますと夕方になっていた。
母の夢をみていた。
昨夜、仕事から帰ってくると自転車置き場に真新しいバイクがあった。
青年が階段を下りてきて、すぐに出ますから、と言われて出発。見送りのKさんが、きょうは母の日なので寄ってくれたんです、と話された。
それで、なまけものは母の日だと思い出したのだった。
それできょう、母の夢を見たのだろうか。
きのう、仕事の行きがけ、信号待ちの高架下に繁茂したアイビーの葉の1枚が母の顔に似ていて、カメラを向けたのも不思議なことだった。
いまスマホの待ち受けにしているこのカイツブリも、そういえば、母によく似ている。