hulali~noの大事な1秒

好きなもの、好きな事、好きな人たちとの大事な関わりの1秒1秒の記憶を記録して・・・。エンタメレポが今や治療日記。

PLUTO

2015-01-28 13:45:24 | 未來
1幕で圧倒され、2幕は口が開きっぱなしだった。
手塚治虫が描くロボットと人間が共存する近未来の世界…。
漫画でロボットを描けても、それを舞台化するとなると妙に子供向けのショーのような空気になってしまわないのか?
私は原作を全く知らず、未來がアトムを演じるってことくらいの予備知識でコクーンへ行きました。

劇場に入ると、ステージ際とサイドにガラクタのようになった、ロボットの欠片が山のように積まれたセット。
これを見た時点で、既に心がキュッってなりました。

限りなく人間に近いロボット…生活も人間と同じ。
人間役とロボット役、その違いを見せるのは、ダンサーさんたちでした。
アトムやウラン、その他、高性能のロボットたちが動く際、1ロボットに対して、3人ダンサーが周りを囲み、頭、腕、足の動きをコントロールします。
それによって、ロボットは動く…という役者さんたちは、大変です。自分の意志であって自分ではない何かに動かされるという「動き」。
そして、ロボット其々の特性により、話し方がより人間らしかったり、知的、無邪気、など、動きやセリフ回しも演じ分けられていて、実に細かく演出されています。

手塚治虫という漫画家が、時代を超えても「凄い」と思われる理由を見せられたというか、体感したというか…。
近未来に人間とロボットの共存があるかもしれない。そのことから生まれるであろう、歪み。
それが単純な戦いではなく、ロボット側にも、実に人間らしい感情が複雑に交錯していって、登場する人間やロボット、それぞれの感情に自分がリンクしていくのを
感じました。

この舞台、原作が手塚治虫、漫画は浦沢直樹、アトムに森山未來…。
どんな風に子供ショーにならずに、この壮大な世界に客を引き込むのか…演出が素晴らしかった。
セットとなる、色んな形をした白のオブジェをダンサーの皆さんが巧みに操る。移動させたり組み合わせたり、実に多様。
これ、数秒単位でくるくる変わる段取り、ダンサーさんたちは、踊りつつ、ロボットを操りつつ、この作業、相当短変だったと思います。
でも、それが1秒の狂いもなく、場面を変えていき、組み合わさる白のセットに映し出される、浦沢さんの絵が、回想シーンだったり、イメージだったり…。
舞台の役者たちと、スクリーンの絵の中の人物との共演が、時間と場所を超えていく、見事な融合にただただ、見入るばかり。

これらを作り上げた演出家、シディ・ラルビ・シェルカウイさん。
ダンサー、振付師にして演出家。世界中からオファーが絶えない天才ということが、実感できました。

役者さんたちが演じるロボット以外に、見たままイメージ通りのロボットも出てきます。
それを操るのもダンサーさんたち(イメージはマリオネット)。動きが絶妙に上手い。ロボットの周りにダンサーさんたちが隠れることなく見えているのに、
こちらの視線はロボットに、しっかりとフォーカスします。

何より引きつけられたのは、ブラウというロボット。
浦沢さんの絵、まんま再現され、その動きはもちろん、ダンサーさんが操り、すぐ後ろにマントを被って声を出すのが江本明さん。
上手い、見事、としか言えない。ブラウそのもの。声と動きのリンクは、そこにリアルな「ブラウ」を出現させていました。

細部にまで計算された演出によって、私は舞台を観たのではなく、次元を超えて、PLUTOの世界の中に一緒に生きている錯覚に陥ってました。

2幕、原作を知らない私は、これで終わりかな?と数度思いましたが、しっかりと最後の最後まで描かれます。
そして、最後にPLUTOを見つめ、佇むアトムの気持ちと同じ気持ちになっていました。

後ろの座席にいた人は、原作読んでないと分からないよね、と話していましたが、全くそんなことは無かったす。
このストーリーに込められた手塚治虫さんの「想い」が、胸に刺さりました。

劇場を出ながら、原作を読んだ上で、もう2・3回観たいと思いました。
それと、この作品の前の「Te Zuka」。演出家シディ・ラルビ・シェルカウイと未來のコンビ、観ておけばよかったと激しく後悔。


余談:アトム役の未來、外見は浦沢直樹さんの「アトム」でしたが、髪型が斜め前と斜め後ろが少しだけツンって跳ねてて、そこは
こっそりと、可愛い鉄腕アトムでした。
そして、この作品、評判が良いのか、コクーンの3階席までびっしりと立ち見が出ていました。

丁度いいシリーズ

2015-01-11 14:12:53 | トン
このシリーズ、主にトングッズ収納ですね。

今回は、ファンミグッズに付いていた透明のMISSIHONステッカー。
どこに貼れば、常に目について、自己満足させられるか、決まらなくて、しばらく時間が経ってしまいましたが、このほど、丁度いいものが見つかりました。

常日頃、スケジュール帳と共に、フリクションボールペンを何色も一緒に持ち歩いていて、バサバサしてましたが、シルバーのシンプルな(これが重要)缶ペンケースを
100円ショップで購入。
もちろん、それを見た時に、このステッカーのことを思い出して、これだ!って思って買ったわけです。透明が映えるって!!

帰って貼ってみたら、これまたサイズが丁度いい

まるで、こういう商品だったみたい(笑)。



うん、この上なく丁度いい

パシっとハマった時って気持ちいいですねぇ

そして、カスタマイズシリーズ・・・。

このところ、トンのフォトがセットで売られることが多くなりましたね。
トンのグッズで、フォトカードケースもありますが、私は、あちらにはジャケカを入れるようにしており、写真サイズはカスタマイズしたアルバムを利用しています。

1冊で間に合っていたのが、増えてきたので増刷。
元のアルバムは、これまた100円ショップにて購入。ブックカバー部分を、トンのグラビアを差し替えてオリジナルに。

これから始まるツアーのフォトも出るだろうし、2冊増刷して、3冊になりました。

 表側にゆの。

 裏側にちゃみ。

あぁ、カスタマイズって楽しいっ

五右衛門vs轟天

2015-01-02 17:07:24 | 新感線 SKOMB
公式サイトOPEN!

とは言っても、まだチラシ仕様な感じですが、久々ネタモノ常連の成志さん、参戦が嬉しい

そして、準レギュラーの松雪姉さんと、何故か賀来賢人くん。こちらは新感線初参加ですね。
森雪之丞さんも、すっかり新感線組のようです。

フォローミー…ってあるけど、12月29日からTwitter障害で、スマホからは、まったく繋がりません。
androidに特に出ているようですが、公式から何にも発表されず、こんなに不便が出てるのに、ニュースにもならない。
いつになったら、繋がらるの?って困ってる人が沢山なんですけど。

さて、東京公演は7月から9月。
新感線、しばらく千秋楽に行けてないから、行きたいなぁ。

元旦に到着したもの

2015-01-02 16:34:33 | 日常 そして独り言
年が明けました。
が、何一つ新しくなったことなどありません。

さて、元旦恒例の到着物。

まずは年賀状。

 中川と小栗。
小栗旬は、毎度、年賀状くださいという申込みの上、届きます。
そして、中川…FCを昨年で辞めたんだけど、届きました。
で、元旦のメールも夜中の12時JUSTという、非常識な時間に届きましたが、来週のサンデーメールまで届いたら、辞めたことになってないかも…。
事務処理能力のないスタッフなので、大いにあり得る話だ。

そして、元旦朝7時にセブンイレブンに届いた、SM公式トンカレンダー&ダイアリー。
 しっかりとした箱に…


カレンダー、ダイアリー、カードカレンダーにリージョン3のDVD

これも、また、発売当初リージョンALLだったのが、タワレコから注文商品内容変更のお知らせにて、リージョン3で国内DVDプレーヤー再生不可の連絡(笑)。

韓国から世界対応になるのではなく、その逆ってのが、らしいというか…。

ま、PCで観ればいいことです。

エイベから発売される1月からの壁掛けカレンダーが今年は無いのか?
このSMの方を、卓上から壁掛けに細工して使おうかと思ってます。

えー、昨年のエンタメをまとめてみます。トンライブは除きます。

1月】
クリエ・ミュージカルコレクション
3月】
SHINeeファンミ
9days Queen
イム・テギョンssi アルバムリリイベ
4月】
蒼の乱
酒と涙とジキルとハイド
5月】
@ki コンサート(オペラシティ)
辛源くん2ndライブ
7月】
カッコーの巣の上で
8月】
ラストフラワーズ
a-nation
9月】
mimiリリースイベント
VAMPS 魔性のダンサー・ローラ モンテス
10月】
SMT
SHINeeコンサート 長野
SUPER SHOW6
12月】
SHINee コンサート 代々木体育館
Drum TAO
bare
THE WIZ by @ki

毎月エンタメ活動していた頃が懐かしい…と思うようなスケジュールでした。
何も観に行ってない月が何回かありました。

で、2014年ふらりのエンタメ大賞は…

Drum TAO !!



12月に観に行くまでは『カッコーの巣の上で』が一番印象に残っていましたが、TAOに出会っちゃいまして、2015年以降も独走するんじゃないかという予感がしております。

世界を廻っているので、なかなか国内の公演を観ることができず、TAOが本拠地としている、大分県の久住にある「TAOの里」行けたらいいなぁと思ったりしてます。