我が意を得たり！の記事2本

その１
http://news.www.infoseek.co.jp/special/j-is/commons0902_016.html

ほ～んと、いつまでもアメリカ追随一本槍じゃあいけませんぜ。
そりゃ、アメリカの言うとおりやってりゃ
自分で考えなくてよくて楽でしょうけどさ。
でも、自分で考えないから、こんな外交しかできない国に
なっちゃったんじゃない？

その２
http://news.goo.ne.jp/article/php/business/php-20090219-09.html

どうして日本のマスコミは、悲壮な話が好きなんだろう？
これを読んで思い出したのが、日本に帰ったときに見た
ガソリン値上げのニュース。
「明日から値上げだというので、こ～～んなにガソリンスタンドに
車が並んでます！！」
だいへんだ～たいへんだ～って大騒ぎしてたけど、
じゃあ半年後どうなった？

そんなにあおりなさんな。
外から見た日本は、まだまだ捨てたもんじゃない。
もっと希望がもてる話もやってよね。

多効能一体機

が我が家にやってきました～！

日本でいう「複合機」は、中国では「多効能一体機」といいます。



ブラザー（中国ではまんま「兄弟」）のMFC265C。
日本では「My Mio」と呼ばれているシリーズの、
一昔前のバージョンですね。

今までプリンタとファックスは別々に持っていたのですが、
プリンタは2回に1回は紙詰まり、ファックスは送信はできるけど
受信できないという情けない状態。
コピーするときにはわざわざ外のコピーサービスがあるところまで
足を運んでいたので、以前からこういうの欲しいな～と思っていました。

春には今より狭いところに引っ越そうと思っているし、
スペースのことも考え、思い切って自分への誕生日プレゼントと
して買いました。

インターネットでＯＡ用品や文房具が買えるサイトで申し込み。
きのうの午後申し込んで、今日の午後には配達です。
とっても便利。

「セッティングしますか？」と聞かれて「いえいえ、自分でやりますから」
といそいそとセッティング開始。
私、お洋服とか化粧品よりも、こういうモノを買っていじっている
ときの方が、ウキウキワクワクしちゃうんですよねえ～。
（そんなんじゃダメだと、先日も友人にしかられましたが・・・）

USBのつなぎ口を開けたら、いきなり日本語が出てきました。



1時間ほどでセッティング完了！
これ一台で、プリントもカラーコピーもスキャナもファックスも
できるなんて・・・なんてステキなの！（うっとり）

ちなみにお値段は1153元＋配送料8元、合わせて1161元。
今のレートだと1万6500円ぐらいでした。

話題の映画2本

この週末は、久々に映画を見ました。

まずはこちら。「海角７号」。



台湾最南の町、恒春を舞台に繰り広げられる、
日本人女性と台湾人男性のラブストーリー。
そこに第二次大戦終戦後、台湾から引き揚げた日本人男性と
残された台湾人女性のストーリーが絡められます。
日本人女優、田中千絵さん（トニー・タナカの娘さんだそうな）と、
歌手の中（あたり）孝介さんが出演しています。

この映画は昨年8月に台湾で公開され、興行収入は日本円で5億円を突破、
あの「タイタニック」に次ぐ歴代2位という大ヒット。
しかし中国大陸では「内容に問題あり」として公開が延期されており、
今年2月14日、何分かをカットしてようやく公開されたそうです。

↑こういう話を聞いていたので、もっと直接的に戦時中の
恋愛のことが描かれるのかと思ったら、
そちらはイメージだけで、ほとんどが現在の話なんですよね。
じゃ、何がそんなにひっかかったのかな～？？と思っていたら
戦時中の日本の皇民化政策が垣間見える、という点が
問題視されていたらしいです。

例：
　戦中、日本人と恋に落ちた台湾人女性は「友子」と呼ばれている。
　台湾のお年寄りが日本語をしゃべる部分がカットされていた。

私個人的に思うに、劇中の台湾の人々の様子があまりに親日的だから、
というのもあるのではないかと。
大陸ではこれまでずっと、反日・愛国教育を行ってきましたが、
この映画の中の人々の様子は、それとは全くなじまないですからねえ。

映画そのものは、「情」をしっとりと描いている点は感動的だし、
個性豊かな出演者（特に即席結成のバンドの面々）などは
面白かったのですが、
何か・・・あまり印象が残らなかった、というかんじでした。
何でだろう？前評判を聞いて期待しすぎてたからかな？


それから、こちらは公開中に間に合わなかったのでＤＶＤで。
日本でも紹介されて話題になってますね。「非誠勿擾」。



海外帰りの中年男が、「出会い系」で結婚相手を探すラブコメ映画。
タイトルの「非誠勿擾」は、彼が出会い系サイトに書き込んだ言葉、
「誠意のない方お断り」という意味です。
昨年12月の封切り以来評判を呼び、興業収入は3億元（45億円）以上とか。

主演の二人が旅行に行く先が北海道。
話には聞いていましたが、ほんとに最後の40分間はず～～っと
道東の風景！なつかしい～！
阿寒湖に網走、知床、開洋台のあたり、一番キモのシーンは
能取岬での撮影でしたね～。

ロケ地情報はこちらにのっていました。
　→　http://0429.jp/archives/2009/02/00476.php

「あそこに実際に言ってみたい！」という声に応えて、ロケ地を訪ねる
ツアーの第一陣が、本日北京から北海道に向けて出発したとのこと。

→　http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-090221X873.html

いや～、感謝状ものですね（実際、贈呈が検討されているとか）。

主役の葛優、初めて彼の主演映画を見ましたが、いいですねえ。
決してイケメンではないけど、さすが実力派俳優。
ストーリーも、ひとつひとつのシチュエーションに笑いがちりばめられており、
でも時々じんとくる、そのバランスも話運びのテンポもよかったです。

この2本の映画、どちらも日本での一般公開は未定のようですが、
「海角七号」は昨年９月の「アジア海洋映画祭イン幕張」で上映済み、
「非誠勿擾」は3月の「大阪アジアン映画祭2009」で上映されるようです。

ドメイン取得！

今週、北京では今シーズン初の降雪がありました。
月曜から降り始め、水曜までちらちらしていました。

めずらしく雪化粧した街。



今日は晴れていたので、もう路面はほとんど溶けてしまいましたが。


さて、来年からの新事業に向けての準備を色々考えていて、
「あ、そうだ。北海道の情報を発信するサイトを作りたいから
ドメイン取っておかなくちゃ」と思いつきました。

で、国内最大級のドメイン取得サービス「お名前.com」で
「北海道」の中国語読み「beihaidao」を検索してみたら・・・

なんと！
beihaidao.comも、beihaidao.netも、beihaidao.orgも既に取得され済み！！

ちなみに・・・
.comは広東省は恵洲という町の「hokkaidou kaiten sushui」、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（↑たぶん「sushi」のまちがい）

.netは福建省の石獅市の人、
.orgは大阪のインターネットサービス会社

が、それぞれ取得済みでした。

（「北海道回転寿司」HPはココ。→　http://beihaidao.com/）


な～～んと。
今からじゃ気が早いかと思いましたが、ぜんぜん早くなかった。

ほんとは.comが欲しかったんだけど、しょうがありません。
beihaidao.infoで取得しました。

北海道の情報サイトだから、infoでも、ま、いいか。

費用のほうは、今日までちょうどキャンペーン期間中でお安くなっており、
1年920円、3年で2,760円でした。

それにしても、大阪の会社、こんなドメイン取得してどうするのかな？
だれかに転売するのかな・・・。

なんでこんな事に・・・

「♪だ～か～ら言ったじゃないの～」

という歌が以前ありましたが・・・。

春節の花火、爆竹を見るたび危ないなあと思っていましたが、
とうとうやっちゃいましたね。2月9日、ＣＣＴＶ関連ビルの火災。
この現場は我が家から歩いて10分くらいの所なのですが、
私はこの日天津に行っており、現場を見ることはできませんでした。

実は、このＣＣＴＶ新社屋の建築の様子は2007年から定点観測しており、
今回焼けてしまった「北配楼」の建築中の写真もありますので
この気の毒なビルの歴史を振り返ってみたいと思います。

これは2007年2月の北配楼。


これが2008年の2月、外側はほぼできあがっていました。


そして、これが今日撮影した北配楼・・・。



吹き上がるように黒く焦げた壁が、火勢の強さを物語っています。


2年前からの撮影ポイント、北配楼が一番よく見えるところには
非常線が張られ、警戒の警官が立っていました。
そして（私も含め）物見高い人々が・・・。


写真を撮ること自体は止められませんでしたが
「ここは止まってちゃダメ！写真撮ったらさっさと行って！」
と言われました。


こちらは敷地の反対側、南側から見た光景、2007年2月。
手前はメインビルで、奥が北配楼。


2008年2月。


そして今日。


拡大図。


ここ何年か、近くを通りかかる度に見ては
「ああ、ずいぶん高くなったな～」
「お、外壁が全部できたぞ～」などと観察し続けてきたこの現場。
今年に入って開業予定のニュースを聞き、いよいよオープンかあ、
と一人勝手に感慨にふけっていたのに・・・。

それにしても、メインビルに燃え移らなくてホントによかった。
北京の場合、ビルとビルの間の間隔が日本では信じられないくらい
開いているので、それが幸いした形です。

北側と南側から写真を取るため、敷地を4分の3周したのですが、
（歩くと20分くらいかかる。とにかくでかいので）
ぐるりと20ｍおきくらいに警官が立っており、ものものしい
雰囲気でした。
おそらくＣＣＴＶや国を批判するような言動をする人がいないか
どうか、見張っているのでしょう。

・・・それにしても、「アホか！」と言いたくなります。
単にハデに花火やりたい、という軽率な行いのせいで
あしかけ4年、10数億元かけたビルが、数時間にしてパア、ですよ！
しかも一人の消防士の命まで・・・。
もうすこし「慎重」ということを覚えた方が良い気がしますが。

もっととんでもないのが、友人に聞いた話。
なんとこの焼け残りの鉄骨はそのまま利用して、床と外壁貼り付けて
またビルを造るという話があるらしいのです！
信じられない！
その友人も言っていましたが、私は絶対そのビルには入りません・・・。

来たぜ！！

政府、中国人の個人旅行解禁へ 富裕層が対象

→　http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/politics/CO2009021001000694.html

ふっふっふ～。予想通りの流れ。
でも、こんなに早いと思わなかった。
あと1，2年かかるかなあと思っていました。

3月までに案をまとめて、実施は夏かな。
それとも今年いっぱいが目処かな。
いずれにしても、中国人観光客インバウンドの
仕事を始めようと思っている私にとっては、
願ってもない追い風であります。

嬉しい出来事

今日はとってもよいことがありました！

去年12月になくしたと思っていたカメラが帰ってきました！



帰ってきたSONY DSC-T30

その日は北京師範大学というところで開かれたフォーラムに
行ったのですが、その後カメラが見あたらず・・・
しかもうっかり者の私が「カメラがない！」と気づいたのは
なんと翌日。

私の場合、「落としたか！？」と思ってもどこかにちゃ～んと
あったりするので、またそのパターンだろ、と思って
あちこち探したのですが・・・

今回はほんとに・・・ない。
（この時点でさらに半日経過）

こうなってしまうと、大学で落としたのかタクシーで落としたのか、
はたまた地下鉄の中で落としたのかも分からず、
またどうせ遺失物係に届けられることもないだろうと
あきらめてしまったのです。

年末年始に帰国した際、このカメラの後継機を買ったのですが
どうも使い勝手ではこちらのほうがまさっていたような気がして、
ちょっと気落ちしていたのでした。

それが！！

きのう、お得意様の社長からお電話を頂き
「ふいさん、カメラなくしたって言ってなかった？」
「なくしました～。去年12月に」
「あったってよ」
「えぇ～～！？どっどこに！？」

カメラの中には、この社長が昨年聖火ランナーとして
蘭州に行かれたときの様子が残っていたのですが、
なんと拾い主の方は、その映像からいろいろ調べて、
この社長の会社を突きとめ、わざわざ連絡してきて
くれたのだそうです！

感動～～！！

で、本日その方が指定した場所まで出向き、
カメラを受け取ってきました。
師範大学の先生だそうですが、ほんとうに穏やかな紳士で、
お礼（たいしたものではない）をお渡ししようとしても
なかなか受け取ろうとはなさいませんでした。
押しつけるようにして、やっと受け取って頂きました。

はっきり言って、戻ってくる可能性は全く考えてませんでした。
「きっともう売られちゃったんだろうな・・・」
「拾って売った奴はまるもうけだよな・・・」
と（自分が悪いくせに）恨み節でいっぱいだったのです。

でも、中国には確かにこんな親切な方もたくさんいらっしゃる。
こちらに来てからいろいろ痛い目に遭い、疑り深くなって
しまったのはしかたないのですが、
なんでもかんでも不信の目を向け、心を鎧ってしまうのは
よくないな、としみじみ反省しました。

師範大学の黄先生、本当にありがとうございました！

旧正月も終わり・・・

旧正月休みも終わり、今日からいつもの生活に戻った北京・・・
のはずなのですが、街の雰囲気はまだまだお休みモードです。

まず車が少ない！
午後5時過ぎに天津からバスで帰ってきましたが、
いつもは大渋滞の三環路（北京の大環状線）もすかすかでした。
バス自体も、この時間帯はいつも混んでいるのに、
今日はお客が5人だけ。

外ではまだ散発的に花火が鳴っています。
旧正月の15日（2月9日）までは、午前7時から夜12時までは
花火爆竹をやってよいことになっているのです。
9日の夜は、ゆく春節を惜しんでひときわ賑やかに花火が
打ち上げられるはずです。


さて、今日は悲しい知らせがありました。
社長が亡くなりました。といってもニンゲンではありません。
私の愛読サイト、「猫パンチＴＶ！」で活躍していた猫社長、レナ社長です。

http://nekopunch-rena.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-4c8e.html

「な～んだ、猫？それも自分で飼ってるわけじゃないのに」
なんて言わないで下さい。
この2年あまり、ず～～っと毎日のようにブログを見てきて、
いつも癒され、励まされてきたのです。
夕方訃報に接してから、悲しくて、寂しくて何にもする気がおきません。
コメントの多さからも、彼女がいかに愛されていたかがわかります。

レナ社長、どうぞ安らかに・・・。