てのしごと~ながくて風土~

2023年もよろしくお願いいたします✨

2017年渥美どろんこ村ファームステイに行ってきました。

2017年08月31日 | つくり手さん・お店

8月24日(木)から26日(土)の2泊3日で、念願の愛知県田原市「渥美どろんこ村 小笠原農園」のファームステイに子どもたち全員で参加することができました。

もうかれこれ10年くらい行かせたいな~と思っていたのだけど長男がお腹にいたり、生まれたばかりだったり、次女がお腹にいたり、生まれたばかりだったり、引っ越しをしたり遠方の実家への帰省が重なったり、なかなか参加できないでいました。

3日間の子どもたちと親の予定を空けておかないといけないので、それがなかなかできなかったのと、なんせ遠いので、2日親も予定を空けて往復5~6時間の送迎が必要だったというのがなかなかハードル高かったんです。

…今年6月に名古屋生活クラブの交流会でどろんこ村へのデイステイがあって、そこで願い叶って往復5~6時間かけて次女と二人で参加してきたんですが、なんとまあ素晴らしい体験だったこと・・・!

・・・!

ホント、こういう自然体験に特に興味ありそうになかった次女もどろんこ村にすっかり魅了され、地図を見ては「ここがどろんこ村だよね」とか、「どろんこ村ではね・・・」とか「どろんこ村行きたいな~」とか、何かにつけて「どろんこ村」というワードが出てくるようになりました。

そうこうしているうちに、名古屋生活クラブの配達の時に、どろんこ村の2017年の夏のファームステイの案内が入ったのでした…!

長女も長男も部活があるし、金沢への帰省や他の予定、わたしの仕事もいろいろありましたが、なんとか行けそうな日程が2~3つあって、6月のデイステイにも一緒に行ったmicoちゃんに連絡して、夏も一緒に行くことにしました。

長男(真ん中)がもう小4なので、こういうの行きたがるギリギリ最後だろうと思っていて、長男(小4)と次女(小2)の参加で考えていました。

でも、ウチの長女と同じ日に生まれたmicoちゃんちの長女ちゃん(中1)も、妹ちゃん(小3)と一緒に来ることになったんです。これを長女に伝えると今までそんな興味なさそうだった長女も行きたい!!となり、晴れて我が家も中1、小4、小2のきょうだい全員で参加できることになりました。

どろんこ村に電話すると、お母さんが出られてmicoちゃんちとうちの5人の子どもの申し込みをした時点で12人の定員が埋まってしまったということでした・・・結構早めに申し込みしたけれど、ホントよかった~!!

申し込み後には案内も届いて、自分たちで荷物を用意して楽しみにしていました。

夏休みもいろいろあったけどあっという間に8月24日がきました。

どろんこ村に到着するとはじめて行った長女や長男もまるで懐かしい場所に来たような感じでわたしなんてそっちのけでさ~~~~っとヤギぎや鳥たちに夢中・・・!

あ~やっぱりここはいいな~。

ここで以前名古屋生活クラブで勤めていて、今ご自身で農業をやっていくためにこちらで研修中のけいちゃんにも久々に会えました。

来月には研修を卒業して独立する予定になっているんです!

…ずっとけいちゃんと話していたいけど子どもたちのステイの邪魔になっちゃうし退散せねば・・・と後ろ髪引かれつつあさってまた来ることを楽しみに退散しました。

朝早くから出発して、家に戻ったのは14時半でした。畑もちょっとだけ寄っちゃって~~(オクラやキュウリの収穫パパッと)!その後15時すぎから遅出の勤務もあり…!ヒイヒイ・・・

そして土曜はまた早起きしてmicoちゃん夫婦と伊良湖岬で待ち合わせて灯台をみてあたりを散策して、もう時間なくてぎりぎりだったけど大アサリやお刺身などを食べてから、どろんこ村にお迎えに行きました。

子どもたちはまだまだここにずっといたい様子で「お母さ~ん!」という感じでもなく、一緒にステイしたみんなで名残惜しそうに遊んでいました。

くず芋をついばむ鶏のこどもたち。

可愛くて、あったかくてずっと抱っこしていたい子どもたち。あ~離れがたいよねぇ~。

ここの鶏たちからもらった卵と、ヤギさんたちからもらった乳がたっぷりのシフォンケーキを、ひとり1ホールずつお土産に持ち帰りました・・・うれし~~~っ!どろんこ村のシフォンケーキ、感動の美味しさなんですよ。

どろんこ村では自分たちのことは基本自分たちでやるし、こういうケーキ作りも子どもたちが主体でやらせてくれるんですよ。このほかもみんなでプリンやカラメルソースをつくったそうで、貴重な経験をさせてもらいました。

お世話してくれるのは、研修生のけいちゃんや、ごうちゃん、ゆうちゃんの大人の3人と、お父さんお母さんです。こういうお菓子づくりはもちろん、大変な豚の餌づくりをはじめとした動物たちのお世話を教えてくれたり、途中で池や海で泳がせてくれたりしました。

子どもたちの自主性を尊重してくれつつ、しっかりリードしていただいて、たくさんのことを学ばせてもらいました。

実はこのファームステイ、1999年からスタートしたそうで、その頃小学生で参加していたごうちゃんとゆうちゃんが、どろんこ村のような農業をやりたいと研修をされていて、もうすぐ「はたっこ農園」(畑の子どもたちをイメージされたそうです)として独立されるそうなんです・・・!

これからのご活躍楽しみですね♡

ステイ中は携帯やデジカメ、ゲームなどは持参しないことになっているので3日間なにをしていたかは全然わたしたちは知りませんでしたが、帰りの道中や帰宅してからの夕食中、それから日々の生活でたくさんどろんこ村の話をしてくれています。

流しうどんや焼き焼きパーティー、朝は毎日鶏が産んだ卵をひとつもらって自分の好きなように調理したり、畑の野菜でおかずを作ったりしたそうです。ヤギ乳や産みたて卵でシフォンケーキ作りやプリン作りをしたり、畑のナスなどで味噌炒めを作ったりしたことなど、長女は農園での食事づくりなどがすごく楽しかったそうです。

長男は海や池でばかみたいに泳いで遊んだのが最高だったと言っていました。夜はゲストハウス(ログハウス)でみんなで寝たり、朝から豚の世話をしに行ったり、やることがすごくたくさんあってあっという間だったと生き生きと話していました。

末子はお兄さんやお姉さんに混じって豚の餌を作るために自分たちで火を起こしたことが初めての経験でとても面白かったそうです。

そうそう、6月のデイステイでもしたのですが鶏の解体も経験したそうです。前日からお肉にする子を決めてみんなでチキンラーメンになるから「チキンラーメン」という名前をつけ、みんなで「チキラ」「チキラ」と呼んで可愛がっていたそうです。

けいちゃんが、名前付けた子たちは初めてだったよ~!と話してくれました。けいちゃんはお料理名人で、チキラの解体もけいちゃんがやり、チキラのガラでラーメンの出汁をとってくれたのもけいちゃんでした。

お料理に興味がある長女もけいちゃんはすごくお料理が上手で勉強になったと申しておりました♡

解体は2回目の末っ子はやっぱり見れなかったと言い、長女は生きるために必要なことだからと頑張って見たそうでした。長男も一通りほとんどは見たんですが、「首を切るところだけは目をつぶった」と言っており、その子その子のできる範囲で経験させてもらいました。

ファームステイのおみやげに寄せ書きももらったのですが、子どもたちが「チキラ」のことをいろいろと書いています。

「チキラのだしさい高!」や「チキラがかわいそうだった」、「チキラがきってかわいそう」(すべて本文のままです)などいろいろ!

集合写真の前方の山のような肌色のものは、豚のブーちゃんやウーちゃんたちの背中です。大きいでしょ!

最終日のお昼に、チキラの出汁でつくったラーメンとお肉でつくったチャーハンをいただいたそうですが、それはもう絶品だったそうです…!

お世話して食べて暮らしていく。文章を読んだり映像を見たり、いろいろな方法で農ある暮らしを知ることができますが、やっぱりここで過ごすということの経験はとてつもなく大きいものだろうなと思います。

だって大人のわたしでも、たった半日のステイでこの暮らしを身体で感じさせてもらって、すっかりどろんこ村に魅了されてしまいましたもんね!

あと、海でシーグラスや貝殻拾ってきたそうで、こちらもお土産に持って帰ってきました。

よ~く洗って天日に干して、花器に飾りました。長女が色で分けたら可愛いかなと思ってとこんな風にしました。ジャーサラダみたい・・・!

シーグラスは、元は人工で作られたガラスの破片が”波”によって削られ、本物の石のような美しい姿となったパワーストーンだそうです。なんとも言えない色と表面の感じ…可愛いな~。

どろんこ村のつきない話をしながら、1日1個ずつくらいでシフォン美味しくいただきました。5人の毎日のおやつで食べると結構あっという間だったですが、美味しいどろんこ村のシフォン思い切りいただけました、ご馳走様でした!

・・・動物のお世話だし、汚いことや臭いこと、いっぱいあるし、自然の中で汚れることもいっぱいあると思うんだけど、どんな洒落た場所や快適な場所に子どもたちを連れて行ったとしてもこんなに目を輝かせることって意外と少ないかもと思うんですよね。

・・・ほんと、この魅力ったらないですね。子どもたちが毎年絶対行きたい!ってなるのもわかります。

また時間の確保と予算を工面せねば~~~~

さて、今までにも過去にどろんこ村の記事をなんどか書かせていただいていているのでリンク貼らせていただきますね♡

「つまらないことは気にするな、大事なことはそうじゃない」…渥美どろんこ村の野菜

渥美どろんこ村「田んぼの学校」

そだつたべるつながる…愛知渥美半島どろんこ村

そだつたべるつながる、どろんこ村でのご飯とおやつ

どの記事もご興味ある方に読んでもらえたらうれしいなと思うんだけど、とくに渥美どろんこ村「田んぼの学校」の子どもの作文はご一読していただけたらと思います!

農園のおとうさん、小笠原さんは「お金をたくさん持って、立派なお家を建てたり余暇は旅行…ってのもいいと思うけど、こういうのって(育てて食べていく、地球の規模にあった生活を重ねていくこと、子どもたちが育って意思を引き継いでくれることなどなど!)すごく喜びを感じるよね!」って話されていたのですが、わたしもその言葉にとても共感します。

きっとわたしも、お金をたくさん持ったとしてももいいお家を建てて、せいぜいグルメや旅行を楽しむくらいしか使い道思いつかないし、きっとすぐそんなの飽きちゃうと思うんですよね~。

もちろんわたしも子ども3人も育てているし、お金は必要な分は必要なんだけど、それ以外は生活そのものを遊んで、労働して、清々しく生きた方がきっと自分は幸せ感じるだろうな~って思うんです。

どろんこ村みたいな場所が本当にあって、いつでも待っててくれる人がいることが、とてもありがたいです。今度はいつ行けるかな!?

…さあ明日から新学期!!!!

今年の夏休みもいろいろ経験して、ご飯もたくさん食べて、大きくなったかな!明日からまた頑張ろう♡

どろんこ村のサイトはコチラです。


ながくて風土のジェノベーゼソースと、畑のご飯。

2017年08月30日 | 保存食

今年もこんなに香り高くきれいなフレッシュバジルが収穫できました!

毎年この時期になると、この摘みたてバジルを使って、ジェノベーゼソースをたっぷり作ります。

今までいろいろな材料や配分でやってみて、我が家で一番好きな味で作りやすい素材と分量になってきて、ここ数年はいつもこのレシピで作っています。

一般的なレシピのものは、わたしは油がちょっと重たいな~って思っていたのでウチのソースは、オリーブオイルの量が少なめです。

あと、粉チーズをわざわざ用意するのが面倒なので、いつもある自家製のヨーグルトで代用して爽やかな酸味が加わっています。

あと、もう一つは通常松の実を使いますが、量がすくなく5人分の3~4回分にはいくらあっても足りないので、150gくらい入ったカシューナッツを買っておき、それで代用し、我が家の分量でも6~7回分つくっています。

…というわけで、うちのジェノベーゼソースは、

・油少な目

・チーズではなくヨーグルト

・松の実ではなくカシューナッツ

という具合で、一般的なジェノベーゼソースとは結構違ってますかね!?

でも、味はかなり普通にジェノベーゼなんですよ~!

…さてバジルを収穫したら、早速作りましょう♡

材料】5~6人分のパスタ1回分程度

・生バジル・・・50g

・菜種油・・・30g

・カシューナッツ・・・20g

・ヨーグルト・・・30g

・ニンニク・・・1片

・塩・・・小さじ1

【作り方】

1)カシューナッツは150度のオーブンで10分程度ローストしておく。

2)バジルはよく洗ってザルなどにあげて水気をよく切るか、布巾などで水気をふきとっておく。

3)ミキサーに菜種油、カシューナッツ(ローストしてたもの)、ヨーグルト、ニンニク、塩を入れてとろんとするまで撹拌する。

4)バジルを2つかみずつくらい小分けにして加えて、その都度とろんとするまで撹拌し、混然一体となれば完成。

わたしはレシピの3倍の分量で作っています。

なのでいつもミキサーの最大量を越えちゃってます💦だめですね~

冷凍保存するときは手早く保存袋などに入れて冷凍する。空気にふれると黒く酸化するので手早く詰めて、空気をしっかり抜いてください。

あと2回もジェノベーゼが食べれるぜ♡薄くのばして冷凍すると解凍が楽ですよね。

使う時は30分から1時間もあれば夏場は常温で解凍できるので、思い立ったらすぐ使えます。急いでいるときは流水解凍すればもっと早く解凍できます。

さてさて、大事な【使い方】・・・。

わたしは最初、茹であがったパスタにそのまま和えていました。

もちろん美味しいしなんの遜色もないんだけど、やっぱり普通のパスタをつくる手順のようにフライパンなどであたためて一度パスタの茹で汁を加えてクツクツに立たせて、煮詰まってとろんとさせてからパスタに和える方がなんだか格段に美味しいです!

不思議なことに、フライパンに入れて、空気に触れた表面が黒くなったジェノベーゼソースにパスタの茹で汁を加えると、一気に鮮やかなバジルのグリーンが甦るんです!

写真ではわかりづらいですが、クツクツと煮ていて気泡がたってます。

茹であがったパスタによくからんで本当に美味しいです!

パスタはもちろん、茹でたジャガイモに和えるのも本当に美味しいものですよね。

意外にこのソースは子どもたちも大好きで、お昼につくるととってもよろこびます。特に息子は毎年このソースを心待ちにしています。

さて、畑でも夏野菜が穫れていて、毎日食卓が夏らしさ炸裂です。

オクラのたたき、シシトウの味噌炒め、モロヘイヤtジャガイモのお味噌汁、冷やしトマト。

この日はオクラとモロヘイヤのお味噌汁に人参しりしり。人参しりしりには、ピーマンを入れることも多いです。

肉丼とキュウリのナムル、インゲンの白和え、もやしのお味噌汁。

ジャガイモとネギたっぷりの鮭のパン粉焼き。

なかなか写真を撮る余裕なくこれだけですが、毎日畑の恵みたっぷりいただいてます♡

さあ、バジルも天気や収穫量の様子見つつ、塩バジルやドライバジルなど来年までの保存分をつくって行きたいと思います。

…8月も残すところ2日。

あっという間ですね~。今はまだ夏野菜で精いっぱいですが、土づくり、畝づくり、種まきなどなど秋冬野菜のこともやっていかないと…💦


ケースケファームさんの朝市と藤ヶ丘コモンコーヒーさん。

2017年08月27日 | つくり手さん・お店

藤ヶ丘のコモンコーヒーさん。

実はこの場所、わたし自身にとってすごく懐かしく、そして今もなお通わせてもらっているすてきな場所なんですよね。

わたしがこちらに通わせてもらうようになったのは、長久手のケースケファームの川井恵介さんから、コモンコーヒーさんされている方で、一緒にファームを運営してくださっているはまださんを紹介していただいたことがあり、第1と第3土曜日に川井さんの野菜の朝市をコモンさんでやらせてもらっているんだ、とお話をうかがったことがきっかけでした。

この近辺は、本当に美味しくて安全な野菜がすごく良心的に売られていますよね。特に名古屋の中心部から見えた方は野菜の美味しさやお値段に本当に驚かれることが多いです。

藤ヶ丘は名古屋から長久手に入る手前の街で、わたしが名古屋に来た時からとても馴染みのある場所です。

わたしはその頃出版社の編集部で勤務していたんですが、周りの先輩はなんだか文化的な面白い人が多くてどちらかというおとなしくないタイプ(!)のわたしを珍しがってくれて可愛がってくれました・笑

女性も多かったし、仕事がどうしても遅くなってしまうので仕事の後食事に誘ってくれてよくいろいろなお店に連れて行ってくれましたし、お休みの日も同僚や先輩がいろいろな場所に誘ってくれました。

その中に、藤ヶ丘の「木曜日」というお店があって、日中何度か連れてってもらいました。

わたしはその後、このあたりから結婚をきっかけに名古屋市の千種区の覚王山~池下付近に引っ越しをしたのですが、時間が経ってからもあの「木曜日」というお店また行きたいな~なんて思い出していたんですよね。

わたしたちが家族でまた長久手に帰って来てからしばらくたって、再びあの「木曜日」さんの前を通りかかると、そこはとても洒落た自家焙煎珈琲のお店「コモンコーヒー」さんになっていました。

お店、変わっちゃったんだな~って思っているうちに、川井さんからコモンさんのお話を聞いたんですよね。

煙突がある素敵な建物です。

通りから、この看板と、看板の横に見える、文字がペイントされた大きな窓が目印です。

お店の中は、美味しい自家焙煎珈琲がいっぱい!

川井さんと一緒にケースケファームを運営されているはまださん。家業のコモンコーヒーさんもされてて、お店に伺うとこうしてお会いできるんです。早朝も早朝、野菜を出荷されてお店までされていて、頭が下がります…!

お店にはカウンターがあって、そちらでその日の珈琲を出してくださって毎回ゆっくり試飲させてもらうんですが、日によってオーナーさんのお父さんやお母さんがみえて、よくカウンターでお話させてもらうんですよ。

お話しているうちに知ったのですが、実はこのコモンさん、以前藤ヶ丘駅でお父さんがされていた自家焙煎珈琲店で、息子さん(現オーナーさん)にゆずられて、こちらに新たに移転オープンされたそうなんですよ。

そしてこの場所にあった、あの「木曜日」さんは…なんとこちらのお父さんの奥さまである、お母さんがされていたお店だったのでした…!

そうだったんだ~と思い、お母さんと昔のこといろいろ話していました。お母さんの手帳から在りし日の木曜日の写真が出てきて懐かしく見させてもらいました。コモンコーヒーに立替える前の姿で、黄金色の紅葉に包まれた懐かしい木曜日の姿を見ることができました。

その中にお孫さんのお写真もあって、可愛い写真見せてもらいました。お孫さんともわたしはご縁があるんですが、ほんとこういうふうにいろいろとご縁が重なることってありますよね。

わたし、毎回800gいただいていくんですよ。これで1か月は持つかな~?

ホントはしょっちゅう行けるといいんだけどなかなか💦

すごく美味しいです!きこちゃんのお店も行きたいんだけれどなかなか春日井まで行けないので、コモンさんが近くにあってくれてホントありがたいな~って思います。

今年玉ねぎ失敗したので、川井さんの玉ねぎいただいて帰ってきました。後ろのピーマンはうちのです。

…川井さんはわたしが広い場所で野良をはじめたばかりのころ、師匠から紹介されて知り合いましたが以降川井さんのご活躍はすごくて、わたしなんぞ足元にも及びませんが、たまに出荷時に会うといつもと変わらない川井さんで、一生懸命農業されていてすごいな~っていっつも元気もらっています!

長久手のござらっせまではちょっと遠い方も、土曜のコモンコーヒーさんの朝市で、ケースケファームのお野菜がとってもお手頃に買えるのでぜひ足を運ばれてみてくださいね!

…こういう本当に美味しい自家焙煎珈琲のお店って、それぞれの地区でとっても大切な存在ですよね♡

 

以前住んでいた千種区にも「ペギー」さんというとっても美味しい自家焙煎珈琲店があったんですよ。

現在は、近くにコモンさんあってよかった~・・・!!!!

また9月もゆっくり珈琲買いに行ってしゃべってこよ~✨

【お問い合わせ】

珈琲豆ストア コモン

10:00 a.m - 19:00 p.m

定休日 : 水曜日

駐車場 : 6台

〒465-0031

愛知県 名古屋市 名東区 富が丘69
TEL 052-774-3966


棉花から布へ…長久手アートフェスティバル(NAF)のワークショップ。

2017年08月22日 | hand knit  編みしごと

わたしの畑の可愛い和綿。japanese cottonです。

繊維も短いし一つの房も小さいし、下向きに実がはじけて土の汚れも付きやすいんですが品種改良されていない昔ながらの素朴な生成りの綿が取れ、味わい深い和綿です。

花はこんな感じ。可愛い。

洋綿も大好きです。

まるでハイビスカスのようなきれいな花が咲き、品種改良され実も大きく上向きに実がはじけてくれるのでとても扱いやすく光沢のあるふんわりした綿が取れ、それぞれ味わいがあります。

2年前から春日井市のあかね珈琲店のきこちゃんから綿の種を分けてもらって、和綿、洋綿(グリーンコットンとテディベア)を栽培しています。

これはおととしのグリーンコットン。

おととし、いろいろ調べて収穫した綿の種を取り除いてくれる手動の道具「綿繰り機」を購入して全部種を抜いておいたんです。

。。。でも、糸にするまでがなかなか…!

と、思っていたら、畑関連ですごーーくお世話になっている、長久手市のみどりの推進課の主幹の方から昨年「ながくてアートフェスティバル(NAF、以下略)のワークショップで糸にするまでやってるからおいでよ!」と教えてもらったんです。

昨年は参加できなかったんですが、今年こそ家で眠っているかわいいオーガニックコットンたちを糸にせねばという使命感があり、先日こういうのが好きそうな末っ子ともに晴れて参加させてもらいました!

まず、綿繰り機で綿花の中の種を除き綿だけにしていきます。

これが綿繰り機です。手前に種が、向こうに綿が出てきます。

その綿を弓矢のような道具で打って(手づくりの道具です、タコ糸と園芸用の支柱を組み合わせたものです!)、綿をフワフワにほぐします。

そのふわふわの綿を薄くのばしていき…

棒に巻き付けて、形を整えてから棒を抜きます。

そうすると、「篠」ができるんです。

このNAFワークショップは3回あるのですが、第一回目はまずはここまでで終了…!

先生が、弓矢の道具で打つ方法のほかに、ハンドカ―ダー(羊の原毛を梳く道具)で綿を梳く方法を教えてくれました。

次回はこの繊維を撚り撚り…として糸にするそうで、その次はその糸から布を織るそうなんです・・・!

これが昨年のNAFワークショップで作った綿糸だそうです!

こちらも先生の草木染の綿糸です。

あ~~~~~糸って好きだ~~~~~~

糸に対する愛が深いです。

なぜか~~~~~

・・・とわたしの戯言はともかく。

みなさんは「ながくてアートフェスティバル」ご存知ですか?

「まちをアートで盛り上げる、アートをきっかけに人と人をつなぐイベント」なのです!

今年で11回目だそうです。

NAF実行委員会と長久手市が主催していて、今年は9月30日(土)から10月22日(日)まで開催される予定です。

NAFの農園はこの糸作りの会場にもなっている「長久手文化の家」の前にあり、NAFファームではこのような綿花も栽培されているんですよ!

このワークショップも期間中「アートDEあそぼ」で開催されるそうなので、綿花や糸作り、織物にご興味ある方はぜひフェスティバルにお出かけくださいね♡

…ながくては緑もいっぱいあるし、芸術大学もあるなどアートにも関わりが深く、自然やアートをテーマにしたイベントやお祭りがたくさんあって、子どもたちもすごく恵まれているし、親であるわたしたちもすごく楽しませてもらっていてありがたいな~って思います。

また次回のワークショップもレポさせてもらいますね♡


青唐辛子の収穫と、東北の辛い伝統調味料「三升漬け」の仕込み。

2017年08月22日 | 保存食

今年も10株くらい、唐辛子(品種は鷹の爪)を栽培して、無事青唐辛子を収穫することができました。今年もできはよく、ぷりっぷりのいい実になりホクホクしていました。

鷹の爪は完熟させると赤唐辛子で一年保存でき薬味として欠かせないものだし、青いうちに使えば三升漬けや柚子胡椒、青南蛮の甘酢漬けの材料にもなってくれて本当に使える素材なんですよね。

毎年8月くらいのまだ青い唐辛子を収穫して、三升漬けを仕込み、これからあたらしく出てくる実は完熟させて秋に第2弾で赤唐辛子として収穫します。

三升漬けは、もう何年も前に福島県郡山ご出身の医学博士の渡部和男先生(元浜松医科大学)から、東北の郷土調味料で「すごく辛いよ~ふふふ」と先生手づくりの(もちろん青唐辛子もご自身で栽培されたものです)三升漬けをいただいたことがあり、あまりの汎用性の高さに驚愕しました。

すごく辛いので一度に使うのはほんのちょっとなんですが、なんとも芳醇でまろやかでいてさわやかな辛みがあって、タレや、下味付け、うどんなどの薬味、煮込みや炒め物の辛み付けなどなんでも使えてしまい、以降わたしは毎年自分の畑で唐辛子を栽培して夏になると麹と醤油を用意して三升漬けを漬けるようになりました。

今年は三升漬け用に、岩手の生麹をつかってみました。やはり東北がルーツのものなので、東北の麹使ってみたいな~なんて思って♡

「三升漬け」は、その名前の通り、1升、1升、1升で漬ける…という感じで青唐辛子と麹と醤油の割合を1:1:1で仕込めばいいだけなのです!

だから仕込むのは至極簡単です!!!!

青唐辛子をよく洗いヘタを取り、5ミリ以下に刻みます。(手に青唐辛子の汁がつくと手から辛みが取れなくて、その手で目などこすろうもんなら目がひりひりしてしまうので必ずポリ手袋などで防御して刻んでいます。)

刻んだ青唐辛子は、手でよくほぐしておいた麹とよく混ぜ合わせます。これも直手で触らず木ベラなどで…。

清潔な保存容器に青唐辛子と麹を混ぜたものを入れ、醤油を静かに注ぎます。

…これを1日2~3回優しく混ぜていると1週間程度でバラバラだった素材がとろ~んと混ざり合い、発酵が進み混然一体となります。

これは2日目くらいの姿。上の方にちょっと液が上がってきて、発酵が進みガスが発生してかすかに空洞ができるようになります。

これは5~6日経った姿です。夏なので発酵が早いです。空洞がかなりできていて…

上の表面はこんな感じで汁気が広がっています。

空洞や液体など全部が一体となるように木ベラなどを使い、都度、やさしくやさしく混ぜ合わせていきます。

とろんと溶け合い、芳醇でいい香りがしてもういいな!と思ったら、保存用の清潔な容器に移します。

今年は青唐辛子、麹、醤油をそれぞれ600gずつで仕込んだので合計1800g、1升の三升漬けが完成しました。冷蔵庫で一年保存してます。冷蔵庫でも発酵が少しずつ進むのでだんだんまた美味しくなります。

なんでも仕込み立てって、塩角があるというか、味がばらけているというか、美味しくなく感じる時ありますよね。わたしも仕込みたてよりもそれから1~2ヶ月くらい経った方が好きなので、もう使えるんだけどあと1~2ヶ月冷蔵庫で寝かせてから使おうと思っています。

昨年仕込んだやつもあとちょっと残っているので…♡

この量で我が家の一年分です。すごく辛いので毎回ちょっとずつしか使わないのでこれで我が家は十分もちます。

…三升漬けが来てから、我が家はあまりほかの辛み調味料を使わなくなりました。意外なくらい、なんにも要らないです。

ベーコンエピを作る時のコショー、ホットドッグを作る時のマスタードがたま~にほしいな~って思うくらいですかね~?

このような遠い地方の伝統的な調味料を教わることができて本当に幸運だったなと思い毎年先生に感謝しつつ仕込ませていただいています。

先生は現在各務原で「各務原カンファレンス」を主催されていて、化学物質過敏症などの患者さん方の相談にのられたり、関連書籍の執筆などをされてみえます。

先生も今年も仕込まれたかな~??


夏の上高地。

2017年08月17日 | 季節

昨年に続き、子どもたち念願の、子どもたちだけでの金沢帰省をしています。

それぞれ仕事もあり、連泊が難しいわたしと相棒くんは自宅でいつも通りの生活をしていますが、たまたまふたりの休みが合って、休みどうする?となった時、ふとこういう機会にサクッと上高地行こうよ!という話になりました。

少なくとも15年は行っていなかったんですが、全然まったく変わらない姿の上高地でした。この夏訪れることができて本当によかったと思いました。

マイカー規制がされているので、車で長野の沢渡(さわんど)か、岐阜の平湯(ひらゆ)で車をおいてシャトルバスで向かいます。

わたしたちは名古屋ICから東海北陸道を経由して平湯のあかんだな駐車場に車を停めてバスに乗り込みました。

子どもがいないので「お腹すいた!」「トイレ」「もう疲れた。。。」「あと何分で着く?」などとの3人からの攻撃にあうことなく自分のペースでのんびりトレッキングすることができ身軽すぎてこういう時間を持つなんて本当に10数年ぶりで身軽ってすごい!と、つくづく思いました。

わたしたちは大正池でバスを降り、河童橋まで歩くことにしました。多分3キロくらい。

池を過ぎ、歩くコースから見える風景。天を映す鏡のような世界…。

水も本当に美しく、こんなきれいなもの見ちゃったら、キラキラと着飾ることなんて、まるで味気ないことのように思えてしまうほど…。

この川の色ったらないでしょう……!!!!

河童橋に到着して、必ずお腹を壊すのにジェラートを食べました。標高1500mの涼しさが原因なのかなんなのか、高原で冷たいものを食べると絶対お腹壊します・・・💦

ここは五千尺ホテルの喫茶の入り口。以前お茶をしたことがあって、確かここは松本民芸家具だったはずと中を見るとやはり使いこまれた美しい民芸を発見!

ここにもラッシチェアが・・・!

結局ジェラートでお腹いっぱいになり河童橋ではコロッケ1個だけしか食べずまたトレッキング。今度は明神池(みょうじんいけ)までの往復6~7kmのコース。

道中のこんな可愛い植物がいろいろ。

名前も知らないけど標高の高いところに生育する植物の姿が好きでたまらない。

途中、ウィンストン碑があります。

上高地の魅力を世界に知らせた功労者として知られる、登山家である英国人宣教師ウォルター・ウェストンのレリーフ(石碑)があります。

ここからさらに進むと明神池です。

明神池の近くの食事処。レトロで可愛い雰囲気でした。

さあ、池まであるきましょう。

この橋を渡って…

明神池に到着。こちらも濃い緑色で幻想的な風景でした。

吸い込まれそう…

こちらは明神二之池。

ここからまた梓川に沿って3.5kmほど歩き、河童橋に戻ります。

もう時刻は15時をまわっています。そろそろ帰り道につかなきゃ・・・ね。

名残惜しく山々と梓川を眺めました。

結局ウロウロと散策したもの含めこの日は10数kmほど歩きましたが、実は前日名古屋駅に10時間くらいいてさんざん歩いていて、よく歩いた2日間だったのでした。

今回は朝食だけお弁当を作り、車中で食べましたが今度は美味しいものを頑張って持参して絶景の中家族や友人と食べられるといいなあ~!

そうそう、前日名古屋駅の大名古屋ビルヂングの地下1階のお店で名東区のバケットラビットさんのパンが売っていたんですよ!ずっと行ってみたいパン屋さんだったので大きなブールを買ってみました。そして翌朝車中での朝食用のサンドイッチを作ろうと思いました。

こんなにふわふわで大きいんです。

ハムやキュウリ、摘みたての畑のバジルを入れたり、卵サラダをはさんだり。

いつもは5人分だけど今日は二人分なのですぐにできちゃいました。美味しかった~!

美味しい珈琲を入れて朝6時半に出発しました。

今度はいつ上高地に行けるのかな~。帰ってくるとあんなにきれいだったのは嘘だったんじゃないかと思えるような場所です。

いろいろな海外の国に行くのが好きだったのに、上高地に行ってから日本の美しさを知り、以降日本のさまざまなところに目が向くようになりました。

昔は綺麗でおしゃれなものも大好きだったけど、自分を着飾ることとかさえ、なんか味気なく思っちゃうほど上高地はわたしにとってなにかこう、価値のあるものについて考えさせられる特別な場所です。

マイカー規制やゴミの持ち帰りなどいろいろ不便なこともありますが、この先もずっとこのままの姿がみなの手で守られていくといいなあ。。。


イカのキムチ、イカの塩辛。

2017年08月11日 | 保存食

石川県民て、すごくイカを食べるような気がするんだけどどうなんだろう。

加賀の祖母宅でもイカはしょっちゅう食卓に上ったし、うちの母もしょちゅうイカを出してくれました。

わたしもイカが大好き…!

でも、イカの塩辛などは家族がまったく食べなかったので食べたことなかったんですよね。

…わたしが三升漬けをつくりはじめてから、生イカのゲソを三升漬けに漬けておくと塩辛になるって見聞きしたような気がしてイカの刺身を食べたときには残ったゲソを三升漬けに漬けて翌日か数日後に食べるのが楽しみになりました。

短期間しか漬けてないのに、まるで長期間漬け込んだような味わいになるなんて、三升漬けってなんてすごい調味料なんだろうといまだに感激します。

…話がそれますが、1年半くらい前に名古屋生活クラブのイベントで、豊明のお漬物屋さん「道長」さんのキムチづくり教室でヤンニョムを手づくりして、今も大事に使わせてもらっているんです。

それがいい感じに発酵してて辛みも最高なので、先日イカのゲソが出たときにはこのヤンニョムでゲソを漬けてみたんです。

道長さん直伝のヤンニョム。これでキムチが漬けられるんです!

食べやすく切ったゲソにヤンニョムを大さじ1程度乗せて…

よ~く、和えます。

小さな壺などに入れて冷蔵保存します。

翌日から2~3日くらいで食べきっていますが、かなり美味しい!

どれくらい持つのかな~。

長期間置いた方が美味しいのかな~。

…などと、思うんですが、なんせ1~2杯分のイカのゲソなんて量が知れててあっという間になくなります💦

ある日の朝食。炊き立てご飯に納豆(大好きな秋田の桧山納豆♡)とイカキムチ!

…やったことないけど多分塩麹や醤などでも漬けこみ可能なような気がする…!

お刺身や煮つけで余ったゲソは甘辛く煮つけて酢の物に加える…というのがわたしの母の定番でしたが、ぶつ切りにして三升漬けやヤンニョムと和えるだけ…というのもすごく簡単で残ったゲソを美味しく食べる方法だなと知りました♡

さて、毎日暑くて結構湿気がある日も多いですね!

ありきたりですが、我が家のそうめんランチです。

畑のトマトやオクラ、シソ、キュウリなどなどその時に乗せれるものを乗せちゃって、つくりおきの麺つゆをダ~っとかけていただきます。

ちょっと変わってるかもしれないけど、わたし、しばらく冷蔵庫で冷やしたそうめんも結構好きなんですよね~。

朝、茹でておいて一口サイズにまとめて冷蔵庫に入れておき、お昼に麺つゆでほぐして食べる…ということを、わたしが不在の子どもたちのお昼などにやってもらっています。

長女と長男はすごい冷たくて美味しい!って言ってましたが末っ子は「いつもの方が美味しい」と言ってました。

運動会など野外で食べるのも結構好きです。

ステンレスの保冷ボトルなどに麺つゆを冷たく保存して…♡

母からの配給品の貴重なそうめんがもう底をつきたので、生クのあさっての注文で2キロ分のそうめんが来るのが待ち遠しいです…!

200gのものが10袋セットというのがあって、即注文しました・・・!

夏休みのお昼、もう考えるのしんどいですね~暑くて食べたいものが限られますしね💦


簡単、手づくり、赤ジソのジュース…農家のレシピ。

2017年08月07日 | 保存食

畑の美しい「純赤ちりめん赤紫蘇」をシロップにしました。

何回も作っているんですが、昨年は赤紫蘇が芳しくなくてシロップにするほどの葉の量がありませんでした。

実は次女がシソジュース大好きで、シソジュースまだ?と何度も何度も昨年から聞いてくるのでこれはつくってあげないと!と思っていました。

たくさんの葉を収穫して、さあエキスをとりましょう!

【材料】

・赤紫蘇の葉・・・200g

・水・・・1リットル

・ビートグラニュー糖・・・500g

・レモン汁・・・大さじ3(45cc)※りんご酢や米酢などでもOKです

※梅ジュースは、琥珀色に仕上がって、コク(雑味?)のある美味しさになるので、きび糖や粗糖、甜菜糖を使いますが、やっぱりしそジュースは色をきれいに仕上げたいので、こういう時はビートグラニュー糖をつかっています。1kg300円くらいで名古屋生活クラブで注文してます。

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【つくりかた】

①赤じその葉はよく洗って、水気を切っておく。




②鍋に分量の水を入れて火にかけて、煮立てば①を2度に分けて加えて再び煮立てば火を弱めてそのまま10分程煮出す。



③②をザルなどでこし赤じその葉を取り除き、鍋にビートグラニュー糖を入れ、そこに静かに煮汁を加え、再び火にかけて、砂糖を溶かし、煮立つ直前に火からおろす。



④③の荒熱をとって、レモン汁をまわし入れてかき混ぜる。保存瓶に入れてできあがり。

煮出したしその葉は、細かく刻んで、酒、みりん、砂糖、醤油などで佃煮なと甘辛く炊くとおかずになります。

わたしはこの出がらし(200gの葉)にせん切り生姜適量、酒大さじ3、粗糖大さじ3、醤油大さじ3を加え煮汁が引くまで煮て赤ジソの佃煮をつくっています。

茶色っぽいですが、ご飯にのせるとほんのり赤色で、赤ジソだな~って思う佃煮でとても美味しいです。

…シソの葉の収穫って、大変なんですよ~!でもこのシロップが美味しいので年に一度くらいはできればつくりたいし、副産物の出がらしで佃煮を作り置きしたいです。

夏休みで、長女の部活や長男のサッカーの自主朝練(同級生軍団でやっている)も毎日のようにあるので、子どもたちも冷たい飲み物が恋しくなるようです。

写真よりずっときれいな色で、味もすっごく美味しいです♡


おかひじき入りのたこ焼き。

2017年08月04日 | 農家のごはん

またまたるーあんり畑の美味しい野菜をいただきました。

みなさんは「おかひじき」、食べられたことありますか?

るーあんりちゃんはもう何年も栽培されています。

わたしはつくったことがなく、こういう個性的な青菜は子どもたちがたくさんは食べられないので、もし残ってしまった時のことを思うとたくさんの種類はつくれてないんですよね~💦実際一番子どもたちが苦手な春菊だけでも、畑で穫れた分を食べさせるのが大変なくらい、わはは。

あぐりん村では珍しい野菜がたくさんあるので、そこでも何度も見かけていたんですが、なんとなく食べずに通り過ぎていました。

おいしそうだな~とは思っていたんですがね♡

そしたら先日、るーあんりちゃんからこんなにたくさんのおかひじきをいただいちゃったんです!

本当に海藻のような見た目ですよね。天然のものは海岸の砂地に生息しているようで、なんとなく海を感じる野菜です。

金魚鉢に入ってそうだし・・・✨

さて、おかひじきはシャキッとした歯ごたえが美味しい野菜なので、歯ごたえが残るようサッと茹でます。アクが多少あると思うので、歯ごたえが残る程度にちゃんと茹でた方がいいかなと思います。

茹であがれば、水に浸し、熱がとれたら水気を絞って2~3センチに切っておひたしや酢のもの、お味噌汁の具材などにつかいます。

大量にいただいたので、1日目はお浸しにしました。

削り節などをたくさんかけるとますます美味しい一品になりますね。

それと我が家では毎週広島焼きをするんですが、たまに広島焼きから変更でたこ焼きもします。

油との相性がいいような気がしたので、たこ焼きの具材におかひじきを使ってみたら、これまた美味しい…!!

焼いている途中の画像です。

シソやニンジンの葉っぱを天ぷらにすると、まるで海苔のようないい香りとパリッとした食感になりますが、おかひじきもそんな感じでなんとも言えないいい香りでした。

自家製甘酢生姜とちくわ、刻み葱とキャベツ、そしておかひじきたっぷりのたこ焼きです。

たこはもちろん、ソーセージやチーズなども我が家の定番で、1回に2~3種類くらいのたこ焼きを焼いて楽しんでます!

るーあんりちゃんの過去のブログの記事に、マヨネーズ和えなども美味しいし、ベーコンと炒め合わせたのも美味しかったと記載されていました!

勝手に画像お借りしてごめんね♡

るーあんり家の一皿です。

こちらの画像もるーあんりちゃんのブログからお借りしました。おかひじきのきれいな姿がよくわかります✨

さてさて、我が家も現在子どもたちが夏休み中で、毎日一日中家の中がせわしいです💦みんなが出たり入ったり、今日はあれだのこれだの…!

そして今日は長女がはじめてのボランティアに行っています。中学校から市が主催してれている夏のボランティアの案内があり、申し込んだら老人福祉施設で受け入れていただくことになったんです。

たこ焼きを焼いているとき、長女が「明日のボランティアのお弁当に入れたい!」と、数個残しておいたんですよね。でも、スペースの関係上、1個しか入りませんでした~!

今頃、がんばってる最中かな!?!?大丈夫かなあの子・・・!ま、がんばれ~~~

…高校生になったら毎日お弁当なので、極力自分で作るようにもっていきたいなと思っています。

今もお弁当の日は早起きさせて、一緒につくらせるようにしています。

あ~~~、3人の高校時代と学生時代の昼食を支えるなんて、ちょっと考えただけでも大変そうだな~💦考えたらぞっとするので、今はあまり考えず、そん時が来たらがんばろかな。。。!

相変わらずお料理はそんなに大好きじゃないんですが、がんばってます・・・!