2010/11/25
今日は全く久しぶりに映画を見に行った。
最近、西南の海の方が騒がしくなっていることもあり、以前から気になっていた映画’海猿’を公開最終日の前日にTOHOシネマズ府中で見た。映画は国家、国民の安全を守る最前線で働く海上保安庁勤務の男の家庭との両立の中での生き様を描く感動ドラマだった。
私は昔勤務していた会社の仕事の関係で、海上保安庁が東京湾上で行う訓練の様子を家族を中心に巡視船上から見せるイベントに参加させてもらう機会があった。その時の訓練では、巡視船や飛行機、ヘリコプタ、救命ボートなどを駆使した海難救助の現場を実践して見せるもので大迫力だった。また、船上で父親の活躍する姿を見学している家族の誇らしげな姿やこどもの目の輝きが印象的に今も瞼に焼きついている。その時の情景と映画のシーンが重なって見えて、感動がさらに増幅された。
映画館で隣で見ている普段涙もろい妻に『あんた泣いてんの・・』と言われた。年はとりたくないもので、そこに年甲斐もなく涙する自分がいた。
企業では、昔から言われ、当たり前にやられている初歩的なことが、日本の政治の世界では出来ていないという情けなさが最近よく目に着く。企業では現場、現物を見ないで、話だけで机上で仕事する管理者ははじめからNGである。情報漏洩を論議するには、普段からその組織や組織人の間できちんとした秘密管理がなされていることが大前提である。大本の官庁はISMSを取得しているのだろうか?きちんと褌を締め直してほしい。