家庭菜園&果樹園

野菜、果物、花卉栽培奮戦記

干柿100個吊るした!

2014-11-28 13:26:55 | 楽しい菜園

2014/11/27
近所の知合いの方から、100個以上の渋柿が届いた。一年前に干し柿を頂いて、家でも作りたいと頼んでおいたら、こんなにいっぱい頂いた。
枝を綺麗に両側切って収穫してくれてあったので、干し柿作りの作業は簡単だ。1個づつ皮を剥き、荷造り用の紐で結び、8個縦に並べ、先に輪を作る。柿を頂いたときに留守をしていたため、そのまま熟柿になってしまって、うまく干柿になるかと心配していたが、熟柿は皮が薄くなって、剥かなくてもうまく行きそうだ。13本半できたので、100個以上になる。熱湯を沸かせて、紐の両端を持って、5秒ずつ熱湯につけて引き上げる。そして、軒先の物干し竿に輪っぱを入れて、吊るす。ここまでの作業を素早くやらないと、うまくいかないようだ。
1日2日干していると、表面が乾いて、いい具合になってくる。表面に粉が吹いてくると出来上がり。
これからしばらくは、雨に濡れないことと、鳥にやられないことのケアが必要だ。

   
   渋柿も
      太陽浴びて
           甘くなる
   


猟罠の動作チェック!

2014-11-27 11:18:51 | 楽しい菜園

2014/11/22
今日は今年二度目の芋煮会に昔の会社の仲間6人が農園にやってきてくれた。
大鍋の芋煮と持ち寄った肉類をバーベキューして食べた。仲間の一人が猟師免許(罠猟)を取得したので、自作した罠を持ってきて、会社で検査をやっているもう一人の仲間と一緒に外観及び動作チェックをやった。
色々決まりがあるようで、猟ができる場所や猟できる動物を地図でチェック、あまりワッパが小さくなりすぎると足が切れてしまうのでNG、ワイヤーやカシメ部分の強度チェックのあと、動作チェックをやった。円筒状の筒を地面に埋め、足を踏み込むと蓋が落ちワイヤーが閉まる仕組みになる。
デザートを食べた後、林檎狩りをして、裏の畑に行き、今年猪や鹿が出た場所付近のけもの道や仕掛けができる場所などを確認した。大根、白菜を収穫し、皆で大室山をバックに畑で記念撮影をして引き上げた。
猟もできることが分かったので、本番用の罠が出来たら、いよいよ仕掛けることになるが、実際に掛かった時は、仕留めたり、捌いたりすることができないので、プロの猟師に頼むことになるようだ。その時には肉のお裾分けがあり、皆で鍋をやるという約束も取り付けた。
あまり期待しないで、待つことにしよう。

   イノシカは
       憎さ哀れさ
            交交と

   

   


日暮れ前、根菜たちが座談会!

2014-11-26 11:17:07 | 楽しい菜園

2014/11/16
夏の根菜たち(里芋、牛蒡、人参、生姜、秋ウコン)が収穫されて、秋の早い日暮れを惜しむように、枕を並べて一服していた。
写真手前が里芋(土垂、左手の茎が赤いのが八つ頭)、中程に牛蒡、人参、奥に秋ウコン、生姜がいる。
11月初めに猪の来訪があり、里芋が少し掘り返されたが、収穫にはあまり影響はなかった。8月には猪の襲来で南瓜が全滅したが、今日牛蒡の収穫時、牛蒡の葉蔭から生き残った南瓜が見つかった。3か月ほどそのまま置き去りになっていた南瓜が無傷で問題ないのには驚きだ。今日は根菜たちの真ん中にどかっと座り、座談会の座長になって、春、夏から秋にかけて畑で遭った出来事を話し合っているようだ。

     夏の日の
         想い出語る
              野菜たち


農園の入口に飾り茄子!

2014-11-19 09:10:52 | 楽しい菜園

2014/11/13
農園の近所の方から、赤茄子(飾り茄子)を頂いた。葉を取って、半月ほど干していたが、大分落ち着いてきたので、入り口にキウイフルーツの蔓で作った花盾を置き、飾り茄子を立ててみた。こうして見るとキウイフルーツの花盾もなかなかなものだ。
花がなくなった冬の農園が急に華やいだように見えてくる。今度11月22日は今年2度目の芋煮会を予定しているが、これでみんなを迎えてみたい。
以前、正月の門松代わりにフォックスフェイス(狐茄子)を立てたことがあったが、今年は飾り茄子を門松代わりに玄関先に立ててみよう。
それにしても、茄子の種類の多さには驚く。トマトもピーマンもじゃが芋までも茄子科なのだから納得かも。
風で倒れて、世話が大変なようだが、今度は種から作ってみようかな。

  赤茄子に
       玄関ポチも
            嬉しそう  

   

    


7年間育てたキウイフルーツの木を伐採!切り株に合掌!

2014-11-14 15:36:52 | 楽しい菜園

2014/11/7
昨日は農園に、昔の会社の仲間4人と1歳の子供が来て、今年1回目の芋煮会をやった。畑の中のかまどで、芋煮を煮て、サンマ、ホッケを焼いて賞味した。その後、1歳の子供も加わって、林檎もぎをやってもらった。白菜と大根と林檎を持って、道志の湯に浸かり、みんな堪能してもらえたようだ。
今日は、農園の中で葉はひときわよく茂っている割に、どういう訳か実をちっとも付けない(雄木、雌木はあり、以前はいっぱい実を付けたこともあったが)キウイフルーツの木を、今年は断腸の思いで伐採することにした。よく茂っているだけに、枝を払い、根を掘り起こすのはすごく大変で、丸2日かかってしまった。薪を切りそろえた上に、雌雄の切り株を並べて、それに向かって合掌した。『毎年良く茂ってくれて、ありがとう。これからも農園は豊作になりますように…。』切り株の向こうでは袋を掛けた林檎の木が見ているが、空いた土地にはまたリンゴの木でも植えようかな…

   切り株に
            生気の名残り
            キウイの木

   


国立近代美術館で加山又造の『千羽鶴』を観る!

2014-11-11 16:27:52 | 学芸員に挑戦

2014/11/1
今日はメンバ登録している調査会社の集合テストが、夕方から九段下であるというので、雨が降り続いていたが、菱田春草展をやっている近くの近美に昼頃から出掛けてみた。
菱田春草はさすがに混み合っているし、65歳以上は無料で見れるMOMATギャラリーを見ないわけにいかないと勝手に決めて、そちらの方に回ってみた。4階から2階の展示場はMOMATギャラリーの展示になっていて、上の階から、明治、大正⇒昭和初期、現代となっており、上から時代順に観ていくことにした。黒田清輝や大観、観山等教科書などで見たことのある絵がズラリと並んでおり、所蔵品展示といってもさすが国立は違う。そういう多くの展示品の中で、私は加山又造の『千羽鶴』という六曲二双の襖絵に異様な感銘を覚えた。大正、昭和、現代と時代を下って作品を観ていくと、どういう訳か、どんどん訳が分からなくなっていく。こういう感覚を持つのは私だけなのだろうか??
もう一度、千羽鶴が見たくなって、4階まで登ってみると、丁度ギャラリートークが始まるところで、着いて行って見ると、期せずして、観衆の群れは『千羽鶴』の前に止まってトークが始まった。ここでのギャラリートークは学芸員が一方的に説明するのではなく、ギャラリーの意見を聴くことが多いようだ。春草の絵や琳派の絵とどう違うか?バックにある縞模様は何か?上下左右と遠近の関係はどうなっているか?何故左右に有るのは月か太陽か?何故月が2個あるのか?
加山又造は京都西陣織の図案家の家に生まれ、東京美術学校で学んだ後、山本丘人に師事し、日本画の伝統的な手法の上に、現代的な感覚を独自な画法で持ち込んだ画家のようだ。
春草の様な朦朧体ではなく、鶴の絵はデフォルメされた図案のようだが、夥しい数の鶴が波のように飛び交う様は迫力がある。琳派の様な絢爛さはないが、銀色の波の線などはプラチナが使われているようで、深い輝きがある。一般的な遠近画法はなく、逆に上も下も右も左も奥行きがあり、バックにある波模様を見ていると、千尋の谷に引き込まれそうな気もする。右に上弦の月があり、左には満月があり、鶴の群れがそちらに向かって飛んでいる。これは4次元の世界であり、宇宙を表現しているのであろうか?
今日はじめてみた絵だが、最初見たときには、何気に感動を覚えたが、ギャラリートークを聴き、皆の意見を聞くにつけ、すごい絵があったんだ・・・と、より感銘を深くした。

   千羽鶴
      宇宙の果てまで
            旅立ちだ


白菜、大根に防鹿ネットを被せた!

2014-11-01 10:27:58 | 楽しい菜園

2014/10/27
小学校裏の借りている畑で白菜、大根が良く育ってきたので、防鹿ネットを被せた。
昨年同じ場所で作っていた白菜が芯の柔らかいところをすべてかじられ、大根は葉を丸坊主に食されて、全滅状態になった。今年は昨年と同じ轍を踏まないために、寒冷紗をかぶせ、夏にキュウリネットとして使っていたネットを横に広げ、鹿の足を踏み入れにくくした。気休めにしか過ぎないと思うが、鹿は非常に憶病な動物と聞くので、警戒して侵入抑止になれば・・・。今年は冬の大雪で鹿が死んで減ったのではという話も聞く。逆に猪は各地で大暴れしており、この畑でも8月に大暴れし、南瓜を全滅させている。このネットは鹿には効いても、猪には全く無意味だろう。何はともあれ、暮まで様子を見てみよう。これで駄目なら、友達が狩猟免許を取ったので、そちらに期待しようかな…

     お百姓
        猪鹿蝶と
            知恵比べ