カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

母がひと月入院した外科内科病院

2017-11-07 15:34:16 | 日記
昔に 働いたことのある病院が 母のシニアホームに近かったので たまたま受診し入院となった。分業化が進み 大勢のケアワーカー やリハビリのスタッフがいた。そして 若い!もう私の同僚は誰一人いない。数人の患者さんの中で見覚えのある人がいた。
ベットが 24時かん自動設定され 右上になったり左上になったりし床ずれ防止できるようになっている。基本 オートメーション化は職場がなくなるので嫌いだが これは 介護者の労力を補うのに良いなぁと思う。
ポート と呼ばれる 中心静脈栄養をほとんど寝たきりの老人がされていた。認知症が悪化し末期の廃用症候群となってる患者さんもいた。こうなると 自分すらも認知できない状況だそうで、痰が絡む音はするが体動 発語はほとんどない。
日本は長寿の国であるが このような患者さんが長寿を進めてるとしたら、何だが違う気がする。クオリティ オフ ライフ がないと思う。私だったらどうだろう。元気なうちに娘達やパートナーと 延命について 話しておかなきゃなぁ〜。
カナダの知り合いお年寄り達は 弁護士をとうして ウィリング 遺書を早いうちに作ってるようで、延命についても書かれてある。カナダでは個人病院が見当たらない、法律の規制でもあるのか?なので教会系や州立の綜合病院しかなく入院患者はサッサと退院させられてしまう。または余命が少なく治療の余地がない人は入院しないかもしれない。救急室に運ばれた段階で病院は早々に治療を終了し静かに自宅またはホスピス、老人ホームに移動するのかな。
思えば6年前に介護してた多発性硬化症の患者さんは 救急室に入って1週間も経たないうちにそこでなくなった。入院はできなかった。

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