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日本人処刑にこめられた中国のメッセージ

2010年05月31日 | 中国問題
本日発売の『月刊テーミス』(産経新聞社)に、注目すべき特集が組まれています。
在中国の日本総領事館に、次のような中国公安当局の捜査極秘情報が寄せられているというもの。

「中国で日本人大量逮捕による対麻薬犯罪キャンペーンが始まる」

中国の日本人社会では、「これから中国で日本人の逮捕や処刑が増えるのではないか」と懸念されています。
どのような罪で日本人の逮捕が想定されるか。

例えば、日本人ビジネスマンが中国のカラオケ店で中国人女性と歌を歌うと、
この接待が犯罪にあたるとして摘発される。
中国ではすべての売買を中国金融当局に届出ることが義務づけられていますが、
一瞬の為替取引では、その届出がかなわない場合もある。
中国国有企業保護のため、この法規は実際は適用されることは少ないらしいのですが、
日本企業に対しては、違法為替ビジネスとして摘発される可能性があります。

日本の警察当局が、日本国内での中国人犯罪の摘発を強化すると、
中国は日本人ビジネスマンの逮捕や処刑を進める。
こうして、日本の治安悪化と日本人の逮捕・処刑を、取引材料につかう狙いがある――
という恐ろしいシナリオです。

◆ ◆ ◆
(月刊テーミス6月号より一部引用)

日本は舐められている! 中国・日本人処刑&西太平洋制圧の「狙い」

■鳩山流「友好の証」がきっかけ
「日本の首相が見殺しにしたようなものだ」と、北京のロシア大使館の関係者は断言した
 中国で次々に処刑された日本人。実は、彼らの多くが対中強硬派の小泉政権など自民党政権時代に中国公安当局が「見せしめ」として逮捕、死刑の結審を受けた麻薬密輸犯だ。

 (略)

 なぜ今になって執行されたのか。その理由を台湾の事情通は「軟弱な鳩山内閣が出現したからだ」と指摘する。鳩山内閣は、「友好の証」として中国側に次々と譲歩している。それを見て、胡政権の側近が「日本人麻薬密輸班の死刑執行を進言したのです」と香港の事情通は語った。

 胡政権の対応は慎重を極めた。まず日本人麻薬密輸犯の死刑執行を通告、日本側の世論の反応をみたのだ。
 ところが、驚くべきことに首相自身が「残念だ」と述べるにとどまり、鳩山政権の閣僚からも強い反発や抗議は聞かれなかった。それどころか執行後は鳩山首相自らが「内政干渉的なことはいうべきではない。日中関係に亀裂が入らないように努力する」と、処刑擁護の発言をした。
 
 これで中国側は、残る日本人3人の処刑執行に自信を持ったという。
 まず赤野光信死刑囚を処刑。赤野死刑囚は「中国の通訳がいい加減だ」と公判過程で不満を伝えたともいわれたが、日本のマスコミは「アヘン戦争の歴史的背景や中国の司法判断の尊重」を持ちだして、官民あげて容認世論を誘導する始末。結局、4人の日本人が処刑されてしまった。


■刑期は買収や政治的意図次第
 日本人の処刑は、1972年の日中国交正常化以来、初めてだった。
「シンガポール政府が米国人に鞭打ちの刑を実行するのにも、米国は抗議する。ましてや他国での自国民の死刑執行を止めようとしない先進国はあり得ない」と、欧州の在北京大使館関係者はあきれ返った。

(略)

 在中国の日本総領事館に中国公安当局の捜査極秘情報が寄せられていたことがある。
 中国で日本人大量逮捕による対麻薬犯罪キャンペーンが始まる――。
「日本では考えにくいことだが、毒ギョーザ事件以来、中国は日本が故意に国際社会に犯罪国家・中国のイメージを流布しているとみている」
 香港の大陸事情に詳しいジャーナリストはこう語る。中国人が引き起こした毒ギョーザ事件は、中国の単なる刑事犯罪というより、日本が中国人犯罪を利用し“中国叩き”を世界にアピールしている、と捉える冷徹な国際政治学の読みが働いている。

 「毒ギョーザ事件の仇は取る。それが日本人の麻薬密輸犯の死刑執行です」と、公安関係者も警戒する。
 (略)

■中国人摘発には日本人死刑を
 実は、中国政府が日本人に死刑を執行したことで、「これから中国で日本人の逮捕や処刑が増えるのではないか」という懸念が、中国の日本人社会で生まれている。
 (略)

 「日本人ビジネスマンの犯罪摘発や逮捕が進めば、日本の治安悪化と取引材料になる」(公安関係者)
 日本の警察当局が中国人犯罪の摘発を強化すればするほど、中国は国内の日本人ビジネスマンの逮捕、摘発を強化する。そして中国当局は日本人“犯罪”に酷刑で臨むという恐ろしいシーソーゲームが見えてくる。








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