(シャリバリ地下大学ガクチョーからのメッセージ)
いよいよ12月10日から横川シネマにて、広島での「サウダーヂ」の上映が始まります。一人でも多くの広島で暮らす人々に「サウダーヂ」、そして空族の作品を観て欲しいと願ってます。
そこで、シャリバリ地下大学といたしまして「空族 夜の祭りー無職と平和の夜」をご用意させていただきました。広島では「無職と平和」(「国道20号線」上映)、「無職と平和リターンズー勝手に映画を撮る方法」(「雲の上」上映)に続く空族企画第三弾として、この「無職と平和の夜」をお届けします。御堪能下さい。
「空族 夜の祭りー無職と平和の夜」
「サウダーヂ」がナント三大陸映画祭でグランプリを獲得した。とてもうれしいことだ!空族の作品がより多くの人々の魂に届くきっかけとなればとてもうれしい!しかし、賞を穫ろうと穫るまいと、空族の映画の威力に何ら変わりはない。
私たちにとって空族の作品は、映画が私たちの生にとって一体何であるのか、そして私たちの生活とは何なのかを根底的に考える場を作り出す。空族の作品には私たちの姿が映し出されている。夜の祭りでその喜びと怒りと哀しみと悲しみをぶちまけましょう。そして、ともに生活する仲間と見えない仲間の存在を感覚する祭りにしましょう。
2011/12/10(土)19:00~ 料金:1500円 会場:横川シネマ(082-231-1001)
http://ww41.tiki.ne.jp/~cinema-st/
映画:
『花物語バビロン』相澤虎之助監督(1997年/45分)
『rap in tondo の長い予告編』空族制作ドキュメンタリー(2011年/60分)
選曲:
RADIO MAROON(ディスクジョッキー)+スレッジハンマー集団
トーク:
空族(富田克也監督+相澤虎之助監督)+シャリバリ地下大学
CD-R、安全ヘルメット:スレッジハンマー集団
バル:ニュー・シャリバリ
関連情報(抵抗つながり) 12月10日は広島市立大学で以下の企画もあります。
抵抗としての文化を語るⅡ 12月10日 広島市立大学小ホール 13:00~
・ 無料
・『アンティゴネ』 1991年/95分 ストローブ=ユイレ監督
・『ギフト』 2011年/40分 奥間勝也監督
・ シンポジウム「抵抗としての文化の想像/創造へ向けて──オキナワとヒロシマから考える」
抵抗としての文化を想像/創造する──オキナワとヒロシマから
生きる場を踏みにじり、生きること自体を内側から脅かしつつある歴史の流れに立ち向かう、抵抗そのものであるような文化を、「文化」と呼ばれているものを突き抜ける強度において想像し、創造する可能性を探る映画上映会とシンポジウム。
今年の山形ドキュメンタリー映画祭で好評を博した、沖縄の気鋭の監督奥間勝也の作品『ギフト』とともに、ギリシア悲劇を題材とした抵抗の塊とも言うべき映画、マリー・ストローブ+ダニエル・ユイレ監督の『アンティゴネ』を上映する。続くシンポジウムでは、沖縄からの監督と研究者を交えて、ヒロシマとオキナワを結びながら抵抗としての文化の可能性を考える予定。広島市立大学社会連携プロジェクト研究とヒロシマ平和映画祭2011の共同企画。