ヒロシマ平和映画祭2013「異郷の記憶」(2013年12月6日~15日)日程別プログラム(12月7日夜)
トーク・セッション:
ジェノサイドの後に映画を撮ることはいかにして可能か?
──ルワンダ虐殺20周年を前に、ルワンダからの映画を考える──
日時:2013年12月7日(土)18:30~20:30
会場:広島市まちづくり市民交流プラザ6Fマルチメディアスタジオ
主催:ヒロシマ平和映画祭+広島市立大学社会連携プロジェクト「広島の映画文化の遺産の継承にもとづく映像文化の創造」
※入場無料
企画趣旨:
2014年、ルワンダは、100万人に及ぶ人々が殺害されたというあの痛ましいジェノサイドが起きてから20周年を迎えます。その間、日本でも公開された『ホテル・ルワンダ』(2004年)をはじめとして、この出来事を題材とする映画が作られてきましたし、ルワンダでも映画制作が盛んに行なわれています。では、この20年間、ルワンダ虐殺をめぐってどのような映画が作られてきたのでしょうか。そして、ルワンダの人々は映画を通して、虐殺の記憶に、その後の和解へ向けたプロセスに、どのように向き合おうとしているのでしょうか。
今回のトーク・セッションでは、オーストラリアとルワンダを往復しながら、ルワンダの人々に映画の理論と実践を伝えている、オーストラリア・マードック大学のミック・ブロデリック氏に、1994年のルワンダ虐殺を主題とした映画と、ここ数年のあいだにルワンダで作られた映画を、ルワンダからのショート・フィルムを中心とした映像を交えて紹介していただいた後、ルワンダのキガリ・ジェノサイド記念センター副所長のイヴ・カムロンジ氏に、ルワンダにおける映画制作の現状と意義についてお話をいただく予定です。
質疑応答の時間も設けます。言語を絶する凄惨な出来事の後に、映画を撮るとはどういうことなのか、異郷ルワンダからの映画はどのような問いを投げかけているのか、今も撮られ続けている「ヒロシマ」の映画とも照らし合わせながら考えるひと時を、多くの方々と共有できれば幸いです。
上映予定作品(※一部変更される可能性もあります):
キヴ・ルホラホザ『灰色の物体』(抜粋)/Kivu Ruhorahoza: “Grey Matter (Matière Grise)”, 2011 (feature excerpt, 3:00 min)
テリー・ジョージ『ホテル・ルワンダ』(抜粋)/Terry George: “Hotel Rwanda”, 2004 (feature trailer, 1:30 min)
Official Trailer: http://www.youtube.com/watch?v=qZzfxL90100
ギルバート・ヌダハヨ『死の罠を超えて』(抜粋)/Gilbert Ndahayo: “Beyond the Deadly Pit”, 2008/9 (feature documentary excerpt, 5:00 min)
キヴ・ルホラホザ『告白』(短編全編)/Kivu Ruhorahoza: “Confession“, 2009 (short 17:00 min)
セレスティン・ヌタウィレマ『未来への希望』(短編ドキュメンタリー全編)/Celestin Ntawirema: “Hope for the Future”, 2011 (documentary short 7:00 min)
トーク・セッション:
ジェノサイドの後に映画を撮ることはいかにして可能か?
──ルワンダ虐殺20周年を前に、ルワンダからの映画を考える──
日時:2013年12月7日(土)18:30~20:30
会場:広島市まちづくり市民交流プラザ6Fマルチメディアスタジオ
主催:ヒロシマ平和映画祭+広島市立大学社会連携プロジェクト「広島の映画文化の遺産の継承にもとづく映像文化の創造」
※入場無料
企画趣旨:
2014年、ルワンダは、100万人に及ぶ人々が殺害されたというあの痛ましいジェノサイドが起きてから20周年を迎えます。その間、日本でも公開された『ホテル・ルワンダ』(2004年)をはじめとして、この出来事を題材とする映画が作られてきましたし、ルワンダでも映画制作が盛んに行なわれています。では、この20年間、ルワンダ虐殺をめぐってどのような映画が作られてきたのでしょうか。そして、ルワンダの人々は映画を通して、虐殺の記憶に、その後の和解へ向けたプロセスに、どのように向き合おうとしているのでしょうか。
今回のトーク・セッションでは、オーストラリアとルワンダを往復しながら、ルワンダの人々に映画の理論と実践を伝えている、オーストラリア・マードック大学のミック・ブロデリック氏に、1994年のルワンダ虐殺を主題とした映画と、ここ数年のあいだにルワンダで作られた映画を、ルワンダからのショート・フィルムを中心とした映像を交えて紹介していただいた後、ルワンダのキガリ・ジェノサイド記念センター副所長のイヴ・カムロンジ氏に、ルワンダにおける映画制作の現状と意義についてお話をいただく予定です。
質疑応答の時間も設けます。言語を絶する凄惨な出来事の後に、映画を撮るとはどういうことなのか、異郷ルワンダからの映画はどのような問いを投げかけているのか、今も撮られ続けている「ヒロシマ」の映画とも照らし合わせながら考えるひと時を、多くの方々と共有できれば幸いです。
上映予定作品(※一部変更される可能性もあります):
キヴ・ルホラホザ『灰色の物体』(抜粋)/Kivu Ruhorahoza: “Grey Matter (Matière Grise)”, 2011 (feature excerpt, 3:00 min)
テリー・ジョージ『ホテル・ルワンダ』(抜粋)/Terry George: “Hotel Rwanda”, 2004 (feature trailer, 1:30 min)
Official Trailer: http://www.youtube.com/watch?v=qZzfxL90100
ギルバート・ヌダハヨ『死の罠を超えて』(抜粋)/Gilbert Ndahayo: “Beyond the Deadly Pit”, 2008/9 (feature documentary excerpt, 5:00 min)
キヴ・ルホラホザ『告白』(短編全編)/Kivu Ruhorahoza: “Confession“, 2009 (short 17:00 min)
セレスティン・ヌタウィレマ『未来への希望』(短編ドキュメンタリー全編)/Celestin Ntawirema: “Hope for the Future”, 2011 (documentary short 7:00 min)