第九

今年もあと数日ですね

今日は、最近疲れていた心に、久し振りに暖かい風が吹きました

美人メゾソプラノ歌手の☆.。.さんがソリストをつとめる『第九』のコンサートに行ってきたのです
と同時に、客席で第九の合唱に参加してきました　(^O^)

生の音源に触れるのは久しぶりだったので、演奏が始まった瞬間には鳥肌がたちましたね

この時期、第九の演奏会は数多いですが、指揮者の解釈や好みによって、全く別の曲になってしまうことは珍しいことではありません

そんな中、私が一番心を魅かれるのは、やはり自分がコーラスとして参加させていただいた時の高橋先生のタクトです
私にとって、あのタクトを超えるものには出会えないと思います
それって、とても幸せなことなんだと、改めて感じました

なので、年末になると、自分の出演したコンサートのＤＶＤを必ずと言っていいほど見て&一緒に歌います
あ゛ ナルシストな訳ではありませんからね（笑）

今日のタクトも素敵でした
心をキュッと掴まれた感じ

でも大変申し訳ないことに、第一・第二楽章は、コーラス席で舟を漕いでいた団員の方につられて、私もちょびっとだけどんぶらこ　f^_^;

もう一つ嬉しかったのは、舞台をはけるのが一番最後になってしまったコーラスの方が、袖に見えなくなるまで残って拍手を送りつづけた人が、１/６くらいいたことでした
私も合唱団の一員として舞台に立ったことがありますので、最後の一人になっても拍手をいただけるのは、とても光栄なことだと思い、自分のことのように嬉しかったです

そして指揮者さんが
「年末の忙しい時期に足を運んでいただきありがとうございます。
忙しいという字は、心を亡くす
と書きます
皆さんは心を亡くさないように」とのコメントを、客席に贈って下さいました

その言葉に感動するやら納得するやらしていたら、Ｅちゃんからメールがきました
全く同じ言葉が書いてあって、あまりの偶然に驚いてしまいました

私はしばらく心に余裕のない日が続きそうですが、亡くしたり、見失うことだけはしないようにいたいです