再見『アンティーク～西洋骨董洋菓子店～』：劇場鑑賞（2009.04.19）

『アンティーク～西洋骨董洋菓子店～』
（서양골동양과자점 엔티크）
（2008.11.13韓国公開、2009.04.18日本公開）


日本公式サイト
innolife・映画紹介
Yahoo!映画 - アンティーク ～西洋骨董洋菓子店～
アンティーク～西洋骨董洋菓子店～ - goo 映画

韓国で１度見たのですが、日本で公開されたので再見しました。

その時のレビューは、こちら↓
hoppenの韓的な日々♪より
『アンティーク』：劇場鑑賞 in韓国江南MEGA VOX（2008.11.20）

せっかくなので、原作漫画を読んでから見たのですが、
私の大好きな少女マンガの世界を、見事に再現してくれた映画だと再認識！
原作漫画のファンでもある娘（中２）と一緒に見に行き、
娘にも合格点をもらいました！

人生の苦さと、お菓子の甘さを噛みしめられる深さもあり。

こんな素敵なケーキ屋さんが、うちの近くにもあるといいなぁ。
どこかの街角に、本当にあるような気がします。

ただ。
せっかくの素敵な映画なのに、
主演のチュ・ジフンの残念なニュースが入ってきました。
本当に残念で、悔しいです・・・・。

この件に関しては、別記事で書こうと思います。
こちらでは、大好きなこの映画のことだけでお許しください。

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特典ほしさもあり、前売り券は２枚買い、娘と一緒に行きました。
で、けっこう喜んでくれました。
自分のブログにも、こんな感じで書いてくれたそうです。＾＾

最初の方のミュージカルのシーンは、ちょっと不要かな、と思ったけど、
後半は、すごく良かった。
あとは、合格！

元ボクサーで、パティシエ見習いのギボムが、かわいい♪
原作のエイジが大好きだったから不安だったけど、
あの子なら、最高！！
　

どんくさいスヨンは、めっちゃ笑った。
　

そして、ツボったのが、フランスからやってくるゲイのパティシエ・ジャン！
めっさイケメン、原作のイメージにぴったり。


他の皆さんも、イメージに合ってた。


カメラワークも良かった。
クリスマスの配達シーンはすごく良かった～♪
　
ジョンが雑誌を読んでいる所（←どこ？）、
犯人が見つかるところも最高。

原作に忠実だけど、映画として良かったので満足♪

個人的には最初を短くして、ギボム（エイジ）のエピソードを入れてほしかったけど、
全体的に完成度が高くて、いい意味で期待を裏切られました。
もっと売れてほしい！

↑↑娘よ、よくぞ、語ってくれました！

原作漫画は、軽いタッチで描かれていながらも、
深いテーマが、しっかり盛り込まれていました。

メインの４人だけでなくて、登場するキャラ達それぞれが、心に傷を抱えていて、
それでも、最後には、みんな少しずつ前へ踏み出して行くんです。
そのそばに、甘いスイーツがあるの。

この映画はイケメンばかりが宣伝されていますが、
そんな原作の魅力を、きっちり抑えています。
メイン４人の、心地よいアンサンブルに加え、
サスペンス的な要素も盛り込まれ、映画として楽しめる１本です。

面白いマンガって、ホントにいいですよね！
私も娘と同じく、中高生時代は少女マンガが大好きで、とにかく読み漁ってました。
主人公は、悩みながらも一生懸命に生きていて、
素敵な男の子が出てきて、
人生を考えさせられて。
あの世界を、ぜひとも実写化して、たくさんの人に知ってもらいたくて、
自分でシナリオ書きに挑戦したこともあったほど。

そんな私の夢を、韓国映画やドラマは、たくさん叶えてくれているんです。
だから、はまっちゃってるんですよね～。

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主演のチュ・ジフンは、なぜか、日本に縁のある方です。
本人は、日本の文学が大好きだと語っていましたから、
感性が合うのかもしれません。

初ドラマの『宮』は、皇太子の役。
現実の韓国には皇太子はいませんが、日本の皇太子様と重なりました。

２本目のドラマ『魔王』は、日本でもリメイクされました。

そして、この初主演映画『アンティーク』は日本の漫画が原作で、
２本目の映画『キッチン』も、日本の小説が原作でした。


そして、次回作のドラマでは、
岡田君と黒木瞳主演の日本映画『東京タワー』のリメイク。
相手役は、ドラマ『太陽の女』で、演技力を見せつけてくれた、
大人の魅力と美しさをもつキム・ジス。
むちゃむちゃ、楽しみ！

より
江国香織『東京タワー』ドラマ化、主役にチュ・ジフン＆キム・ジス

でも・・・。
すべて、白紙になってしまうかもしれない事件を起こしてしまいました。
本当に、残念です。

せめて、この『アンティーク』を、たくさんの人に見ていただいて、
彼の俳優としての魅力を感じてほしいです。