『Exiled 放・逐』
(2006香港、2008日本公開予定)
第8回東京フィルメックス公式サイト・映画紹介ページ
http://www.filmex.net/2007/sakuhin/ss4.htm
第8回東京フィルメックス公式サイト・デイリーニュースより
11/25 クロージングセレモニー&授賞式
http://filmex.net/mt/dailynews_2007/2007/11/1125.html#more
東京国際映画祭では、ジョニトー監督に遭遇しました~!
hoppenの韓的な日々♪より
今日は香港DAY→あのジョニー・トー監督に遭遇!
http://blog.goo.ne.jp/hoppen_2006/e/0d7f0400055f1e59f23ca9e85f49bcde
今、世界で一番面白い映画を見せてくれる香港ジョニー・トー監督の2006年の作品。
第8回東京フィルメックス映画祭では、観客賞に選ばれました。
登場キャラが、どれも渋くてかっこよく、ガン・アクションは見応えたっぷり!
しかも、遊び心満載で、突っ込みどころもあり!
「気の合う仲間とともに、バケーションを過ごすように、楽しみながら撮りました。」
という、ジョニトー監督の言葉どおり、ノワールなのに、楽しめるアクション映画です。
なんと、2008年の日本公開が決まったそうですよ!!
舞台は、1988年、中国返還直前のマカオ。
幼馴染の5人の男たちが再会するところから始まります。
彼らは、互いに命を狙う関係で、いきなり銃撃戦に。
しかし、仲間を守るため、結局は、5人で巨大組織を敵に回して戦うことになる。
ジョニトー先生、今回も楽しませてくれました。
キャラの心境や、場面の緊張感を計算しつくしたカメラワークは、
いつもながら、独特で、面白い!!
今回は、マカオの街を、思う存分映し出しています。
返還前の愛する街を、スクリーンに蘇らせる、これぞジョニトー映画。
そして、ガンアクションがかっこいい!!!
アパートの一室での打ち合い。
建物の上から下までを、巧みに使った銃撃戦。
そして、ラストシーンの、ホテルでの打ち合いには、惚れますねぇ。
しかも。
そんな完璧なアクション映画なのに、ところどころ、
「そんな、アホな~」と突っ込みたくなるユーモアが効いているんです。
主役の5人はもちろん、ちょっとの出番だったリッチー・レンがかっこよかったわ。
タバコを吸いながら、吐く台詞がたまらないっ!
そして、5人の敵となる、憎ったらしいボスを、サイモン・ヤムが演じています。
『PTU』で、正義の警察隊長を演じた人と、同一人物には思えませんでした。
信じられないくらいの、ひどい悪態ぶりに感心します。
とんでもなくかっこよくて、アホな男たちの友情を描いた
ノワール・アクション映画。
2008年の日本公開が決まっているそうなので、
公開日時が決まったら、このブログでもお伝えいたします。
ぜひ、皆さんも、ジョニトー・ワールドを劇場で楽しんでくださいね。
***ジョニトー監督の作品***
<2000年>
『Exiled 放・逐』は、この映画の続編になるそうです。
ザ・ミッション 非情の掟 ケンメディア このアイテムの詳細を見る |
<2001年>
あのアンディ・ラウと、日本の反町隆が共演のノワールアクション。
未見です。
フルタイム・キラー ポニーキャニオン このアイテムの詳細を見る |
<2003年>
アンディ・ラウが着ぐるみを着ているっ!
気になっているのですが、私も未見です。
マッスルモンク アット エンタテインメント このアイテムの詳細を見る |
<2003年>
金城武主演のラブストーリー。
平凡なストーリーなのに、ここまでとんでも映画に仕上げるジョニトーはすごい!
ターンレフト・ターンライト 特別版 ワーナー・ホーム・ビデオ このアイテムの詳細を見る |
警察隊の1夜のパトロール中に起こる事件。
本格派警察アクションかと思いきや、とんでもな結末が用意されています。^^
PTU キングレコード このアイテムの詳細を見る |
<2004年>
本格派警察アクション映画。
冒頭の長回しアクションは、もはや伝説になっていますね。
ブレイキング・ニュース タキコーポレーション このアイテムの詳細を見る |
<2005年>
返還を経て変わり行く香港の姿を、スクリーンに残したい。
ジョニトー監督が一番描きたいと思っているのは、この映画なのかもしれません。
続編『エレクション2』の日本公開を、ぜひ!
エレクション~黒社会~ エイベックス・トラックス このアイテムの詳細を見る |
日本公開決まって嬉しいですね。
今年も香港系の作品に興味がわきそうなものが多くなる予感がしています。
また一緒に鑑賞する機会を持てるといいですね。
放逐ももう一度観たいなあよ思っています。
「気の合う仲間とともに、バケーションを過ごすように、楽しみながら撮りました。」
というジョニトー先生の、この映画を象徴するかのようなお言葉!
素晴らしいです。hoppenさんは生ジョニトーに会われているのですよね~。
首都東京、ならではですね。
私もこの映画を見れたのは東京の特権的な環境の恩恵を受けることが出来たから
ですから!フィルメックスには感謝の一言ですよ。
かっこいいガンアクションがある種のコミュニケーションであるのがまた素晴らしい!
めくるめくジョニトーワールドを体験しただけでも2007年の私の映画的事件で
ありました!
>とんでもなくかっこよくて、アホな男たちの友情を描いた
>ノワール・アクション映画。
この映画を見事に表している文章だと思います。
一般公開されたらもう一度みたいです。
香港系のアクションを見ると、はまっちゃいますね。
特に、ジョニトー・ワールドは、病み付きになります。
見ていない傑作が、まだまだあるので、当分楽しめそうです。
新作も準備中のようですしね!
ジョニトー監督にサインをいただいたお礼に、次回、来日の際には、空港にお出迎えに行きましょうかね!
>rabiovskyさん
うちの場合、「首都東京」ではなく、「首都圏さいたま」なんですけどね…。
首都東京では、日本映画の舞台挨拶が、わんさかあるようなんですが、
最近は、寒くて上京する気になれず、韓ドラ三昧の日々になっています。
<かっこいいガンアクションがある種のコミュニケーション>
↑確かに、そのとおり!
台詞を語らず、ガンを向け合うことで、しぶ~い男たちが語り合ってる感じでした。
ジョニトー先生の言う、バケーション映画だからこその雰囲気なのかもしれません。
語り合っていると、またもや、再見したくなってきました。
日本公開が、待ち遠しいです。^^