『トンマッコルへようこそ』:10月28日日本公開予定
日本公式HP:http://www.youkoso-movie.jp/
以前、ご紹介したGTFシネマフェスティバルの試写が当たり、
『トンマッコルへようこそ』を、一足早く見てきました。
1950年の朝鮮戦争時代を、ファンタジーで描いたというこの映画。
音楽は、ジブリ作品でお馴染みの久石譲さんです。
予告で、『となりのトトロ』を実写にしたような映像に、とても期待していました。
でも、ちょっと、私の期待とは違う映画でした。
****多少、ネタバレになるかもしれません****
前半、とてものどかな村、トンマッコルが描かれ、ほんわかとさせてくれます。
(ほんわかしすぎて、私は、ウトウトしてしまった)
朝鮮戦争を戦う、南・アメリカ兵士・北の兵士たちが、偶然トンマッコルにやってきます。
あたたかなトンマッコルの村人たちの中で、人間らしさを取り戻す兵士たち。
でもね、後半は、悲惨な朝鮮戦争の現実に連れ戻されるんです
え~、ファンタジーちゃうやん
南北兵士が心を通わせるのですが、なんだか、戦争の現実と、ファンタジー的な描き方が、私にはしっくりきませんでした。
北と南の兵士が心を通わせ、最後までお互いを思いやった『JSA』のほうが、納得がいく。
北も南も、、同じ苦しみを持つ人間であり、困難な状況の中でも心を通わせることが出来ることを感じて、絶望的な結末であっても、希望を感じました。
あ、でも
私の期待したものとは違っていたので、私は好きではありませんが、いい映画です。
戦争の悲惨さと、人間の暖かさが描かれているのですから。
韓国では、800万人が見たそうです。
『ブラザーフット』と同じ気持ちで、韓国の人がご覧になったのではないかと想像しています。
(実は、『ブラザーフット』も、好きではないので見ていません・・・)
特に、南の兵士役のシン・ハギュンが良かったです。
戦争でぼろぼろになった心、トンマッコルで人間らしさを取り戻していく姿、北の兵士との信頼。
表情で、すべて語ってくれます。
『JSA』では、北の兵士を演じていましたね。
すべての出演作を見たくなる俳優さんです。
10月28日公開ですよ~
けっこう、先の話ですね
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だからわたしも少し期待してるんだけど、なかなか・・・ね。戦争映画とは聞いていたけど。
シン・ハギュンがいいから観にいくかもね。
その頃はもうすっかり秋だね~
ラストの部分も、好きです。
私は、期待とは違っていましたが、
戦争という現実があることを頭に置いて見ると、
違った感想になったかもしれません。
秋の話だけどね
カン・へジョンさんって、
『美しい夜、残酷な朝』の奥さん役の
女優さんだったんですね。
『美しい・・・』の時は、
メイクがすごかったから、
お顔がよくわからなかったけど、
そんな役を引き受ける彼女って、
チャレンジャーですね。
そして、プライベートでは、
チョ・スンウ君といい仲ですよね。
hoppenちゃんが、うとうとしちゃったというのを聞くと
ちょっと微妙なところですが
彼女には、興味がありますね。
少しでも、まったりしたシーンは苦手で・・・。
できれば、まったり部分は少なくして、1時間半~2時間以内にしてほしかった・・・。
カン・へジョちゃん、この映画で大鐘映画祭の最優秀助演女優賞をとっていましたね。
そうそう。
『美しい夜 残酷な朝』の奥様です。
『オールドボーイ』では、オーデションで選ばれた新人でありながら、ものすごい演技を見せてくれてましたよね。
私は、彼女の体当たり演技が好きなので、『マッコル』では、あまり好みではなくて。
でも、最優秀賞をとっているくらいだから、視点を変えて改めてみれば、カン・へジョちゃんも、作品自体も興味深く見れそうな気がします。
もう1回、見たほうがいいなぁ。
試写会だとかなり前にご覧になっているんですね。
私もシン・ハギュンは好きですよ。
私はもっとファンタジーを前面に出した映画なのかと思っていたので
見る前の勝手な想像より楽しめました。
トンマッコルの描かれ方は見ていてジブリっぽさがありましたね。
朝鮮戦争は同民族が敵味方に分かれて殺しあう悲惨極まりない戦争
だったので、それを体験されている方々はどう受け止めるのかと
思っていたのですが800万人も動員したということに驚きました。
現時点の韓国では作られ難い状況になっていますが、難しい題材を
これだけの映画にできたということは韓国映画の力を見せ付けられた
感じがしました。
こんな風に映像化できるなんて、韓国映画のパワーを感じずにいられません。
昨日、六本木の劇場に行ったら、『トンマッコル』は、家族連れやカップルの方が、たくさん見ていたようでした。
こういう映画で、韓流ファン以外の方にも、韓国映画のパワーや良さを知って、楽しんでもらいたいです。
シン・ハギュンの出演作など、韓流スターが出ていなくてもおもしろい映画が、もっと公開されると嬉しいのですが。