レスリー・チャン（張國榮）の思い出ベンチ計画

香港の名優、レスリー・チャン。
２００３年４月１日に亡くなりました。
亡くなった今でも、日本でも多くのファンを持つ、素晴らしい俳優ですよね。
日本のレスリーのファンが集まり、日比谷公園に「思い出ベンチ」を設置する計画があるそうです。

↓東京都思い出ベンチ事業
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/seibuk/shoukai/omoide.html

↓東京都思い出ベンチ募集資料
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/omoide/

「思い出ベンチ事業」とは、東京都が実施している事業です。
公園の古くなったベンチを、寄付によって新しいベンチに交換するというもの。
寄付した人の名前や簡単なメッセージをつけてくれるそうです。
ベンチ１基は１５万円なので、そんなに高くないですね。

今回、レスリー・チャンの日本ファンの皆さんが、有志で、この「思い出ベンチ」を設置する計画があるそうです。

●設置希望場所●
レスリー・チャン（張國榮）が来日して写真撮影をしたことがある日比谷公園。
レスリー・チャン（張國榮）が宿泊したことのある帝国ホテルの前の公園です。

●ベンチは１基１５万円　参加者で均等割です●

●６月２０日を期限とします●
６月２０日締め切り後、賛同者数が決定された時点で負担金額が決定。

●ベンチにはメッセージが取り付けられます●
「Leslie Cheung 1956,9,12 （又は、 Leslie Cheung　香港出身）　
私達を魅了し続ける愛すべき（真のアーティスト）　レスリー・チャン（又は、張國榮、又は、彼）の音楽と映画、（そして）人生のすべてに　感謝の気持ちをこめて（愛と感謝を込めて）」
「 Leslie Cheung（張國榮）ファン有志100人」

参加したいと思われた方、興味をもたれた方、
詳しくは、ブログに遊びに来てくださったnatukiさんのブログ「レスリー・チャンスマイル」で、
記事をUPしていらっしゃいますので、ご覧くださいね。

natukiさんのブログ　
レスリー・チャン（張國榮）スマイル
http://ameblo.jp/lcing

レスリー・チャン（張國榮）の思い出ベンチ計画　日比谷公園
http://ameblo.jp/lcing/entry-10034308521.html

レスリー・チャン（張國榮）の思い出ベンチ計画　補足
http://ameblo.jp/lcing/entry-10034415563.html


私が、レスリー・チャンをはじめて見たのは、
常盤貴子と共演した映画『星月童話（邦題：もういちど逢いたくて）』でした。
日本映画はつまらないし、映画には、まるで興味がなかった頃なんですが、
テレビで見て、なんて、素敵なラブストーリーなんだろうと感じました。
「レスリー・チャンって、香港の有名なスターなんだなぁ」と思っていたら、
彼が、ホテルから身を投げて亡くなったというニュースが飛び込んできたのです。
香港はもちろんのこと、日本でも人気のある俳優さんだったので、大きく取り上げられましたよね。
あの頃の香港は謎の伝染病・SARSが流行していて、
最後のお別れをしたいという日本ファンのことも、話題になっていたという記憶があるんです。

このことは、こちらの記事でもご紹介したことがあります
「香港電影金像奨で振り返る２００６年香港映画界」：シネマート亜細亜娯楽講座
http://blog.goo.ne.jp/hoppen_2006/e/65fe7687e9b41b5a47e7ca01920dd1da


その後、チョン・ウソン見たさに見た『上海グランド』でも、
中国の歴史を物語る名作『さらばわが愛、覇王別姫』でも、
「やっぱり、レスリー・チャンってすごいわ！」と、思い知らされました。

亡くなってから、４年余り。
今でも、レスリーを愛し続けるファンがたくさんいて、
ファンの方々の思いが、「思い出ベンチ」として、一つの形になるんですね。
設置されたら、ぜひ、見に行きたいな。
俳優として、みんなからこんなに愛されて、レスリー・チャンは幸せですね。

　さらば、わが愛/覇王別姫

　ブエノスアイレス

 　欲望の翼