『相棒-シティ・オブ・バイオレンス(짝패)』
(2005.05.25・韓国公開、2007.03日本公開予定)
(シネマート新宿でも、12月9日~の『シネマート・シネマ・フェスティバル』で上映)
日本公式HP:http://www.aibou.info
韓国公式HP:http://www.zzakpai.com/
シネ・ソウルMOVIE
http://www.cineseoul.com/movies/cinedata.html?cinemaID=%3D%3DgqSri2CLpkSri8
東京フィルメックス映画祭で、『相棒-シティ・オブ・バイオレンス』を見てきました。
これぞ韓国アクション!!
【540度回転まわし蹴り】は、この映画でしか見れません!
『甘い人生』のアクション監督、チョン・ドフォンが出演。
この方、ちょっと、ビョンホンssiに似てるんですよね~。
(『甘い人生』のDVD特典にも出ていますよね)
ソヌのアクションや、『甘い人生』を思わせるシーンが随所に出てきて、ビョンホンssiファンも楽しめますよ。
そして、悪役のイ・ボムスが、いい味を出しているんです!
人間の欲や弱さを兼ね備えた悪役です。
大韓民国映画大賞で、最優秀助演男優賞を獲得したのも納得です。
←左がスンワン監督、右がイ・ボムス
他にも、韓国ドラマで見かけるお顔が、たくさんいました。
チョン・ウ→『悲しき恋歌』で、サンウ君を執拗に恨む役
オン・ジュワン→『僕らのバレエ教室』『ピーターパンの公式』
キム・シフ→『親切なクムジャさん』で、ケーキ屋の助手役
キム・ソヒョン→『グリーンローズ』で、裏切られる秘書役
キム・ビョンオク→『親切なクムジャさん』の新婦役
少年時代を共に過ごした親友が、何者かに殺害され、故郷に戻ってきた刑事テス。
故郷は、観光特区に指定されたことによって、地上げが横行。
かつての、故郷ではなくなっていた。
そして、仲間も、変わってしまっていた。
こういうあらすじったのですが、どうやらこれは、拝金主義への警鐘であるようです。
前記事のトークイベントに引き続き、スンワン監督が、上映前の舞台挨拶と、上映後のQ&Aに登場。
この映画は、低予算で、どれくらいいい映画ができるかを証明するために作ったそうです。
作る前に、「そんなのできない」と馬鹿にした人たちに、叩き付けたい気分なんでしょう。
ストーリーにも、アクションにも、そんな力強さを感じました。
上映前の舞台挨拶では、題字を書いた掟ポルシェさんがゲストに。
掟さんの、「私の血で書きました」とのコメントに、
「あと50枚くらい書いてもらいたいから、両方の指を使ってください」とスンワン監督。
ノリの良い返しに、「分かりました!腹もかっさばきます!」と答える掟さんを見て、
スンワン監督は、大ウケしてました。
Q&Aでは。
『キル・ビル』に通じる魅力を感じた方がいたのですが、監督自身は、意識していなかったそうです。
でき上がってから比較されることがあるので、考えてみたところ、『キル・ビル』と『相棒』は、ラブレターを取り交わしている間柄ではないか、とのことでした。
『キル・ビル』は、アジアのアクション映画へのラブレターであり、
『相棒』は、アジアから発信するラブレターの返事ようなものかもしれない、と。
国を超えて、アジアのアクション映画を愛する恋人同士なんですね~♪
また、『キル・ビル』は、個人的恨みがストーリーのべースになっているが、
『相棒』は、資本主義社会への恨みが、怒りのベースになっていると言ってました。
最後のアクションが、とてもよかったと感想を述べた方もいました。
それについては、
「実は、最後はアクションのアイデアが底を着いてしまった。
こんなことなら、技を隠しておけばよかったと後悔したくらいだ。
悩んだ結果、結局アクションは感情だ!
カッコイイ蹴りより、怒った顔を見せよう!
そんな風に撮影していたら、結局、出演者がみんな○○していた・・・」
と、ユーモアたっぷりに答えていました。
理屈ぬきに見ても、スンワン流の理屈を踏まえて見ても、楽しめる映画です。
掟さん曰く『とにかく、見ろ!!』
・・・でも、掟さんって、何者なんでしょう?
最新の画像[もっと見る]
- 『再審』2017年、1番見たい映画! 8年前
- hoppenの韓的な日々♪久しぶりの更新~ 8年前
- TRITOPS✳新曲『보고싶다×3』公開&4/17(金)SAKULOVE tour 最終日 9年前
- TRITOPS✳新曲『보고싶다×3』公開&4/17(金)SAKULOVE tour 最終日 9年前
- TRITOPS✳新曲『보고싶다×3』公開&4/17(金)SAKULOVE tour 最終日 9年前
- TRITOPS✳新曲『보고싶다×3』公開&4/17(金)SAKULOVE tour 最終日 9年前
- TRITOPS✳新曲『보고싶다×3』公開&4/17(金)SAKULOVE tour 最終日 9年前
- TRITOPS✳新曲『보고싶다×3』公開&4/17(金)SAKULOVE tour 最終日 9年前
- TRITOPS✳「보고싶다×3 」 4月15日韓国公開 9年前
- これがJYJの日本デビューだ!!(2015.01.21) 10年前
見る!!
・・・いつ?
東京は遠い・・・ああ、溜息ばかり。
3月まで待てないね~~。
でもhoppenさん、お知らせありがとう。
ハングリーな感じがまたいいよね!
お近くでも上映するかもしれないので、時々、チェックしてみてくださ~い!
どこに、ソヌの影が見えたか、語り合いましょう!
3月まで、記憶があるか不安ですが。。。
お二方ともセンスがいいのかもしれませんね。
芸能向きトークとか、芸術という方面で♪
540度回転回し蹴りとはヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆
それはさすがですね(笑)
興味津々です!
浅田真央ちゃんもビックリの回転です!
真央ちゃんよりも、すごいスピードなの。
それと、記事にも書きましたが、イ・ボムスが良いんですよ~。
トクコさんの地元でも公開してほしいですね!
ここまで見つけてくれるかなあ?
「相棒」観て来たよ!
よかったです。アクションはかっこいいし、ほんとソヌの影が見えたね。
特にラストの血の中の主人公と、逃げ回る姿が近いかなっと思ったよ。
でもあの回し蹴りは最高ですね。
ビョンホンシじゃなくても惚れそうです。
←横に、最新コメントが出るから、どこに書いてくれてもわかりますからね^^
観てくれたんですね!
パワー満載で、面白かったでしょ。
韓国アクションも、独特の面白さがあるんですね。
540度廻し蹴りは、必見よね!
なんだか、もう1回見たくなってしまった・・・。
あのね、いい忘れたけど最初のお葬式のシーンで喧嘩が始まるんだけどその酔っ払いが「夏物語」のあのおじさん(電力会社の息子を持ってた)なんですよね。
思わず吹き出してしまいました!
だって同じ演技だったし・・・。声がでかいところとか、怒鳴り散らすとこなんか「あ、あの人だ!」って思いましたよ。
でも観ていくうちに違う人物を演じてるって、わかりましたけどね!
あ、わたしもできるならもう一度観たいな。
心斎橋シネマートでしばらくやってますよ~。
確かに、キャラが『夏物語』とかぶっていました。
思い出しましたよ~。
関東ではもうやっていないみたい。
心斎橋は、まだやってるんですね。
アクションも面白いけど、韓国の『恨』が伝わってくるんですよね。
韓国映画、ここにあり!って感じられる映画なので、
ぜひ、いろんな人に観てもらいたいです~。
チョン・ドフォンは『甘い人生』のアクション監督だったんですか~。
アクションもスゴいのですがやっぱりこの映画といえばイ・ボムスですね。
コンプレックスの塊のような役柄を見事に演じきってましたね。
『キル・ビル』の質問のあたり、リュ・スンワン監督は意外と
ロマンチストなんだな~って思いました。
冗談を冗談で返せるし、なんか私の中のイメージと違ってきています(笑)
いつも本気の彼の違う面を見れた感じがします。
こちらこそ、TBありがとうございます。
スンワン監督って、見た目が色白で、ちょっと病弱そうなんですけど。
ボケ・ツッコミがOKで、「関西の兄ちゃん」みたいでした。
そう言えば、これは、昨年のフィルメックス映画祭でのティーチインでした。
今年は、どんなラインナップになるんでしょうねぇ?
わくわく♪