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『パプリカ』(2006.11.25日本公開予定)
公式HP:http://sonypictures.jp/movies/paprika/index.html
東京国際映画祭公式HPより(2006.10.22ルポ)
「animecs TIFF 2006×digital TIFFオープニング作品『パプリカ』舞台挨拶 」
http://www.tiff-jp.net/enjoy/official_report/steadicam.php?itemid=175
10月21日から開幕した東京国際映画祭。
初日に行って来ました。
まずは、日本のアニメーション『パプリカ』。
アニメオタクの娘と、映画オタクの旦那が、強く推薦。
「今敏(こんさとし)監督、マッドハウス製作だから、絶対見なくちゃ」
いやぁ、期待通り、面白かったです。
日本のアニメって、イマジネーションがすごいですね~!
他人の夢をモニターできる「DCミニ」が何者かに盗まれることから始まるサスペンス。
制御装置のない「DCミニ」が、テロリストによって悪用され、夢の世界が現実世界にあふれ出してしまう。
謎の少女・パプリカが、テロリストを追う。
海外の映画祭でも、非常に評価の高い作品。
夢の世界が、見事に表現されています。
現実世界との境目がなくなって、見ているほうは、果たして夢なのか、現実なのか。
深く考えていると、置いていかれてしまうくらい、テンポが速くて心地よい。
1時間半、すっかり、ワープしてしまいました。
キャラの動きも、背景美術も、ストーリーも、映画として遜色はありません。
皆さん、日本のアニメは、ジブリだけじゃありませんよ~。
娘曰く「だって、マッドハウスだもん!」
この日は、今監督、原作者の筒井康隆氏、「DCミニ」を開発したオタク博士役の声をつとめた古谷徹さんが、舞台挨拶に来ました。
ガンダムのアムロ役でお馴染みの古谷さんは、
いつものヒーローとは違う、200キロの巨漢役に挑戦。
自分が役のイメージと合わないことによって、アニメのクオリティイメージを崩してしまうんじゃないかと思い、断るつもりだったそうです。
声優さんて、作品の事をそこまで考えるんですね。
でも、監督に
「少年のまま大人になった役なので、いつものさわやかな青年の声でやってください」と言われ、引き受け、
「引き受けてよかった!」とおっしゃっていました。
筒井さんは、友人に
「自分の作品が、素晴らしい映像になって、作者冥利に尽きますね」と言われたそうです。
今回のアニメ化は、筒井さんが持ちかけた話なんだそうです。
アニメを見て、いったいどんな原作なのか、とても興味がわきました。
この方、今年は『時をかける少女』もアニメ化されて、大好評ですよね。
ずっと昔から、素晴らしいイマジネーションを生み出している作家さんなんですね。
今監督は、お話し上手な方でした。
海外の映画祭で先に上映され、日本での上映が遅れてしまって謝っていらっしゃいました。
「スクリーンに映し出される映像をそのままご賞味ください」とのことでした。
とりあえず、予告編をご覧下さいませ。
そして、ぜひ、劇場でご賞味される事をオススメします。
最近のアニメは大人なものが多くなったよね。
エヴァンゲリオンからかな。
その分、大人が見ても楽しめる物が増えた。
ビデオに撮りだめが増えて困ってるんです~
なかなか観るときがないのだ。
(だって、ビョンホンさんばっかだし・・・)
エヴァンゲリオンの頃には、足を洗っていましたが。
これって、やはり、日本のアニメ史の中で重要なアニメなんですね。
それに、私も、ドラマが見切れないのよ~!!
KBSが見れるようになったから、ビョンホンssi作品が増えちゃって。
若い頃のドラマでも、ビョンホンssiの存在感ってすごいのね。
とりあえず、ビョンホンssi作品は、撮り溜め状態。
『美しき日々』の字幕版、やっぱり、いいよねっ!!
つい、見ちゃう。
他にも、ヒョンビンもあるし、火の鳥も見てるし、学校2も結構面白いんだ~。
でも、レビューをUPする暇がないです・・・。
今日の新聞観てたら(遅いって?)
この映画がアニメ長編部門対象作品になったんだってね!
ますます観たくなったよ~
ノミネートはまだだけどね。でも楽しみです。
イマジネーション満載のアニメです。
より、映画的なアニメなので、世界の人に見てほしい。
ベネチア(カンヌかも?)映画祭では、コンペに選ばれていたと聞きました。
アカデミーかぁ。
なんだか、ドキドキしますね。