ホップ物語

山形でビール原料のホップを栽培している農家の日記です。

ホップの側枝摘心

2008-06-17 22:22:21 | ホップ畑の様子
ホップの「蔓下げ」作業も後半となったが、蔓が長くなり、仕事も増えるので作業能率は下がってきました。

「蔓下げ」と同時に、主茎(蔓)の下部(1m~1.5m)の側枝の除去(切る)を行います。

切らないと隣の蔓と絡み合い日当たりが悪くなります。



又、地上1.5m以上の側枝は、第1節を残し、摘心を行います。ホップの花芽は第2側枝に多く着くので摘心を行う。(「側枝摘芯」という)



細い棒で叩いて切れる時期が適期です。(手で軽く折れる時期)

側枝の2節目が伸びた時に、下の側枝から上の側枝と順次行います。
(手やハサミで切っても良い)

高い位置の「側枝摘芯」は、「側枝剪定機」を使います。(次回に載せます)

労力の関係で、摘芯作業が遅れ気味になった時は、側枝の一節にこだわらず、先端だけ、細い棒等で叩いて、切り取ります。(棒は、蔓の先端を下の方から上に向けて叩くようにする)


最近、私のブログの読者の中で、ホップをハーブ感覚で、栽培を始める方もいらっしゃるので、ホップ栽培の作業を詳しく説明しています。(ホップ栽培初心者のために)




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