創価学会は本当に正しいのか?

活動を続けるべきか?辞めるべきか?
30代半ばの男子部員は、ある結論を選びました

創価学会の試験(感想編)

2008年11月30日 | Weblog
みなさまいかがおすごしでしょうか?
前回の続きです。試験の話はこれで最後でおじゃります。

座談会のばーちゃんの一言がきっかけで、教学試験3日前から猛勉強をした私は、
一応合格することができたわけですが、ここで、
試験勉強期間中に感じたことや「ん?」と思ったことを書いておきたいのです。
文章をつなげるのが辛いので、研修レポートみたいになりますが、
箇条書きでよろしくです。文字が固まりになってて辛いかも。です。


【男子部は、良いヤツだった】
試験勉強をきっかけに、初めて男子部の拠点(Aさんの家)に行ったのですが、
そこに集まる部員さんは、以外に良いヤツでした。というか。
普通のヤツらと言った方が適切かな?それと私は、自分が学会活動していないことに、
少し引け目のようなものを感じていましたが、直に皆と一緒に勉強するようになって、
変な話ですが、以外と活動家と言われる人達も、話せば普通の人が多い。
そういう意味で、変な劣等感を持たずにすんなりとけ込めた。と言えます。


【仏法は学問だった】
バカ発言を書きます。
試験勉強=御書の勉強なわけですが、その御書というのが、
すごい話とかが出てくるわけですよね。
例えば「この教えは永遠なのだ、どれぐらい永遠かというと、
インドのガンジス川が何百と続いても、まだまだ足りないくらいだ」とか
「目に見える星×1万倍よりすごい」みたいなことを、釈迦も日蓮も言ってるわけです。
で、私はそれを、なんとなく信じてきたのです。
宗教の神秘みたいな感じです(バカでしょ
で、Aさんが「これって全部、おとぎ話ですから。ハッタリです」とのこと。要するに
[仏法は、神秘的な力を発するような、おどろおどろしいものじゃなく、学問なんだ]と。
で、特に日蓮の時代は、ライバルがたくさんいたんだと。
だから、みんながみんな、信者を引きつける為に、大げさなたとえ話をして競争していたと。
これは私にとってはかなり気分が楽になる出来事でした。その時まで私は、

創価学会を辞めたら地獄に堕ちるのではないかと、本気で思っていましたから。


【罰なんて当たらないのダ】
上の話とだぶるのですが、勉強の結果。試験問題とは無関係なのですが、
自分の一番好きな御書を発見しました。

「教主釈尊の出世の本懐は 人の振舞にて候けるぞ」

日蓮大聖人が言った言葉です。
意味は、『釈尊も言ってますよ。仏法の真髄は「人の振る舞い」にこそあるのだと。
どんなに立派なことを説いても、生活が乱れ、常識から外れた行動であれば、
世間の信頼を失い、かえって法を下げてしまう。
だから、人間としての生き方を離れてはいけない。』で、
これは大百蓮華(創価学会)の解説です。
で、私はこの解説を読んで、御書に書いてること以上に解釈が付け足されている。と感じます。
余分な部分とは後半部分です。で、私は、この御書を、ほぼ原文通り、

原文「教主釈尊の出世の本懐は 人の振舞にて候けるぞ」
解説「釈尊も言ってますよ。仏法の真髄は「人の振る舞い」にこそあるのだと。」

と解釈しました。で、この言葉を私が好きな理由は、
「要は、努力至上なんじゃん」ということです。
学会員がよく言うような「ご本尊に護られる」「ご本尊が夢を叶えてくれる」
ということは実際にはなくて、夢を叶えるのは自分の力で実社会で叶える。
すべて現実社会の行動いかんである。と、それが仏法の真髄なんだと。
で、叶ったときに「ご本尊のおかげ」という風に考えましょう。そんな学問であると。
だったら元々罰なんてあたらないじゃん。
「そんなの当たり前じゃん。」と、多くの学会員の方は思っているかもしれないのですが、
私にとっては、その時までなにかあやふやだったのです。
それに今でも聖教新聞紙上では頻繁に、罰があたる。とか無間地獄へ落ちる。
ということを示唆するような話が出てるわけですから。
見出しだけ見てるような人間には、恐い、不気味という印象ばかり持つと思います。


【合格者数は、毎回適当に決めるのダ】
これも試験勉強中に幹部に聞いたのですが、3級教学試験は、
何点取ったら合格ということではなく、毎回あらかじめ「およそ何人合格者を出すか、
あらかじめ本部で決めている」ということです。「なんだそら?」と思いました。
「それで試験と言えるのか?」幹部いわく、「勉強すること自体に意義がある」
「こうでもしないと、みんな御書の勉強しない」そうです。何か釈然としません。
御書の勉強は何年か毎の試験で集中的に、という体制。
私の地区の学会活動には御書の勉強というカテゴリーは、はっきり言ってほんの一握りです。
月に15分くらいでしょうか。あとはすべて選挙、折伏、新聞営業です。
やはり何か釈然としません。


【試験問題に、日顕宗の批判を書く欄】
教学3級試験は、B4用紙の裏表にびっしり問題が書いてるのですが、
その最後の問題が[日顕を破折せよ]です。
(試験問題範囲と模試で、どんな問題が出るかあらかじめわかるのです)

これは、仏法上の解釈を用いて、要は日顕宗を糾弾しろ!してみろ!という問題です。
で、幹部が言ってました。「この問題は、特にがんばって書いて下さい。
幹部の受けが良くなると思うんで。要は、悪口悪口。」です。
こういうのを問題に出されると気が滅入ります。何か、踏み絵を踏まされてるような感じです。
本当にいやな感じです。マインドコントロールじゃないのこれ?と、私などは思うわけです。



以上が、私が受けた教学3級試験の話の全部です。
ヘタレ学会員の自己を顧みる文章ですが、読んでくださってありがとうございます。