前編につづき後編です。
創価学会の3級教学試験の出題範囲は、
大白蓮華(私は持っていない)に掲載されています。
大白蓮華というのは、学会の機関誌で、サイズが変形A版。
雑誌週刊誌の少し横長版です。
で、その内60ページ程が試験の出題範囲(ほとんど御書&解説)です。
60ページ!!これってかなり大変でつ!!
「こんなの憶えられるか!」と直感。
難しい漢字も多い。が、
「御書を学んでみよう」というのが私の受験動機でもありましたので、
次回の勉強会までに、聖教新聞のおばさんの家まで大白蓮華を買いに行きました。
思えば、学会で“私が自主的に動いた初めての事”が、大白蓮華を買う事でした。
話は少しそれますが、
コイツ(私)は、つくづく感覚で動くヤツだなと。
学会について、裁判、宗門問題、男子部のイッてる組織。ていうか、
狂ってるとしか思えないムードに対し“違和感”を感じていても、
座談会や地域学会員とのふれあいにも“共感”していた私は、
[座談会は良いんだ]と[御書の勉強ができるんだ]という事が、
[学会の問題点]を、頭の中から忘れさせ、積極的に身体が動きました。
あと、誰でもそうだと思うのですが、自分で決めたら、とりあえずは動きますよね。
でも、肝心の頭は全然動いてくれませんでした(バカでしょ
大白蓮華を手に入れたものの、仏法用語の意味がさっぱりわかりません。
私からすれば60ページ中40ページぐらいが、“わけわかめ”な状態でした。
「なんだかなー、だめじゃん、オレ」
そんな風にして勉強会に参加していたのですが、
実は、そんなわけわかめな人が、私以外にもかなりたくさんいたようです。
危機感を持った男子部幹部が、
「試験前の平日。この勉強会と別個で、小規模の勉強会を毎日行います」と言いました。
私の地区では、Aさんの家で毎晩9時から4~5人で勉強することになりました。
男子部の家に行く。というのが嫌な感じだったのですが、とりあえず行きました。
やはり「行けば御書の勉強になる」と思っていたからです。
しかし、それでも頭は全然動いてくれませんでした。
「まずいな~」と思っていました。試験は、土曜だったと思います。
その前の月曜火曜の勉強が不調だったので「このままじゃ、落ちるな」と思っていました。
で、水曜日の夜7時から、その月の座談会がありました。
その場で、私には試験についてのコメントを求められるわけです。
私は、勉強がはかどっていないにもかかわらず、無理をして言いました。
「思ったより難しそうですが、やはり受けるからには受かりたいです。がんばります」
そして、他の方々も次々に近況報告などでコメントをするわけですが、
その時、ひとりの老婦人が言いました。
「えー私はこの地区の受験メンバーが全員合格するように
ご本尊の前にメンバーの名前を書いて、
毎日3時間お題目を挙げています。
ジョゼ君がんばってね」
「毎日3時間お題目を挙げています」…。毎日3時間…。毎日…。3時間…。
マジか???
衝撃でした。
正直不思議な感じがしました。「何故?」と、思いました。
私にとっては、その人の名前も知らなければ、挨拶を交わしたこともない人です。
「なのに何故?こんな関係ないバカのために、どうしてよ?」と思いました。
毎日3時間題目を挙げるというのは、感覚的にどんな感じかと言いますと、
仕事を持ってる人であれば、家に帰って食事と風呂以外の全部の時間。ぐらいの感覚です。
感動なんて全くしませんでした。
正直に書きますが、逆に「迷惑だ」と思いました。
「何もオレなんかのためによ?どーしてよ?ばーちゃんよ?」と思いました。
同時にこうも考えます。
「しかたない。何がなんでも絶対受かってやる。もう受かるしかないじゃん!」と。
人間なんてこんなものですよね。解ってもらえますかね。どうかな。(変かな?
その水曜日の晩からの3日間。私は文字通り狂ったように勉強しだします。
方法は[とにかく暗記する]です。
何回も何回も、徹底的に大白蓮華を読み、赤線を入れ、ノートに書き出し、
わからない所は幹部に聞き、家に帰ってからも、ノートに書き出しながら丸暗記、
声に出して復唱しました。ラスト2日間は、ほぼ徹夜(睡眠2時間)でした。
試験当日の朝。
私は満足感で一杯でした。「もっと勉強すればよかった」なんて思いません。
何の悔いもありません。
むしろ「たぶん勉強したことを普通に書けば、合格するだろうな、フッ」
というぐらいの自信を付けていました。で、試験は合格でした。
私の地区男子部は、10人程受験したのですが、合格者は私を含め3人だけでした。
幹部はがっかりしていました。
あー。長文になってきました。
実は、教学試験を通じて私なりに色々思う事があったのです。それを書きたいのですが、
ここで後編としては一旦終わりにして、感想編というタイトルにでもして次回アップします。
作文みたくなってきました。読んでいただいてありがとうございます。
創価学会の3級教学試験の出題範囲は、
大白蓮華(私は持っていない)に掲載されています。
大白蓮華というのは、学会の機関誌で、サイズが変形A版。
雑誌週刊誌の少し横長版です。
で、その内60ページ程が試験の出題範囲(ほとんど御書&解説)です。
60ページ!!これってかなり大変でつ!!
「こんなの憶えられるか!」と直感。
難しい漢字も多い。が、
「御書を学んでみよう」というのが私の受験動機でもありましたので、
次回の勉強会までに、聖教新聞のおばさんの家まで大白蓮華を買いに行きました。
思えば、学会で“私が自主的に動いた初めての事”が、大白蓮華を買う事でした。
話は少しそれますが、
コイツ(私)は、つくづく感覚で動くヤツだなと。
学会について、裁判、宗門問題、男子部のイッてる組織。ていうか、
狂ってるとしか思えないムードに対し“違和感”を感じていても、
座談会や地域学会員とのふれあいにも“共感”していた私は、
[座談会は良いんだ]と[御書の勉強ができるんだ]という事が、
[学会の問題点]を、頭の中から忘れさせ、積極的に身体が動きました。
あと、誰でもそうだと思うのですが、自分で決めたら、とりあえずは動きますよね。
でも、肝心の頭は全然動いてくれませんでした(バカでしょ
大白蓮華を手に入れたものの、仏法用語の意味がさっぱりわかりません。
私からすれば60ページ中40ページぐらいが、“わけわかめ”な状態でした。
「なんだかなー、だめじゃん、オレ」
そんな風にして勉強会に参加していたのですが、
実は、そんなわけわかめな人が、私以外にもかなりたくさんいたようです。
危機感を持った男子部幹部が、
「試験前の平日。この勉強会と別個で、小規模の勉強会を毎日行います」と言いました。
私の地区では、Aさんの家で毎晩9時から4~5人で勉強することになりました。
男子部の家に行く。というのが嫌な感じだったのですが、とりあえず行きました。
やはり「行けば御書の勉強になる」と思っていたからです。
しかし、それでも頭は全然動いてくれませんでした。
「まずいな~」と思っていました。試験は、土曜だったと思います。
その前の月曜火曜の勉強が不調だったので「このままじゃ、落ちるな」と思っていました。
で、水曜日の夜7時から、その月の座談会がありました。
その場で、私には試験についてのコメントを求められるわけです。
私は、勉強がはかどっていないにもかかわらず、無理をして言いました。
「思ったより難しそうですが、やはり受けるからには受かりたいです。がんばります」
そして、他の方々も次々に近況報告などでコメントをするわけですが、
その時、ひとりの老婦人が言いました。
「えー私はこの地区の受験メンバーが全員合格するように
ご本尊の前にメンバーの名前を書いて、
毎日3時間お題目を挙げています。
ジョゼ君がんばってね」
「毎日3時間お題目を挙げています」…。毎日3時間…。毎日…。3時間…。
マジか???
衝撃でした。
正直不思議な感じがしました。「何故?」と、思いました。
私にとっては、その人の名前も知らなければ、挨拶を交わしたこともない人です。
「なのに何故?こんな関係ないバカのために、どうしてよ?」と思いました。
毎日3時間題目を挙げるというのは、感覚的にどんな感じかと言いますと、
仕事を持ってる人であれば、家に帰って食事と風呂以外の全部の時間。ぐらいの感覚です。
感動なんて全くしませんでした。
正直に書きますが、逆に「迷惑だ」と思いました。
「何もオレなんかのためによ?どーしてよ?ばーちゃんよ?」と思いました。
同時にこうも考えます。
「しかたない。何がなんでも絶対受かってやる。もう受かるしかないじゃん!」と。
人間なんてこんなものですよね。解ってもらえますかね。どうかな。(変かな?
その水曜日の晩からの3日間。私は文字通り狂ったように勉強しだします。
方法は[とにかく暗記する]です。
何回も何回も、徹底的に大白蓮華を読み、赤線を入れ、ノートに書き出し、
わからない所は幹部に聞き、家に帰ってからも、ノートに書き出しながら丸暗記、
声に出して復唱しました。ラスト2日間は、ほぼ徹夜(睡眠2時間)でした。
試験当日の朝。
私は満足感で一杯でした。「もっと勉強すればよかった」なんて思いません。
何の悔いもありません。
むしろ「たぶん勉強したことを普通に書けば、合格するだろうな、フッ」
というぐらいの自信を付けていました。で、試験は合格でした。
私の地区男子部は、10人程受験したのですが、合格者は私を含め3人だけでした。
幹部はがっかりしていました。
あー。長文になってきました。
実は、教学試験を通じて私なりに色々思う事があったのです。それを書きたいのですが、
ここで後編としては一旦終わりにして、感想編というタイトルにでもして次回アップします。
作文みたくなってきました。読んでいただいてありがとうございます。