創価学会は本当に正しいのか?

活動を続けるべきか?辞めるべきか?
30代半ばの男子部員は、ある結論を選びました

創価学会の活動を続けるべきか?辞めるべきか?

2008年11月30日 | Weblog
創価学会の活動を続けるべきか?辞めるべきか?
自身の半生を綴りながら書き始めたブログ。
30代半ばの男子部員は、ある結論を選びました。


このブログは、2005年に書かれたブログですが、
現在でも役に立つと思い、内容を整理して再更新しました。

※保存版と考えています。

[子供の頃、創価学会に入会した。]

[社会人になったら勤行やめてやる!]

[就職すると、信仰しなくなった。]

[創価学会を、外から見た。]

[何度も何度も会合に誘われる。]

[創価学会男子部Aさん]

[一人で会合に行けない……]

[創価学会の同時中継。]

[男子部ニューパワー総会]

[幹部に暴言を吐かれる!]

[創価学会を退会するかしないか。]

[創価学会、地区会合でのこと。]

[創価学会の試験(前編)]

[創価学会の試験(後編)]

[創価学会の試験(感想編)]

[創価学会に、のめり込みだす]

[創価学会の座談会]

[ある創価学会員。B君について。]

[折伏戦1/恐れていたことが始まった。]

[折伏戦2/彼(幹部)が来た。]

[折伏戦3/創価学会。男達の叫び!]

[折伏戦4/囲み折伏に参加した!]

[折伏戦5/受けて立つ側の声]

[折伏戦6/自分の事。折伏したい人。]

[折伏戦7/折伏を決心した]

[折伏戦8/折伏をした。]

[折伏戦9/折伏セミナーへ参加。]

[折伏戦10/大幹部を探す…。]

[折伏戦11/活動家不足…。]

[折伏戦12/自分を疑うきっかけ。]

[折伏戦13/活動について、考え直しはじめる。]

[折伏戦最終回/ふぃ~、やれやれ。]

[創価学会的選挙運動の事]

[覚醒した、そして結論へ。]

[最終回/夏の終わり]




最終回/夏の終わり

2008年11月30日 | Weblog
みなさん、こんばんみ。
いよいよ最終回になりました。ラク~な気分で読んでいただければ。
__________

ある日の休日、日が沈みかけた夕方。
プロ野球スタジアムの外野スタンドで、私(ジョゼ)は、
ビールを飲みながら試合を観戦していました。
暑さも和らいだ夕暮れの外野スタンドは、気持ちのいい風が吹いていました。

ゲーム展開は、ひいきのチームが相手ピッチャーの速球に苦しんでいます。
それをぼんやり見ながら、私は別のことを考えていました。

“名前ミスったかな? 最後の記事は、どうすっかな”

__________

ブログの名前を考えた時、創価学会は本当に正しいのか?という名前にしました。
結構本気で、自分としては真剣に考えてつけたタイトルです。
今は、こう思っています。

“正しいとか、正しくないとか、そういうところが、いかにも俺は学会員だったな”

絶対的なモノなど、この世には無いと思ったほうが、人生楽しいだろうと思います。
インターネットで色んな人の色んな話を聞くうちに、いつのまにか、
そんな心境になったんよ\(^_\)


ブログをスタートした頃は、
アンチ系とかシンパ系とか、ブログのカテゴリーを決めずにスタートしました。
3日目くらいからコメントが入り出しました。学会員の人でした。

悩んでおられる様子でした。
私は、特に意識せず、コメントバックを投稿し、
その方は、記事を書くたびに感想を書き込んでくれました。

そこで私は、何の気なしに自分が読んで為になった話を、その方に伝えました。
創価学会を問題として扱う話です。その方から返事がきました。

「ジョゼさんは親不孝の裏切者です」

迂闊だったと思っています。
その方の聞きたい事は、創価学会の素晴らしさだったのかもしれません。
私には、ブログをはじめるための、ツメが足りなかったと思います。
他のブログの書き込みなどで読む時よりも、自分に直接言われると、落胆しました。

私は、自分とその方のコメント全てを削除し、ブログの一時休止を決め、
以降アンチサイトというスタイルで更新再開しました。

「親不幸の裏切者」

この文字を読んだ時。マウスを持つ手が震え、心臓がバクバクしました。
その方に反論する気力も無くなってしまいました。
自分は親不孝なんだろうか?創価学会を辞めたら親不孝なんだろうか?

私の父は、私が小学校の時に病気でなくなりました。
母は、私が社会人になり一人暮らしを始めるのと同時に再婚しました。
相手は創価学会の人でした。すごくまじめで、いい人でした。

二人は熱心に学会活動に励みました。
安定はしていても、決して裕福とは言えない生活にも関わらず、
地域の拠点にと、自宅を増改築し、ご近所の学会員の方々に使ってもらう。

最近は、地域のボランティアにも積極的に参加。
広宣流布のためというよりも、老後の趣味という感じです。

現在二人は、子供の私の目から見ても、幸せそうです。←ひいき目ありか。

そして二人の心の支えは、創価学会であると私は思います。
ブログを始めてある程度の期間が経過した今、あの時と同じように、
「親不孝の裏切者」と言われたら…。
自分はどうするだろうか?その時になってみないとわかりません。
自分でも何を書くかわかりませんが。なんとなく…。思う言葉は浮かびます。

私の親が私に望むことは、創価学会に属すことではないと思います。
私の親が私に望むことは、私が幸せになることだと、私は思います。

キマったか?(違


これを読んでるみなさんは、私の今後の身の振り方が気になることと思います。

創価学会の退会は、自分が今かな。っと思った時に、いずれ退会しようと思います。
年内の座談会と同時中継だけ、行くか行かないか、その都度、判断しようと思います。
自分的には、完全非活動へ向けて、着々と計画は進んでると思います。
あいかわらず男子部のAさんが訪ねてきますが、まー、大丈夫だと思います。

思いますばかり書いてると思います(←バカっす

ご本尊に関して…。
今思ってることは、一生保っておこう。と、考えています。
(学会とご本尊は別物と考えることにしとる。コイツ(私)は)
私は、もともと信仰心が無い人間だと感じています。
こんな私でも、ご本尊と縁したからには…。と、今は考えています。

ブログスタート時は、ご本尊を処分しようかどうか迷っていましたが、
ネット界隈での色んな書き込みを拝見するうちに、そういう結論に達しました。
これも私が、心の中ではこういう結論を望んでいたから。という気がします。

私の、ご本尊への対し方は、なんと言うのか書き方知らないのですが、
世間一般の方々が、家にある仏さんを大事にしておられるのと同じ感覚です。


20代の幽霊学会員の頃は、創価学会に熱心じゃない自分に罪悪感がありましたが、
30代になり、熱心に活動し非活動になった今、罪悪感はまったくありません。

私は、去年の秋から約7ヶ月間、創価学会の活動をして良かったと思います。
それがきっかけで、やがて夏になった時、顔も見えないネットの住人達の、
様々な考えに触れることで、時にショックを受けたり、時には悩んだり。

悩みを解決するために、自分のブログをスタートし、
自分の過去を振り返り、その時々の“気持ち”を書いていく。

たくさんの意見が寄せられ、その一つ一つが、私の思考の糧になりました、

“気持ち”を書くというのは、気恥ずかしい面もあるのですが、
みなさんの意見を聞くことで、
ここまで続けることができました。

今の私は、感謝の“気持ち”で一杯です。

__________

プロ野球スタジアムの外野スタンドで、
これまでの様々な出来事を思い出しながら、
試合は9回の表。贔屓チームの敗戦が濃厚です。

「あー。このままだと、負けるなー」

傍らでSさんが言いました。

数ヶ月前、私はSさんを創価学会に折伏しようとしました。
そして私の折伏をきっかけに、Sさんは…。
今ではすっかり創価ウオッチャーになってまっただよ(笑

Sさんは、私のブログを読んでいます。そして、いろんな事を言ってます。
今回は濃かったとか、前回はサラっとしてたとか、
デザインが今イチとか、誤植があったとか。
最近は、自分もブログをはじめようかなー。なんて言ってます。


あっさりと試合終了。
贔屓のチームは、負けてしまいました。
だけど、私はなんだか清々しい気持ちでいました。

勝ち負けなんて関係ない、自分が楽しめれば、それでいい。人生も同じかもよ。
池田のじーちゃんも言ってたじゃん、完全なる幸福とは、完全なる満足です。



ありがとう創価学会、そして…。さようなら創価学会。




注:個人を特定する記述は配慮した、それ以外の事柄は事実に基づいた主観を書いた。

覚醒した、そして結論へ。

2008年11月30日 | Weblog
みなさん、こんばんみ。
創価学会員2世・男子部ジョゼの、
学会活動の体験を、自分なりの主観で綴るこのブログですが、
今日の記事をラス前。次回更新で最終回とさせていただきます。です。
あと2回ですが、みなさまよろしくおねがいいたします。

では、早速前回の続きです。

“一週間猶予ができた。”

私は一週間後の、選挙活動の報告会ともいえる会合へ行く事に、
かなりの抵抗感がありました。創価学会の活動に対して、
“嫌”という気持ちと“問題意識”が混ざり合っていたと思います。

たぶん、“嫌”というのが本音で“問題意識”は跡づけだと思います。

なぜ選挙活動なの?というのがあります。選挙活動=功徳。
という考え方が自分には、わかりませんでした。
すいません。わかりませんでしたというのは違いますね。
やはり問題意識大いにあり。ですね。

選挙活動が仏道修行。という指導方法は、私にとって大ウソに感じました。
折伏などとは全然違う。浅はかな大ウソ。普通に考えたつもりで大ウソ。

創価学会の権力を強める事で、広宣流布を早めることができる。

そういう指導もあるかもしれませんが、そのやり方に賛同できない。
他人の選挙権に干渉する、そのやり方に賛同できない。
そこまでして、広宣流布なんかしても誰も喜ばない。
創価学会が世間から嫌われてるということは私も感じている。
創価学会自身もわかってるはずだ。なのに、選挙活動やれやれと言う。

“怪しい”

おそらくこの時点で私の、私的創価学会教義は破綻していました。

活動の意味が見いだせない。
そして、活動をセーブしていた私には時間がありました。

“ネットで仕入れるか…。情報を…。”

なぜ、ネットなのか?
“学会活動で悩んだら幹部に指導を仰げ”と学会では言われます。
Aさん(男子部幹部)じゃダメなのか?
私はダメだと思いました。要領を得ない答えがくるだけだ。

Sさん(知人)じゃだめなのか?
私には、Sさんが言う言葉は大体想像できました。
それはそれで、私にとっては、

“今は、まだ聞きたくない答え”

という感じです。まして、私はSさんを折伏しようとしたのです。
文章が下手で…。読んでる方々に伝わってるでしょうか?

まだ聞きたくない答え。

なんとなく、気づき始めてる、自分としては…。
昨年の秋頃から7ヶ月の間、必死に活動し、良いと思う事もある反面、
釈然としない事が多い。でもはっきりとしない。そんな感じです。

だからネットで調べる。人に影響されたくないから。

一人で、自分の判断で、誰にも影響されずに、
パソコンの前に座って、情報を仕入れる事で、
頭の中にある、ふわーっとした疑問の材料が見つかるかもしれない。

ネットで欲しいのは、答えじゃない。材料と、情報だ。
今はまだ。自分以外の人におかしなことを、口にするべきではない。
そんな感じで、インターネットへ。

[創価学会]と検索してみる。公式ページが画面に並ぶ。スルー。
[創価学会 問題]と検索してみる。

当然だ。私が調べたいのは創価学会の問題だ。
(もう、学会から気持ちがかなり離れとる、その上で検索しとる)

結局、私が興味を持ったのは、
[創価学会員駆込寺]というHPと、[創価学会体験記]というブログです。
2つとも以前から知っていたサイトで、飛ばし飛ばし読んでもいました。
ここは真剣に、夜中に一気に読み切ってみる。
まずは、[創価学会員駆込寺]から読み始めました。

驚愕しました。

わかったこと。
みなさん退会しても地◯へ落ちてない(当たり前。私バカでしょ
でも一応、安心感はあるわけです。現役学会員としては。あとは、
創価学会に所属しなくても、信仰は続けられるということ。それと、

「仏法の為に人生があるのではなく、人生の為に仏法があるのだ」

と書かれてました。この文字を読んだときの安堵感というかなんというか。
言葉では言い表しにくいのですが…。
「そーなんだ!?そーだよな」みたいな。同時に
「教学試験の時に勉強してたじゃん。俺」みたいな。

人生のための信仰。という考え方は、以降、私の基本になったと思います。

今でも[創価学会員駆込寺]のテキストをちょくちょく読み返しています。
たまに…。ふと思って、ロム専門で、駆け込むような。そんな感じです。

次に[創価学会体験記]を読みました。
freeさんという人のブログでした。
私が感じたのは親近感でした。
自分が思っていることと、すごく近く感じたからです。そーそーみたいな。

有名なブログなので、みなさんよくご存知だと思いますが、
入会してから退会するまでの事が全部書いてある。
ある意味、このブログのモデルにもなってます。
自分が始めて読んだ時、すごく為になったからです。

今回の記事を書く為に、創価学会体験記の過去ログを読み直しました。
思い出しました。前回記事で書いた、
公明党議員が国益を取るか創価学会の利益を取るかという話も、
このブログで読んだことを、私はなんとなくアレンジして喋ってた。

とにかく有名なサイトだと思うので、
書いてる内容のことはスルーさせていただいて、私が感じたというか、
私がすごくピン!ときたフレーズがあるんですけども、
04年11月06日信濃町という記事から引用、

「帰りの電車の中で、釈然としないものを感じていた」

さらりと書かれていたのですが「釈然としないものを感じていた」
という文字を読んだ時に、記事の内容もさることながら、
釈然としない感覚を持つ事に対して、

“この感じ。同じだ”と思ったのです。←勝手に思ってる。私が。

それと、創価学会体験記を読んで、他のいろんなサイトを知りました。
そこからたくさんの創価学会問題サイトを知ったと思います。
おそらく、みなさんが読まれているサイトと大体同じかと。


別の日。
[アタシの知ってる「創価学会」]。すごく有名ですよね。※現在閉鎖
このブログは創価学会の内部情報が克明に書かれていると思うのですが、
もう1つの特徴は、コメントの数が凄まじい事です。

コメントがコメントを呼び込んでいるという感じです。
新たな情報や意見がどんどん入ってくる。その数の凄まじい事。
ちょうど私が見たのが5月~6月だったので、
[アタシの知ってる「創価学会」]への当時の私の感想なのですが、

こんなに沢山の人が、創価学会に問題を感じてる。
こんなに沢山の人が、創価学会に怒りを感じてる。

ということでした。ショックでした。
怒りの大きさと、その多さにショックを受けました。

創価学会ではネットの情報はデマだ。と言います。
真偽はわかりません。匿名なのですから。また、
信仰心という事に対して情報が、どれだけの価値を持つのか疑問です。

何が書かれていようと、ご本人が信仰を信じていれば、
その方の信仰心は揺るがないのだと思います。
だから、私が思った重要なことは、内容ではなくコメント欄の空気?

真剣に長い長い長文を書き、
創価学会への疑問や怒りをぶつけてくる人がたくさんいる。ものすごい数。
それに対して、真剣に答えを見いだそうとするブログの住人達。
創価学会が言うような、デマ記事・デマコメントで、
あんなに真剣なコメント。あんなに真剣な空気にはならないと思います。

夜に、記事とコメント欄を読む。
翌日見たら、ものすごい数のコメントが入ってる。
その、ある意味での盛況ぶりを見ても、
創価学会に様々な問題があるということはシッカリ認識できます。

それともうひとつ、良心的な学会員の書き込みと同様に、
変な創価学会員の変な書き込みがあります。詳しい内容はスルーしますが、
それを読んで私は、余計に創価学会にネガティブな感情を持ちました。


そして…。
よく憶えているのですが、ある土曜日の深夜。

[妻はアンチ、夫はバリバリ]というブログに出会いました。

創価サイトは現役学会員や元学会員の方が書いてる場合が多いのですが、
このブログは、一般の女性の方(華さん)が書いています。
(有名なサイトなので詳しくはスルーさせていただいて)

おもしろおかしいブログなので、腹を抱えて笑いました。土曜の夜中に。
でも、笑いと同様に私が感じたのは、
世間一般の女性が創価学会に振り回され、困惑する姿でした。

先日テレビで見たのですが、
9.11以降のアメリカ人気質について…、
同時多発テロ以降、ブッシュが連呼している言葉がありました、

「justice/ジャスティス=正義」

そして彼はイラク戦争を起こす時に、しきりに言いました。

「イラクの人々に“自由”をもたらすのだ」

結果、イラクの人々が爆弾で吹っ飛ぶことになりました。

アメリカ人の多くは、ブッシュの言葉を信じ、
イラク戦争を支持してると聞きます。(最近少し変わってきたそうですが)
全員ではないとしても、多くのアメリカ人の気質として、例えば、

ある日、静寂で美しい日本庭園をアメリカ人が、見る。
翌日朝、庭園の石垣がカラーのペンキで塗りつぶされている。
そこへ、昨日のアメリカ人がやってきて言う。

「殺風景だから、賑やかにしておいてやったゾ。感謝しろ」これを、

[無邪気な正義感]と言うそうです。

妻はアンチ、夫はバリバリで書かれていることも、
程度の差はあれ、これと同じような事だと私は思います。
広告制作会社で働く女性の、ささやかな生活を、

創価学会が叩き壊す。無邪気な正義感で。

迷惑してるなんて、これっぽっちも思ってない。
私だって同じだ。現役の創価学会員だ。

真夜中…。
妻はアンチ、夫はバリバリの、最初の記事から読んで行く。
困惑する人々の姿が書かれており、様々な感情が沸き上がります。
順番に、順番に、コメントなども読みながら、
そして、もう明け方近くなった頃、05年3月30日(水)の記事を読んで、
私は以降の記事を読めなくなりました。



涙が溢れて読めないのです。


その瞬間。警笛などという生易しいものではなく、
頭の中で金属音のような鐘が鳴り響きました。
カーンカーンカーン。カーンカーンカーン。
(本当に鳴った気がします)

“もう、やってはいけない”

上手く文章で伝わってないかもしれないので、はっきりと書きますが、
私はこの記事を読んで、非活動になることを決めました。
私はこの時のことを、私にとっての“覚醒”だったと思っています。

人に迷惑を、掛けてはいけない。

学会活動を止めるきっかけは、人それぞれだと思います。
ネットの記事にどこまで影響されるものなのか、私にはわかりません。
ただネットの文章は、生身の人間が書いていると思っています。

今まで何度か書いていますが、やはり、タイミングという気がします。
あの日…。土曜日の深夜から明け方にかけて、パソコンの前で、一人で、


私は、私が一番読みたかった記事を読んだのだと思います。


___________________

ひゃ~~!!!!ドラマじゃ~~!!!
かなりナルが入ってるかもですが!!
書いてる事はもちろん事実です。

疲れたー。でも好きで書いております。

さて、皆様、長きにわたり続けてきたこのブログでございますが、
次回更新で最終回とさせていただきます。
内容は、まだ書いてないので予告できない(ダメ男
私の今後の身の振り方などを書いてみようかと。

読んでいただいている方々。ありがとうございます。
そして、あと一回。

みなさん、よろしくおねがいいたします!!

ジョゼ

創価学会的選挙運動の事

2008年11月30日 | Weblog
みなさーーーん元気ですかーーー!!

土日でございます。全国的に休日でございます。
皆様方におかれましては、充実した休日をお楽しみかと存じます。
私におきましては創価ブログでございます。戯れ言ブログでございます。
好きで書いてございます。

さて、折伏戦(過去ログ参照)を終えると、
男子部の活動も一旦休みになります。
休みと言っても完全休暇ではありませんが。

それまで毎日行われていた会合が、週1回の部勤行会ともろもろ。
週3回くらいですかね。それが5月末までの3週間。そしてその後は…。

「都議選キターーー(゜A゜)ーーーー!!」です。

(結論を先に書いておきますが、私は都議選の活動はしていません。
 都議選活動の際、選挙活動拒否を宣言した。次回記事で書きます)

折伏戦最終日の5月3日(ゴーテンサン)を迎えたときの私の心境は、
ふ~、何とか終わったな。そして、私的には、

当分の間はテンションを下げたかったと。

落ち着きたかったという感じです。このままイケイケどんどんになると、
頭がおかしくなるんじゃないか?みたいなのも少し…。なんとなく。

そして、週1回の部勤行会にて。
話題は、5月末から始まる都議選の話ばかりです。
今年の都議選の話ではありません。前回の都議選の回想&武勇伝です。

みんなで、東京まで車飛ばして選挙頼みに行ったとか、FとかZとか。
婦人部の誰それは前回すごかったな。とか、
東京の創価学会の雰囲気はこうだったとか。信濃町がどうとかこうとか。

選挙戦で自分がやる事を、ここで私ははっきり認識しました。

私は危機感を感じ始めました。「またか…」みたいな感覚。
ちょっと距離置きたいな。みたいな感覚。で、決めました。

「活動に距離を置こう」←あっさり

すべての活動を止めるのではなく、
要所要所の会合には参加するが、なんでもかんでもは避ける。
実行したことは以下。

◯活動参加は週1回の男子部の部勤行会のみ。
◯主な情報はそこで仕入れる。
◯携帯が鳴ってもすぐ出ない。考えてから出る。←後述
◯5月のスケジュールを入手する。←後述
◯インターネットの創価学会問題サイトを見る←少し後述

3番目の携帯についてですが、これは人にもよると思いますが、
私の場合は、携帯が鳴り会合の連絡がある。
会合参加に都合がつきそうなら「わかりました行きます」と言ってしまう。
これを避けようと思いました。流されてはいけない。次に、

スケジュールを入手。なのですが、これ読んで「へ?」と思ってる方が
たくさんいると思うのですが、

私は学会の月スケジュールを教えてもらったことがないのです(バカでしょ

Aさんは、なぜかくれないし、私も興味ないし、だからいつも、
Aさんから連絡があって始めて会合を知る。という感じでした。
ま、大体パターンはわかるのですが。一度、壮年部の地区部長が

「ジョゼ君スケジュール表、ちゃんともらってる?A君ちゃんと渡しる?」

その時Aさんは「いや~」なんて言ってましたが、なぜか、くれません。

私は、参加する会合を自分で決めたい。把握したい。
と考えたので、Aさんに掛け合いました。
あっさりスケジュール表を、渡してくれました。

それまで私は常にAさんと時間を合わせ。
待ち合わせし、一緒に会合へ参加していましたが。
スケジュール表を手に入れた私は、途端に、手の平を返したように、

[一人で会合へ行き一人で帰る作戦]を展開した。

まー、距離を置きたかったのです。あと、個人的にですが、
いつもいつもAさんと、いい大人が連れ立ってチャリンコに乗って、
一緒に動くという。なんかダサ!みたいにいつも思ってたのです。
いや、ま、この理由もあれですけども。感覚的に…。です。

最後に、インターネットで創価学会問題サイトを見る。なのですが、
実は私は昨年秋頃、活動に傾倒し始めるのとほぼ同時に、
学会問題サイトをチラ見するようになっていました。
そして、去年の秋から今年の5月までは、私はネットを見て、

“裁判沙汰とか、事件とか、おー、批判サイトばっかじゃん。
 批判されるってことは創価学会は健全なんだ。自浄能力が働くのさ。”

裁判の事。事件の事。批判記事を読んで私は、上のように考えました。
まーこのブログ。個人ブログですけども。私の場合はこうだったです。
去年の秋は、ネットを見ても、問題意識は芽生えていません。
問題意識が芽生えないので、常にチラ見状態。

が、今年。ある記事を見た私は、ピターーー!と学会活動を停止。
次回記事で書きます。

話を5月に戻します。
そんなわけで私は、主要な会合のみ出るようにしたのですが、
話題はいつも都議選の話ばかりです。私はAさんに聞きました。

わたし「こないだ折伏戦終わって、もうすぐ選挙戦で。激しい活動ばかり
    これって今年だけ?どうなんですかね?」
Aさん「・・・・・・・無言」
わたし「・・・・・・・無言」

Aさん「いや、まー。こんなに激しいのは今年だけですかね」

“コイツ!?絶対怪しい!!!!” なんとなく胸騒ぎ!!

日を置いて何度か同様の問答がありましたが、なんとなく要領を得ません。

今思えば、この頃から私は、創価学会活動に関して、
思いっきり嫌悪感(問題意識じゃない)を感じ始めていたと思います。
自覚あります。とにかく嫌だ、みたいな。気持ちが悲鳴上げる。
が、文章でそれは伝わってないとも思います。うまく書けないです。
ただ、自信を持って書けるのは、

[活動をセーブするだけで、かなり落ち着いて自分を顧みれる]

のは確かだと思います。
変な言い方ですが、世間ズレに気づく。すぐ気づく。
だから私は、激しい活動をセーブすることで、激しい活動に関して尚更、

“このまま行ったら活動地獄へ陥るかもな。俺は。”

そんな風に。私は思い、
そんな風に。日々が過ぎ、5月の末。選挙戦スタートの会合。

Aさんの家に集合。(Aさん:男子部中堅幹部 家:1ルームマンション)
久々に人数が集まっていました。でも7人くらいかな。

右の壁には、ホワイトボード。
左の壁には、婦人部作成の東京都地図。
(ちなみにAさんはそれに囲まれて毎日暮らしています)

選挙公示約1ヶ月前ですが、
誰がどの選挙区に立候補するかは、ほぼ100%把握してる、男子部は。

地図には各選挙区のところに立候補者の顔写真。
全部で21人(実際の選挙は23人立候補)
これを見ながら、部長が作戦を発表(数字目標)します。
作戦内容はここではスルーします。
そして、部長は言います。いつものヤツ。

「選挙活動がんばったら。功徳がある」

まわりの男子部員が「そうそう功徳あった。前回の時もなんたらかんから」
別の男子部員が「俺たちぐらいだ。こんなに政治に関心持ってるのは。
世間のヤツらは政治なんか関心もってない」「だから投票率も低い」。
※世間一般の人に対して、かなりの上から目線…。

そして一人一人順番に、投票依頼できる見込み人数を発表。
前回は◯人依頼できたから、今回も何人できます。みたいな感じです。
私の番がまわってきました。
私には、あらかじめ頭の中で用意していた言葉がありましたが、結局は

私「・・・選挙は・・・どうなんですかね」※遠慮気味に
部長「へ?」

私「法律違反犯してるような気がします」
(これ適当に言ってる、私は。ホンネは活動したくない一心で)

部「まーね。でも行きましょうよ、東京。
   依頼しなくてもいいから。みんなで車で。男子部の団結がなんたら」

※私。部長の話をぶった切るように。

私「これ、今回の候補者。半分以上創価大学出身者ですよね」※マジ目線

全員。シーーーン

部「へ?あっほんとだ」
私「要は、候補者は全員創価学会員ですよね」
部「あー・・・そうですね」

私「もし、大事な政策を決める時に、
  この候補者達は都民の利益を優先するのか?
  それとも創価学会の利益を優先するのか?…不安です」
(↑コレ。どっかのネットに書いてあった事を適当に言ってる。私は。
 ホンネは活動から逃れたいだけ)

部「え・・・・。どういう事」
私「議員が、創価学会の利益を優先するようなら。ダメだと思う」
 (活動から逃れたい一心で言ってる、私は)

これに対して部長からも、その他の部員からも返事はありませんでした。
ただ、皆不思議そうな顔。どう思ってるのかはわからない。
でも、私に対して思ってることは、私は感じた。

“ジョゼさんが変な事、考えはじめたな”

そんなに難しく考えなくても。とか言われました。会合は中断。
私と部長の話し合い。30分くらいか。時間が無くなってきた、と言われる。
これから部長会があるとのこと。私も、はいどうぞ。みたいな感じ。

やはり、いろんな事はタイミングという気がします。
部長も私も男子部のみんなも、あのままお互い徹底的に主張しあっても
大した話し合いにはなってなかったと思います。なにしろ私のホンネは、
政治云々ではなく、選挙活動したくない。ということでしたし。

会合は終了。
決まった事は、毎週火曜日を部勤行会で選挙の報告。
でも明日から毎晩10時に集合して選挙の報告。
私に関しては、また話しましょう。とのこと。

翌日、会合への誘いはありませんでした。
私の意見は尊重されたと言えます。
Aさんは「火曜日だけは出て欲しい」とのこと。
扱いにくくなったな。こう思ったかも知れません。

“一週間猶予ができた。”

私は思いました。
5月の末の会合でした。

ぅぉおーーーーー!!!疲れたーーーー!!
今日はここまでです。好きで書いております。
次回はインターネットの話題がたくさん出る予定でし。

みなさま、よろしくおねがいいたします。

ジョゼ

折伏戦最終回/ふぃ~、やれやれ。

2008年11月30日 | Weblog
……みなさんこんばんみ……。ジョゼです。
折伏戦の色々を書くシリーズは今回が最終回です。
前回同様、色々な出来事&感じた事をランダムです。
もしかして、過去最長の長文かも。


[20名くらいの男子部夜の会合にて]
4月。連日の会合で、かなり疲労感が蔓延している男子部。
20名程度集まった本部規模の会合、今日は趣向を変えようということで、
本部長中心に…。ざっくばらんに…。リラックスしてやろうと、

話(指導)の内容は、折伏戦の意味など。池田先生に恩返しする。など。
で、本部長が一言。

「ところで、みんな池田先生好きですよね」

※全員無反応。

「あれ?みんな好きでしょ。池田先生好きな人、ちょっと手あげてみて」

サッと何人かが手をあげて、つられるように残りのメンバーも手をあげる。
約2名を除きほぼ全員の手があがる。本部長が私を見て

「ジョゼさんは、まだ信心に確信ないからね」続いて
「活動していく中で確信もったらね。考え方も変わると思いますよ」

私は、子供の頃から池田名誉会長を尊敬していません。
彼について何も思いません。好きも嫌いもない。
創価学会を大きくした人とは思ってます。すごいなーと。
でもそれだけ。で、子供ながらに自分の事を

“心が腐ってる子供かも知れない”と思っていました。

子供の頃の私なら、大きい会合でたくさんの人の前で、
こういう場面に遭遇した場合、とりあえず手をあげていたと思います。

ですが、20年以上経過したこの日の会合で、
池田名誉会長好きな人。と言われ、
皆と同じように手をあげる事が出来ませんでした。というか、

手をあげないことが出来ました。←正直になれたってことを書いてる

みんな、心の中でどう思っているかはわかりませんが、
ハイと手をあげるメンバーを見ながら、

“みんな池田名誉会長が好きなんだなー”と思っていました。

今年の何月の出来事かは忘れました。4月だと思います。



[ローマ法王]
※ローマ法王(キリスト教で一番偉い方)についてソースを調べてません。
私の記憶のみです。このブログはソースに重きを置いていません。
心境の変化を描くために書いています。
__________________
たぶん2年前4月12日。ローマ法王が亡くなった。※この文は04年に書かれています。
一連のニュースを学会活動の傍ら、チラ見してました。
お亡くなりになってから何日後かに、法王の葬儀(言い方知らない)が、
テレビで中継され、見ました、私も。
テレビのリポーターが言いました。

「バチカン共和国は、すごい人の数です」 以下、リポーター曰く、

「世界中から人々(一般信者)が自然発生的に集まってるようだ」
「なぜ来たのか?」とインタビューすると
「友達(法王)に、お別れを言いに来たのだ」と答える人が多い。
「笑顔の人が多い。尊敬する師というよりみんな友達に会いに来たような」

リポーターさらに、

「日本人の私には、なぜこれだけ人が集まるのか不思議に思います。
 が、この場所に立っておりますと、
 生前のローマ法王が、なぜあれほどまで民衆に支持されていたのか、
 わかるような気がします。何か厳粛な気持ちになります」

※大体こんな感じだったと

ふと、不謹慎な想像をする。
池田名誉会長が亡くなったら、どうなるかな?
学会員は、池田名誉会長を親愛なる友人として集まるのか?
尊敬する偉大な指導者として集まるのか?
あのレポーターは、厳粛な気持ちになってくれるだろうか?

ふと、ニューヨークヤンキースの松井選手のことを思い出す。
(頭の中、支離滅裂ですが)

「松井は、キリスト教かもな」

松井選手のお父さんは、確か牧師だったと思います(歌手でもあったか)
私は、松井選手の振る舞い、寄付その他ファンとの交流などを見て、
好感を抱いており。スマトラ沖地震の時に、
日本人としては最高額の5000万円寄付したことに偉いなーなんて思っており。
その時期に聖教新聞で読んだような気がするのですが

創価学会はスマトラ沖地震に500万寄付したと。

秋谷会長がお悔みに行ったとかなんとか。「少なっ」と思いました。
__________
500万が少ないのかどうか?チョット今計算してみた。←やらしいヤツ
経済誌によると創価学会の資産が10兆円ということらしい。
松井の年棒の1,250年分。ひぇ~~。
資産と年棒を比較するのはどうかとは思うが、
ま、実際の寄付額は5000万と500万。単純に学会は松井の10分の1か。
学会の資産ったって、学会員の新聞購読料とか財務なんだから、
もうチョットたくさん寄付してくれてもいいのに。とは思う。
会館建設とかもいいが、今すぐ助ける金。今いる金。
ちゃんと調べたわけじゃないんで、まー、あれですけど。
___________
話をローマ法王へ戻します。
ローマ法王の一連の報道を見るにつけ、不思議な思いがしました。
この人は、人々(民衆)に尊敬されもしてるが、愛されてもいるな。

別の番組で。
NHKの[ローマ法王追悼特番]。イラク戦争の頃のドキュメント再放送。

ローマ法王は国連へ、バチカンの使者を送り、
話し合いでイラク戦争を回避してくれないか、と。
アメリカ&イラク双方。その意見をスルー。

効果なしと見ると、

ブッシュ大統領へ直接使者を送り、思いとどまるようにと。
同時にイラク外務大臣(たぶん)へ使者を送り、考え直せと。

法王は最後まで、戦争回避をあきらめなかった。NHKの番組は淡々と。
ブッシュは、法王の言う事を聞かなかった。イラクへ攻撃が始まる。

イラク人が、毎日爆弾で吹っ飛ぶ。

法王は、戦争が始まったとみるやいなや。
今度は、イラクへの支援を世界中に訴える。
番組は、その映像を淡々と放送してた。

後にブッシュは一個人(キリスト教信者)として、
懺悔しに行ったというのを見たような、聞いたような。
で、ローマ法王はブッシュを許すと。
やってしまったことはしょうがない、がんばって生きなさい。
みたいな感じだと思います。

“こういう結果の出ない振る舞いでも、人を救ってるな”

単純に偉いな、立派だな。と思いました。
イラク戦争を回避できないとバッサリあきらめてしまうのではなく、
たとえその可能性が0%であっても、回避に向けて訴える姿を見て、
救われる人もいると思う。

創価学会も、こんな風にならないかな。

こういう結果の出ない行動を、学会がしたら?俺は参加するかな?

確かドキュメントが放送されたのは4月末頃だったと思います。


[出陣式にて]
これは日付を憶えてます。4月24日日曜日の朝8時。出陣式です。
折伏戦最終日である5月3日(ゴーテンサン)へ向けて、
実質的には、最後の出陣式です。
出陣式については過去ログ[折伏戦-3/男子部の叫び]参照。
軍隊式の会合です。

男子部全体にかなりの疲労感が漂ってる時期。
この時期には、数字達成した地区。もう少しの地区。
色々と差が出始めていました。地区は全部で5。本部長も5人。
部員の決意発表(例の怒鳴るやつ)が終わり、続いて各本部長の決意。

本「みんな元気かーー!」※腕上げながら
皆「おーー!」
本「残り1週間。勝利に向けて、あと8。なんとかかんとか…」

だったり、数字達成済みの本部長だったら
本「同志のおかげで無事!なんたらかんたら…」

という感じです。その中で…。ほとんど成果の上がっていない本部の
本部長の番がまわってきました。(私の地区の本部長じゃない人)

本「みんな元気かーー!」※腕上げながら
皆「おーー!」
本「うちの地区はまだ結果が出てない…なんたら…」※噛み締める言い方
続いて
本「祈りが足りん、、、なんたらかんたら」※歯ぎしりするような言い方

そして、思いっきり、怒鳴りました、

「友達ダマしてでも連れてこい!!今日中にオレが全部決めてやる!!!」

皆「・・・シーーーン」

わたし…“こいつ、バカか?”

そう思いました。同じように感じた人もその場にたくさんいたと思う。
大事な友人知人を誰がお前なんかに紹介するか。そんな感じだと思う。
そんな事言ってるから数字出ないんじゃないの?みたいな。

(ローマ法王の話のあとでこんな話っていうのも、まーあれですが…。
 実際、同時進行だったもので。

最後に区男子部長の挨拶。出陣式で一番高い役職。

区「みんな元気かーー!」※腕上げながら
皆「おーー!」

区「折伏マシーンに!なってるかー!!」※半笑いしながら

※2・3人が「おー!」あとのみんなは失笑・・・

これは、区男子部長の自虐ギャグなんですけどね。
(目がイッテないから、多分)
まー折伏戦も最終段階に入ってるし、みんな思いっきり疲れてるし、
最後のあきらめとも尻たたきとも言えない、笑えないギャグか。

ある種「そうだよな、俺たち折伏マシーンだもんな」みたいに…。
変に納得する私みたいな…。嫌な感じはしましたけどね。

ダマしてでも連れてこい。の本部長の方が目が完全にイッてるだけに…
なんかね。どうにもこうにも…。

末期症状っていう感じですね。

は~~。

みなはん。わて、日曜の朝8時から、こんな会合出てまして~ん(笑

______________
さて、日は改まり、折伏戦最終日5月3日の、最終最後の出陣式。
まだ、数字達成できていなかったため、今日夕方ギリギリまでガンバレ!
みたいな感じです。みんなつてというつては、あたりきっていたので、
「僕は題目がんばります」みたいな感じです。それしか言えないっす。

私の地区からはAさん(中堅幹部)と私だけしか出席していませんでした。
うちの支部は折伏3人が目標で、その時点であと一人で達成という状態。
達成の見込みは全くありませんでした。
その日の夕方。
なぜか?????うちの支部は見事目標達成。

Aさんから連絡入って入会勤行会。
結局どうやったのかは詳しく聞いてないですが、壮年部が目標達成してて、
壮年部の人が折伏した人の紹介者を、うちの地区の男子部にする。感じ!?
詳細はわかりませんが。名簿のマジック使ったみたいな言い方でした。

ふ~。これってどうなの?なんだかな〜やれやれって感じですかね。
______________
ジャーーーーン! 折伏戦の話は今回で終了です。

これを境に私は、活動をセーブするようになりました。

ちょっと落ち着いてみよう…。そんな感じです。
次回はその辺りの事を書く気でおりますのです。
いかに、活動から逃げるのか?みたいな…。
しかし都議選のプレッシャーが徐々に…。みたいな。
何気に予告。みたいな。

みなさま、よろしくおねがいいたします。

(ある程度書ききったという達成感があります)

ジョゼ

折伏戦13/活動について、考え直しはじめる。

2008年11月30日 | Weblog
みなさんこんばんみ。
創価学会男子部ジョゼの折伏戦についていろいろ書いていますが、
折伏戦の話は今回を含めて、あと2回です。
こんなに長くなるとは思ってなかったです
男子部活動家の、1つのサンプルとして参考になれば。です。
(本人は好きで書いてますのです)

__________________
前回の続き。

“そろそろ、俺も壊れてきたかな”

と、自分自身に感じ始めた私ですが、活動はするわけです。
なぜ活動するかというと、“そろそろ、俺も壊れてきたかな”と、
自覚している自分がいる以上、大丈夫。みたいなノリです。

今回は、そんな時期3月末~4月末に起きた出来事や
色々感じたことを書いていきます。
学会活動に徐々に距離を置き始めてるなーというのが自分の感想。


[Aさん]
4月末頃だったと思います。ある日、Aさんが言いました。

Aさん「ジョゼさんに、そろそろ功徳。起きないかな」
わたし「どうしてですか?」
Aさん「いや、ジョゼさん折伏がんばってるんでね。ぼちぼち来るはず」

人にもよると思いますけど。私は、あまり嬉しくありませんでした。
ブログなんでやわらかめに書いてますが、要はAさんが言ってるのは、
Sさんを折伏したら、ジョゼに功徳が起きると言ってます。

他人を勧誘=自分に功徳。

見返りを期待してるみたいにAさんが言うので。
なんか嫌な感じを受けました。

(↑これ。学会が悪いって言ってるわけじゃない、私は。
 Aさんの性格だし、不快に思うのも私の性格だ。
 でも、身に覚えのある学会員はたくさんいるはずだ)



[Sさんとのやりとり]
Sさん(折伏相手)を折伏セミナーに誘って以降、
ほぼ毎週Sさんと会い、学会について話すように。
学会の達成目標は5月3日(ゴーテンサン)までに折伏せよ。
が、私的にはご本人が納得した時でよい。という考えです。
私がSさんに言っていたのは、

[創価学会組織にはいろんな問題があるけど、信仰自体をいいですよ]

Sさんが言っていたのは…。色々です。
細かな会話の内容は伝えにくいので、
お互いどんな主張をしていたかというのを、とりあえず電突風に…。

◯学会の裁判沙汰。
S「学会は勝ってると言ってるが、負けてるはずだ」
ジ「その通りだ。嘘だ、問題ありだ。でも信心自体は良い」

◯他の新興宗教と比較
S「指導方法など、カルト宗教との類似点が見られる」
ジ「そうだ。同じだ。しかし反社会が目的ではないので、用いてよい」

◯入会について
S「学会は正しいと言う。イコール入会せよというのはどうか」
ジ「もちろん義務はない。しかし学会のじーちゃんばーちゃんは、いい人だ」

バカでしょ。たぶん私、こんな感じだったと思うんです。
めちゃくちゃというか…。
そもそもこんなヤツ(私)が人に信仰進めて、どうなの?みたいな。

で、Sさんが、頻繁に言ってた言葉で、
私にとって「意味がわからん」と思ってた言葉があって、

「既得権」

という言葉なんですけども…。
「学会の人が既得権振りかざして、…なんとかかんとか…」
この時私は「いや、そんなの振りかざしてない。みんな善かれと思って…」
とか、言ってたんですが。どうして既得権って言われるのかわからなかった。

(今この意味なんとなくわかってる。私は)

こんな会話を延々、毎回会うたびにしてたんですが、
当時の私は「なんか噛み合わないなー」なんて思ってて、
向こうも思ってるはず、なんて思ってて。
で、学会話にストップかけるのは、必ずSさんから。

結局Sさんの方が、噛み合わないなーって思ってたんでしょうね

ほいでもって、
イメージ的に残ってるのが、学会話をストップするときのSさんの顔。

悲しそ~な顔。

ジョゼ君どうしてしまったの?みたいな顔。引くよ。みたいな顔。
その顔を見ると、私も悲しくなった。
ジョゼは洗脳されてる。みたいに思われたくなかった。
だからあっさり学会話は切り上げた。
________________
こんな感じで6~7回、会った頃…。Sさんが言いました。

「その~。学会活動はしない。
 でもご本尊は真剣に拝む。そして御書も徹底的に学ぶ。
 これじゃだめなの?」

と言いました。私はその時、口に出したか出してないか憶えてないのですが、
とっさに思ったのはこうです。

“学会活動は、しないといけない”と。

で、Sさんが言いました。

「宗教って何なんだろう」

ものすごく悲しそうな顔です。
_________________

ここで、学会話は終了。
以降、普通の話をしながら心の中で、私は考えていたのですが、

誰が言ってた?
学会活動しないといけないって誰が言ってた?
何で俺は、そんな風に思った?
そして、Sさんが言っていた、

[ご本尊に真剣に祈り。日々御書を学ぶ生活]。

これでいいのでは…。頭の中でふゎ~~って考えてました。
で、ひとつ決めました。

これ以上学会の話を続けると、Sさんとの人間関係が壊れるかもしれない。
折伏よりそっちがはるかに大事。だから、
自分から学会の話をすることは、もうやめよう。
そしてそれまで毎日3時間あげていた題目を、普通に戻そうと考えました。
たしか、4月の半ば頃の心境だったと思います。

それと、私がSさんとのやりとり全体を通してもうひとつ感じたのは…

“創価学会は世間の人から嫌われ、最近では恐れられている”


今日はここまでです。
折伏戦シリーズは次回が最終回です。
みなさん、よろしくおねがいいたします。

ジョゼ

折伏戦12/自分を疑うきっかけ。

2008年11月30日 | Weblog
みなさんこんばんみ。

創価学会員2世。男子部・ジョゼ(男30代)。
創価学会員としての自分の過去を振り返るブログ。
__________

さて、5月3日(ゴーテンサン)に向けて、折伏に走り回っていた男子部ですが、
全員が全員とも、常に全力というわけではありません。

コツコツがんばる人や、一時的にがんばってあとは凹む人や、
それが入れ替わったり、みんな悩みながらやってます。
会合にも出てきたり、来なくなったり…

今日は、男子部のC君(初登場!)とAさん(中堅幹部)のことを書きながら、
私の異変(かも)のきっかけとなった出来事を書きます。
折伏戦シリーズもラストに近づくにつれてダークになっていってるような…。


3月。
男子部の疲労感が溜まってきたある日。
会合の時間になり、Aさんの家へ行くと、あいかわらず集まりが悪い状態。
Aさん(男子部中堅幹部)と私。あと一人いたと思います。

3人で、どうしようかー。最近集まり悪いなー。なんて言ってました。
で、そうなると会合に来ていない人の話になったりするわけです。
あいつはどうして会合来ないのか?仕事らしい。そりゃ、仕方ない。とか。
折伏で悩んでるらしい。とか、風邪引いたらしい。って感じです。

呼びに行こうか!とかになるときもあります。
で、会合ではAさんがリーダーなのですが、そのAさんが…。
なんとなくですが、あまり熱心に会合に呼ぼうとしないC君という子がいます。

_________

C君は、当時アルバイトをしながらプロスポーツ選手を目指していました。
(スポーツのジャンルは控えさせていただきます)
去年の11月頃に、プロチームの入団テストがあったそうで、
座談会で「がんばってきます!」って言って、
婦人部長が「絶対受かるから!!」とか言ってました。

拍手。ただ、当たり前ですが、C君がどれぐらいの実力とかそういうのは、
みんなわかっていないので、ノリです。ノリで「受かる!」とか「がんばれ!」
とか、励ますわけです。そこはやはりプロの世界ですし実力次第だと。

で結局。落ちたようです。
それからしばらくして、男子部の会合に姿を見せなくなりました。

_________

夜10頃。
Aさんが「C君が今、家にいるはずなんで、ジョゼさん一緒に行って欲しい」と。
C君はいつもAさんの担当みたくなってたので、珍しいと思いました。
Aさん曰く「もう自分が行っても、会ってくれない」とのこと。
口には出しませんが、嫌われてしまった。みたいな感じです。

わたし「C君は、なぜ来ないんでしょうね」
Aさん「いや、まー・・・」
わたし「・・・・・」
Aさん「結局、学会とか…、逃げてるんですよ」
わたし「そうですね、わかりました。じゃ。行きましょうか」

もうひとりの人と別れ、二人でC君の家へ。

誰もいませんでした。留守です。
家の前で一分ぐらいかな、どうしようかー。なんて言ってると。
女子部長と女子部員の人が来ました。「心配だったので」とのこと。

聞けば、C君は、頻繁にその女子部員の人に男子部のことを相談していたと。
で、はじめはそれで相談に乗っていたが、あまりにも電話やメールが多いと。
で、女子部員の人が女子部長に連絡したと。

一応、創価学会は、男子部と女子部の交流が禁じられています。
こういうシチュエーションも珍しいのです。

女子部長は
「うちの部員さんに相談するのもいいけど、そろそろ、男子部に戻ったら」
というのを言いに来たようです。
で、肝心のC君がいないので、その場で、4人でC君話になりました。
そこで女子部の人に聞いたこと。
会話形式はつらいので、レポートみたくなりますが。

◯C君は、男子部を嫌ってる。
◯とりわけ幹部に対して何か思ってるようだ。
◯C君の訴え
「学会に入会する時に、信心したら絶対プロ選手になれる。って言ってたのに、
 男子部の人についていっても、プロ選手になるためのアドバイスを、
 誰もしてくれない」

話は、C君のプロ選手どうか?みたいな話になりました。

女子部長
「あんまり折伏折伏ばっかり、
 言わずにスポーツの事とかバイトの話とか、してあげては」
Aさん「いや、彼は逃げてるだけなんですよ」
みんな「・・・」

Aさん
「僕は、はっきり言ってプロになるのは200%無理って、始めから思ってました」
女子部長「そんな、決めつけなくても」
Aさん
「いや。だから、まーがんばるだけ、がんばってみて、
 早く自分の実力に気づいて、普通の会社員にでもなってくれたらと…」
女子部長「ちょっと待ってください、池田先生はそんな風に言わないはず……」

省略しますが、そのー文章でうまく説明できないのですが、
結局この話は、Aさん対残り3人という意見に別れました。まとめると、

Aさん
“自分は始めからC君はプロになれないと思っていたので、
 本人に、そろそろあきらめろと言った。そしたら活動に来なくなった”

残り3人
“Aさんが決める事ではないのでは。
 本人の気が済むまでやったっていいんじゃないか。その方が後悔しないと思う”

女子部長がAさんをたしなめました。
どっちが正しいどっちが間違ってるとか、読んでる方々のご判断にお任せします。

今日の記事で私が書いておきたいことは、最後に書きます…。

それで解散。私はAさんを食事に誘いました。
Aさんが落ち込み気味だったので…。で、そこでわかったことは、

C君は3年前に入会した(それはジョゼも知ってた)
C君の入会動機は、学会に入ったらプロ選手になれると言われたから。
担当幹部はAさんだった。
すぐに選挙がはじまった。
AさんはC君に卒業名簿を使って選挙活動するように勧める。
C君、素直に従い、Aさんと二人でC君の同級生の家に、車でかたっぱしから廻る。
すごいがんばった。とのこと。
その後、C君は折伏もした。友人を一名入会させることができた。
すごいがんばった。とのこと。

先述したが、AさんははじめからC君がプロ選手になれるとは思ってなかったので、
早く気づいて、普通の会社員かなんかを目指して欲しいと思っていた。
C君はあきらめなかった。
去年の年末プロテストに落ちたときに、Aさんは「あきらめろ」と言った。
ほどなく、C君が男子部の活動に来なくなった。
僕のせいですかね。とのこと。


創価学会は本当に正しいのか?

ふ~。
全然関係ないんですが、私(ジョゼ)。
C君が目指すスポーツと同じジャンルで、
会社員時代に社内チームに入ってたんです。
で、これを聞いた後、
学会員同士でアマチュアチーム作ろうか、C君キャプテンやらない?
とか言ってたんですよね。ちなみに、C君を励ます意味も少しはありましたけど
私自身がこのスポーツを好きっていうのが本音です。(冷たいでしょ

で、C君の電話番号教えてもらったりして。
折伏戦が終わったら始めようか。なんて言ってたんですけども、
とにかくC君は活動に出てこないし…
私は私で、学会自体に・・・・・?になり。いつのまにか絶ち消えました。

で、
このブログは私が学会に対して思った事を主観で書いてるんですけども、
C君の件は、同情する面。そうじゃない面。
読まれてる方にご判断いただくとして(C君については置かせていただいて)
今日私が書いておきたいのは…。

この記事の始めの方なんですけども、
AさんがC君のことを「逃げてるだけ」って言った時に、

私は「そうですね、わかりました」なんて同調してるんです。

ややこしくなるから最後にここで書いてるんですけども、
わかりました。って言ってから10分ぐらいして、
私は、「あれ?」って思ったんです。

私が思ったのはこうです。
今の、地区男子部の状況。疲労感が蔓延し組織から離れていく人もいる。
こんな私でも、状況を改善しなければ。ぐらいは思います。
私が思っていたのは、単純です。
会合に来ない人は、会合が楽しくないから来ないのだろうな。

だから、人を集める為には、ここをこうしたら。ああしたら。
などのアイデアがいるはずなんです。ただし↓
会合と言っても仏道修行と言われてるので、極端なことはできないのですが。

で、離れていく人に対して「逃げてるだけ」と、切り捨ててしまっては、
会合の内容なんて全く改善できません。聞く耳もたず。みたいな感じです。
「逃げてる」って言ったらおしまいだな。

と、思ったのです。
で、私はそのときC君に関して、そんなに詳しくないにも関わらず、
C君は「逃げてる」と、Aさん同様あっさり切り捨てたわけです。

“そろそろ、俺も壊れてきたかな”

私は自分で自分のことを、

“やばいかな”と、

“冷静にならないとな”と、

C君の話をしながら、マジで、本気で、真剣に、心の中で思っていました。


は~~・・・
疲れたびー。好きで書いてますけど。
ケースは違っても、同じような感覚を味わった人って、いるんじゃないかなー。
なんて思ったりなんかしたりして。です。
あとAさん的な考え方とか…。

この辺りから私は、ひとつひとつの活動に対して…。
自分の生活全般の行動について…。見るもの聞くものに対して…。
すごく丁寧に考えるようになっていきました。
過敏と言ってもいいかもです。

で、記事の時期が3月の話ですけども、次回はその後、
いろんな出来事に過敏に反応する私の話を書こうかな。
非活動になる原因。いくつかの出来事。たぶん書く。何気に予告。

コイツ。いっつも予告と違う事書いてるじゃん。
なんて思ってる方が多数いると思われ。

疲れきってなければ、大丈夫。勝手にがんばります。自己チューです。

戯れ言を読んでいただきありがとうございます。
みなさま方、よろしくおねがいいたします。

ジョゼ

折伏戦11/活動家不足…。

2008年11月30日 | Weblog
こんばんみ。(古!

さて、前回記事で、折伏セミナーで見た大幹部との座談会の話を書く。
と予告しましたが、すいません、詳細に書くのはやめることにしました。
理由、疲れるから(タハ
もともとは、私がセミナーの時に、この人の名前を憶えておけばよかったんです。
憶えておけば、この人を必死に走り回って探すこともなかったのでした。

書くのマンドクセーって思ってきました。むなしくなるし。権力志向のお方。
みたく思っていただければ、学会は関係ないです。この人の振る舞いだと思います。
だから、座談会中のこの人の振る舞いについてはスルーします。
Sさん(折伏相手)絡みのことだけ書いておきますね。

座談会終了後、私は大幹部に事情を短く説明。

そんなに嫌なら、その場で帰ればいいじゃん。と思う方多数と思われ。
アクセスが伸びるにつれて、気づかいが増えてる今日この頃…。が、これも私。
その場でAさんに紹介され、大幹部も「私にお願いって何?ん?」みたいな。
廻りには学会員さんが何人か残っており、お茶とお菓子も運ばれており。
おりばっかり書いており…。(アホ!
以下、簡単に説明口調で

大幹部「Sさんは、学会の何を理由にして入会を拒むのか?」
わたし「世間での評判、例えば裁判沙汰が多いなども気になると言っている」
大幹部「裁判?それは向こうが勝手に訴えてくるのだから仕方ないだろう」
わたし&Aさん「・・・・・・・」
大幹部「そういう世間の評判とかを気にするSさんは、入会しないだろう。
よって、私が話しても結果は同じだ。Sさんがもっと積極的になってから、
私のところへ連れてきなさい」
わたし&Aさん「ありがとうございました」
以上。

書いてて思い出しました。私はこの時、話をする時に少しだけ、

“大幹部が、Sさんの事を手強いと思うように誘導する”

というワザを使っていたような気もします。ローテンション攻撃。
コイツ、もとい、この方とSさんを関わらせたくなかったのです。
大幹部は、別に間違ったこと言ってるわけじゃないと思いますけどね。
言い方とか態度ですね。私の相談する態度も熱心じゃなかったし。

ただ私は、大事なSさんの事を、この大幹部には二度と相談するまいと思いました。


Aさん(男子部中堅幹部)との帰り道。

わたし「今後、あの人に相談するのはやめますね」
Aさん「ですかね。まーいろんな幹部がいるってことで」


この大幹部と会ってから私とAさんの[Sさん折伏大作戦]←失礼。
もとい、Sさんを折伏するための考え方は、変更されることになりました。
当初から、折伏については私の意思が尊重されていました。

当然です。私の大事な知人です。

その上で私は、できれば学会の折伏戦5月3日までに、
Sさんが入会はせずとも会合への参加ぐらいはしてもらえる段階までには行きたい。
と考えていました。

そしてAさんは、この折伏を、あらゆる面からサポートしてくれていました。
彼が買って出てくれたサポート&サポート計画。

●男子部幹部への細かな報告
●Sさんが座談会参加に意向を示した場合のため、Sさん用の臨時座談会を計画。
●折伏セミナーへ、偶然を装って壮年部&婦人部を遭遇させる計画。
●上記の大幹部(圏長)の説法をSさんに聞いてもらう計画。

これらのサポートに私は[お願いします]という立場をとっていました。
同時に[やり方的にどうかな]とも思ってました。まー悩みながらです。
この時の私は[折伏したいという意思は、倫理にも勝る]ですかね。
で、Aさんが手伝ってくれたことで、
本心から「ありがとう」と思っていることがあります。それは、

●私と一緒に題目をあげる。

です。私はSさんを折伏しようと決意した翌日から、
毎日3時間題目をあげることを決めました。
最低3時間、毎日、休日は5時間。Sさんの入会。
そのことだけを願って一心に題目を挙げていました。

人にもよると思うのですが、私の場合の3時間というのは、
仕事をし、学会活動をし、食事をし、風呂に入り、
あとは全部の時間を目一杯使って題目をあげると言う具合です。
テレビは、ほとんど見ませんでした。
忙しくて、2時間しかあげられない日は、翌日4時間とかですね。
熱心な方はもっとやってらっしゃると思います。

この題目にSさんは、つき合ってくれました。
たまに時間が空いた時「ちょっと30分だけつき合いますよ」みたいな。
これには助かりました。いまも、ありがたかったなと思っています。


で、Sさんの折伏に関して私はAさんに話しました。

わたし「5月3日までにどうこうっていうのは、もう無い、てか無理と思います」
Aさん「・・・・・・」

わたし「申し訳ないですが、これからは…、折伏はゆっくり…、やりたいです」
Aさん「まー・・・そうですね」

わたし「わたし個人的に…。しばらく一人で…。てことで」
Aさん「・・・ですね」

この時に、Sさん(折伏相手)の折伏については、
創価学会折伏戦5月3日に向けた数字達成を気にしながらの折伏ではなく、
私個人の折伏になりました。私的には無期限。死ぬまでに。みたいな感じです。
日付と数字は気にしなくてよい。てことですね。
以降、私はSさんと頻繁に会い、学会の話をするようになりました。
ここでのSさんとの話は重要なので、後日書きます

同時にAさん(男子部中堅幹部)が私に言いました。

Aさん「Sさんは別として、
    ジョゼさんの組織としての折伏戦の活動はね…。会合とか。いろいろ。」
わたし「・・・・」
Aさん「…これからもね…。お願いしたいんですよ」
今度は私が、
わたし「・・・ですね」

なぜか?
私の地区の創価学会男子部員は、幽霊会員も含めて約70余名。
その内活動家と呼ばれる人数は、約12名ぐらいか。常に流動します。
常時活動というと8名くらいか。

で、これ絶対、全国どこの地区でもそうだと思いますけど。
活動家も、悩みながらだと思います。で、ある人が、がんばりだすと、
不思議と別の人が凹み出す。

やる気になるバイオリズムが、人それぞれ違うような感じか。

それは、折伏戦であっても同じでした。
年明け当初は、活動家の12名全員集まっていました。で、
折伏したい人の名前をボードに書き出したりして、ワーワー始まります。

しかし、3ヶ月ぐらい経ってもまったく結果は出ません。

折伏に失敗し、そのまま会合にでて来ない人もいれば、
指導方法に納得できないと言い出す人も。

また、理由はわかりませんが全く連絡がとれなくなる人も。
(↑これ、ホントは私は、理由なんとなくわかってる)

結果、私の地区の活動家で、折伏戦の会合にパーフェクトに参加している人は
Aさんと私の二人だけでした。
もう一人B君という、バリバリの子がいるのですが、
彼は、地区をとび超えて、本部長と常に行動していました。

Aさんの家に私が行き、誰も来ていないと。
30分ぐらい待って、しかたなく誰かを誘いにいく。みたいな。
誘いにいっても、出たくないとか、しんどいとか、居留守とか。
仕方がないんで、またAさんのところへ戻って、少し題目あげて終了、

という日もあれば、翌日また誘ったり、
折伏拒否中の人が会館警備の着任をしてる日に、閉館時を狙って説得したり。
そんな感じで、Aさんプラス私。あとは流動的に誰かがいる。そんな感じ。

もし、私が会合に出なくなったら、Aさんはひとりぼっちです。

だから私は、Aさんが言う、折伏は個人折伏でOKだけど、
男子部の会合とかは、今まで通りに…。という言葉に。
そりゃそうだよな。と思いました。Aさんに感謝してる気持ちが私にはあります。

今日はここまでです。次回は、上に書いたように、
男子部の会合に出なくなった人と、私&Aさんの関わりの件を書きます。
この出来事(ささいな)をきっかけに、
徐々に私は創価学会に距離を置くようになっていきました。
(ふ~。やっとここまで…)

今度こそ予告通りに書くぞ!(←ホントか?

読んでくださり、ありがとう。です。

ジョゼ

折伏戦10/大幹部を探す…。

2008年11月30日 | Weblog
みなさん、こんばんは。

さて、早速前回の続きです。
創価学会の折伏セミナーが終わってから
一週間ぐらいの間に起きた出来事ですが…。
しーーーんとした感じの静かな内容ですが。
自分的には、これを書かないと前に進めないので。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まずは折伏セミナーが終わった所から…。

「ちょっと、そこの喫茶店で話でも」

折伏セミナーのあと、Sさん(折伏相手=先輩)が言いました。
近くの喫茶店へIN。開口一番Sさんが、

Sさん「◯◯教とすごく似てた」←新興宗教の名
私「!!!」

Sさん「前回はAさんがいたから言わなかったけども…、
    思いきって今、告白するけども…」

以下Sさん曰く
以前近所の人から、ある新興宗教に勧誘され、
夫婦でその信仰宗教の会合と、大きなセミナーに参加したことがある。
実はそういうのも頭にあって、学会はどうなのかな?と思って
今日のセミナーを見に来た。

自分が以前参加した会合というか大きな会では、信仰のおかげで病気が直ったとか、
事業が成功したとか、体験発表などがあったけど…。今日は無かったね。
それ以外はほとんど同じだった。笑いがあったりしてね。

Sさん続いて、
「大きくて立派な仏壇とかも同じだし、
 最後に一般参加者にお経を唱えさせるところも同じだ。
 いや、学会がおかしいって言ってるわけじゃないんだけども。
 とにかく同じだった。学会も信仰宗教でしょ」

「若い男子部(その新興宗教では違う呼び名)が警備をしてるのも、
 最後に退館時の注意事項をするところまで同じだった」

Sさんが新興宗教に興味を示していたことに、私は驚きませんでした。
正確には驚きましたが、驚きませんでした。エ!!ンーン。みたいな。
以前の記事で書きましたが、Sさんは深刻なトラブルを抱えており、
それは、ちょっとやそっとでは解決できるトラブルではなく。

そんな時に出会った信仰宗教への誘い。
藁にもすがる思いだったのかもしれません。

私はSさんが「創価学会に入らない」と言うのを恐れていました。
Sさんに伝えました。「座談会だけは見て欲しい」

その後、2時間ぐらいSさんと話をしました。話題はすべて宗教観です。
Sさんは、都合が合えば座談会を見てもよい。と言ってくれました。
その話し合いの中で、もうひとつSさんが気にしてた事があります。

「あの最後に挨拶した偉い人?あれって何もの?」(←大幹部のこと)

Sさん的な印象はかなり悪かったようです。実は私も良い印象は持ちませんでした。
このブログは私の感じたまま見たまま書いているので、
あくまでも私の主観なのですが、その日最後に見事な挨拶をした大幹部に対して、
うまく言えないのですが、なぜかこう…。冷たい印象というわけではないのですが、
違和感というか、疎外感というか、遠い感じ?そんな感じです。

学会の人が怒るかもしれないので、一応補足ですが、
私は男子部の大幹部を色々見ましたが、
そんな印象を受けたのはその人だけでした。Sさんは、私の数倍感じたようです。

「あの人はチョットどうかなー」大幹部のことをそう言ってました。

Sさんと別れてから、Aさん(男子部中堅幹部)に電話。
この日の折伏セミナーにAさんは参加していなかったのでした。

Aさん「あーそうですか。またがんばりましょう」

翌日、Aさんから電話、

Aさん
「地区男子部長と相談したんですけど、私も前回感じたんですけども、
 Sさんはすごい宗教のこと詳しいじゃないですか。で、
 教学にめちゃくちゃ強い圏長(幹部)がいるらしいんで、
 素晴らしい説法をするらしいんで、
 今度Sさんが座談会に出てくれる時に会わせて、
 その人に話をしてもらいましょう」

私は一も二もなくお願いしました。で、まずはその圏長に会ってお願いしよう。
という事になりました。その圏長はいつもいろんな地区を廻っており、
あさって◯◯地区の座談会に参加するということでした。


後日、Aさんと◯◯地区の座談会へ参加。圏長は違う地区だという返事。
「どうして?」と思いましたが帰るのもなんなのでそのまま座談会に参加。
翌日違う地区の座談会へ参加。圏長は来れなくて代理の幹部が出席。
また、「どうして?」と思いましたが帰るのもなんなのでそのまま参加。
別の座談会に来るという情報あり。参加。違う座談会に参加予定とのこと。

Aさん「もー帰りましょ」

全国的に同じだと思うのですが、今年前半はブロック単位の小規模な座談会が
頻繁に行われていました。

結局この次の座談会で圏長に会えるのですが、
上記の堂々巡りのような事例が、もし全国的にあるとするならば、
創価学会は、緻密な連絡システムが構築されているとか言われていますが、

それは、上からの指示である場合かもしれないです。上位下達。

下からの連絡はなぜか届いてない場合があります。
人にもよるでしょうけどね。組んでる幹部の性格とか。
(この考えを裏付けることがもうひとつあるのですが、書けないです)

この時私は、Aさんに「その圏長に電話で頼むことはできないですか?」と
訪ねたのでした。Aさんは「んー、電話番号知らないし」と、
何となく困った顔をして言っていましたが、
結局、電話番号を調べる事もしなかったように感じました。

私はそれに納得していました。←さては動き回る事に陶酔してたか?

世間一般の方々は変に思うかもしれないのですが、
電話番号なんて簡単に調べることはできるのです。
頼み事もできるはずなのです。
ならばなぜ、しないのか?
その時Aさんも私もおそらく同じことを感じていたと思うのですが

“偉い人に簡単に頼むと罰があたる”←今考えてもやっぱり変か?

話を戻します。
ついに圏長が確実に来る座談会です。拠点にて…。
圏長は少し遅れるとのこと。
みんなで待ちましょうということで、しばし…。
5分くらいして、ガラガラっと玄関の音。「やーやー。ごめんごめん」という声。
そして圏長が現れました。

と同時に私は「やはりな」と…。

これを読んでる方で気づいてる方も多いでしょう。
2日程前から感じていたのです。現れたのは彼でした。

「あの人はチョットどうかなー」と、Sさんが言っていた折伏セミナーの大幹部。


ふ~~。疲れた~~。
もともと折伏を人に頼もうとするこっちもどうかと思うけど…。

今日の内容は、自分的にはドラマっぽいような気がするような。
Sさんの新興宗教といい、圏長といい。実話として濃いな~。

本当はこの座談会の事をもう少し書いた方がよくわかるんですけども。
次回この座談会の圏長のことを書きますが、圏長の印象が悪いのは、
この人、個人の性格?というか雰囲気?ですね。
どこの企業や団体にも権威主義者はいるって感じです。

すべてはタイミングという気がします。

長文でしたが、読んでいただいて、ありがとうございます。

折伏戦9/折伏セミナーへ参加。

2008年11月30日 | Weblog
こんばんは。
パソコンの前でこれを読んでいる、あなた。
いかがおすごしでしょうか、読んでいただきありがとうございます。


さて、初めてSさん=先輩を折伏した私は、数日後の折伏セミナー参加の約束をしました。
Sさんは、できれば私と二人だけで参加したい。とのこと。
地区のAさん(男子部中堅幹部。私を活動に誘う人)に連絡。

わたし「ジョゼですけど、S さんとセミナー参加しますね」

折伏セミナーには、折伏される人と紹介者しか参加できないことになっていました。
セミナー前日。Aさんから電話。

Aさん「Sさんが入会する場合、壮年部(40歳以上の部)になるでしょ。
    Sさんと同年代の壮年部部長にも行ってもらいますから」
わたし「いや、ふたりでって約束したんで」
Aさん「いーから、いーから。偶然を装って会いにいきます。会館の外あたりで」

今これを書き始めて思い出しましたが、私はこれを断ったと、
記憶していましたが、思い出しました。

私は、「そうですね。」と言ってました。

※記事アップ後に追記/
なんか、私も必死ですね。妄信状態っていうかなんというか。
なりふりかまってないというか。かなり罪悪感を感じました。
でもこれが、当時の私です。
幸いSさんとは、その後、折伏当時以上に親しくさせていただいてます。
それが一番ホッとしている部分です。/以上追記終わり

当日、Sさんと会館へ、会館の雰囲気がいつもと全然違います。
どう書いたら、なのですが、いつもと違って普通の雰囲気なのです(わかります?
例の、テロ対策と言われる持ち物検査もありませんでした。

会場には人がいっぱいでした。まさに400~500人くらいいたと思います。
内容は以下です。
◯楽器演奏者(男子部)の演奏「野に咲く花のように」※トーク込みで10分くらい。
◯大学教授(学会地区リーダー・男)※この人の話がメイン。1時間弱。
◯大幹部(男)の挨拶
※5分ぐらいのスピーチ。役職・名前は忘れましたが、
 これまで私が活動してきた中で、最も上の幹部。本部の人?みたいな感じです。

まず、楽器演奏者の話なのですが、彼は言ってました。
「プロの演奏者になるのが夢でした。音楽一本でメシを食うのが夢でした。
 現在は介護センターで職員として働いており、
 おじーちゃんおばーちゃんの前でたまに演奏しています。
 そして、学会の会合などで、こうやって皆さんの前で演奏している私の夢は、
 叶ったことになります。(演奏できてるので、ということか)」

「叶ったことになります」という言葉が私的には「?」という感じでした。
叶ったようにも思うし叶ってないようにも思います。
ご本人が満足そうでしたので、それはそれでいいとは思いましたが。
彼は、ギャグを何発もかましていたのを憶えています。

続いて大学教授。この人の話はほとんど憶えていません。
信仰の体験談ではなかったです。この人もギャグばっかり言ってたと思います。

最後に創価学会本部職員とおぼしき大幹部。5分程度の挨拶。
この人の話はよく憶えています。見事のひとこと。うまい!って感じです。
会場がピシーー!と引き締まりました。
元学会・現学会の方ならよくわかると思いますが、大幹部の例の話し方です。
はじめは穏やかな口調で、徐々にテンションアップ!
最後はバシーと大声で締める。みたいな。あの感じです。
創価学会が一番正しいとかは、一切言ってませんでした。

大幹部の締めの言葉は、以下。
「みなさんが、この、なむみょうほうれんげきょうを信じ、行動する限り、
 願いは、絶対に叶います!!」

※絶対に叶います!!のところは、かなりの大声。会場ビシーーー!

「さ。みなさん。最後に、このご本尊に向かって、なむみょうほうれんげきょう 
 と、3回唱えましょう」

※折伏される方も含め全員で、題目三唱。
 「外は寒いので上着を…。」などの退館時の注意事項があり終了。

横でSさんは、あまりピンときてなかったようです。
どちらかというと、今イチだなーみたいな感じでした。
私も同じように感じました。なぜか?

はっきり言って、嘘くさい(私も含め)のです。
そして、決定的にダメだと思ったのは、

“スピーチする3人に、まったく[誠実さ]が見られない”ことでした。

学会のセミナーが全て同様とは思いません。あくまでも私の見たセミナーです。
500人ぐらいが集まったわけですが、その内半分の人は学会員です。
この方々は、おそらく必死の思いで、自分の知人をセミナーに誘い。
やっとのことで、この日を迎えたのだと思います。
一生に渡って保つ信仰を、知人に勧める。
当たり前ですが、このセミナーに参加した全員が聞きたかった事は、

“仏法の真剣な話”だと思います。
“人生の解答と思える話”だと思います。

つまらないギャグや、演説慣れした上手な挨拶など、
聞きたくなかったと思います。

さて、偶然を装って現れるはずの壮年部部長ですが、
私的にはどうでもよくなっていました。

会館から帰り際、壮年部部長と婦人部(きれいな人です)が現れました。
「あーどうもー」みたいな感じです。かなり緊張していたと思います。
二人の顔は引きつった笑顔でした。
やはり、壮年部部長も自分が言い出したとはいえ、だまし討ちみたいなカタチは、
実際やってみると罪悪感を感じるのだと思います。それだけ数字のプレッシャーが
キツかったとも言えます。
Sさんは私の方を向いて「ハメやがったな、コノ」って感じです。まー笑顔でしたけど。
私は即座にネタばらししました。みんな「いやー。ははは。なんだか」みたいな感じです。
壮年部部長と婦人部の方とは、そこで別れました。

Sさんと歩いて帰りながら、私は「すいませんね」ばっかり言ってたように思います。
Sさんは「あーいーいー。別に気にしてないし」。

あーだこーだと言いながら歩くうちに、Sさんが帰る電車の駅が近づいてきました。
そして、改まった調子でSさんが言いました。

「ちょっと、そこの喫茶店で話でもしていきませんか」

次回へつづきます。

折伏戦8/折伏をした。

2008年11月30日 | Weblog
みなさんこんにちばんは。さて前回の続きです。


Sさん(折伏相手=私の先輩)と会う約束をした私は、
Aさん(男子部中堅幹部)に同席してもらおうと考えました。
理由は、私が学会活動に参加するようになったきっかけがAさんであること。
私がそのことに感謝していること。
Aさんが教学に強いこと。そして最も重要なのは、

[Aさんの性格が温和なこと]です。

イケイケ幹部にかき回されたら大変だもんねー。みたいな。

なので、私がAさんに頼んだこと。
◯一方的に話さない。Sさんの話をよく聞く。
◯創価学会の入会を強要しない。
◯でもいつか入会してほしい旨は真剣に伝える。
◯折伏セミナーへの参加を依頼する。

私が自分で決めたこと。
◯前日の信仰体験めいた出来事は、SさんにもAさんにも言わない。

理由は、Sさんにドン引きされると思ったから。
Aさんが、地区に言い広めるのが確実だから。
(体験話に飢えてる昨今の学会。今も話していません)

翌日。場所はSさんといつも会っている場所にて。
(折伏が目的というのは、それとなくSさんにも言っておいた。)

Sさんに、Aさんを紹介。「あーどーも、どーも」みたいな感じ。
両者、互いの仕事など軽く自己紹介。すぐに学会の話へ。
2・3分話したところでAさんが、

Aさん「あの、これ入会希望カードって言うんですけどね、
    別に入会決定ってわけじゃないんですけど…」
ジョゼ「え!!!!!!早!!!!!!!!!」

心の中で“このー、グァキが!いきなり何しやがる!!”と思いました。

が、
Sさん「あっ。はいはい。えーとここに名前ですね。
    はい。あっ住所もですか。はいはいここですね」

ジョゼ心の中“マジか!?ダメだSさん!そんなカンタンに…。早い、早すぎる”

Aさん「それと、これがですね。聖教新聞の購読申し込み……」

“おまいはセールスマンか!!!マジかよー”心の中で思いました。

簡抜入れずSさん「結構です」※キッパリ。

つまりSさんは、大人の対応をしたようです。私の顔を立ててあげる。
「入会カードはお好きなようにどうぞ。色々活動が大変でしょうから」
「あっ。それと創価学会に入会する気はまっっったく。ありませんから」

君らも大変だなー、みたいな。
ちなみにSさんは数年前、創価学会員に囲まれ、入会を断り、
その学会員に、例の…。決めの…。捨て台詞「地◯へ落ちるぞ」を
言われた経験を持っており。当然アンチ創価学会と思われ。
現在の創価学会内部の事になぜかくわしく、他宗教にもくわしい。

それは知っていたので、Sさんがカードを書いた時は驚いたのですが…。
ここから約1時間半ぐらいか。学会話が続きました。
なぜかこの日、一番しゃべっていたのはSさんだったような気がします。
互いに質問し、答える。でもなんとなく感じる高い壁。みたいな。

話の中盤で私は、感極まって泣いています。(!!!!!!

ちなみに私は、以前このブログで、折伏中に論破され、
泣いた学会員のことを「泣くぐらいなら…」的なことを書きました。

自分が泣いたこと忘れてた(バカ男  泣いた学会員さん失礼しました。
書いてるうちに思い出しました。
私の場合は、言い負かされてではなく、なぜかわかりませんが…。
その時の話に関係なく…。想いが高ぶって…。思わず。です。(ホントよ

Sさんは、都合がつけば折伏セミナーに参加してもよい。とのこと。
さらに1時間ぐらい話していたと思います。その日は終了。

後日、Sさんから電話。「この間の約束。都合がついたんで、参加OK」


ふ~~。次回は、Sさんが折伏セミナーに参加した時のことを書きます。

折伏戦7/折伏を決心した。

2008年11月30日 | Weblog
みなさんこんばんは。週末ですね。。。
さて前回記事で、私が折伏したいのはSさんであること。
Sさん(先輩)の幸せを願う気持ちはあったが、
自分の事は幸せだとは思っていないことなどを書きました。
続きです。

私はSさんを折伏したい気持ちはありましたが、
なんとなく創価学会のやり方…
本部が出すスケジュール期間に合わせて動け!
みたいな指導方法に釈然としないものを感じていました。が、
日々学会活動していると徐々に男子部プレッシャーもきつくなります。
営業成績に苦しむ会社員みたいなのと似てると思います。

[ある週のはじめ]
私は“折伏ではなく、学会の話を聞いてもらうだけなら”と、
自分で自分を納得させました。
ちょうどその頃、大規模な折伏セミナーが開催される予定でした。
この折伏セミナーへSさんに参加してもらいたいのですが、
その前に学会の話を聞いてほしい。みたいな。
そして…。Sさんに電話。食事へ誘う。学会の事も少し話す。

Sさん「今週は無理」とのこと

あっさり引く。じゃーまた今度という事で、終了。
そんなに悔しくはない。

Sさんを誘ったことを、Aさんに言うと「そうですか、残念」
「あっそれと明日、壮年部婦人部の唱題会へ行きましょう」とのこと。
地区では男子部だけではなく、ほかの人達も折伏戦をやっています。
普段お世話になっている、年配の方々の会合にも参加しよう。
みたいな感じです。

[夜9時。会館にて]
100人くらいの壮年部婦人部の人達が一心に題目をあげていました。
自分もそれに混じってお題目をあげる。頭の中では何も祈っていない。
ただ、みなさんすごいな。と思っていました。

題目をあげながら、学会のこと、Sさんのこと、自分のこと、
色々考えました。50分程したときに、ふと考えがよぎる「これか?」
これが何かはわからないです。

題目は1時間で終了。
壮年部婦人部の方々の何十人かが、前に出て決意発表。
形式は男子部の出陣式と同じです。が、軍隊調ではありません。
皆、笑顔です。男子部のような悲壮感は感じません。
折伏を楽しんでるようにも見えます。
決意をおもしろおかしく話す人もいます。
一斉に笑いが起こります。そして皆、同じような事を言います。

「お題目を根本に、がんばります」
「祈ってまいります」

その様子を見ながら私は「こういうことか?」と感じていました。
以下、感じたことです。

男子部のように…。とにかく数字数字で…。
マルチ商法みたく必死になって。
悲壮感を漂わせながら折伏なんかしても、何にもならんな。

悲壮にならなくても…。必死にならなくても…。
まずは気持ちなのでは。相手を思う気持ちなのでは。

[同じ日の夜11時、男子部会合]
出席人数は4人程度。
創価班の新メンバーの子が「創価班やめたい」と言いました。
理由は、軍隊式団体活動ノリについていけない。
七三の髪型&黒髪が嫌、など。
幹部が説得していました。
私は、話の成り行きを見ながら
先ほどの壮年部の方々のことを考えていました。
結局夜2時頃までかかっても話は平行線でした。が、その話の中で、

「中途半端はダサい」という言葉を誰かが言いました。

私は“俺の折伏は中途半端だ”と思っていました。


[翌日。座談会]
いつもの和気あいあいとした座談会ですが。
すべてのテーマは折伏戦のことです。
最年長(80歳以上か)のおじーちゃんが言いました。

「このトシになって、いままで何十年間折伏してきて、
 もう折伏する相手もいないが、それでもわしは…。
 この信心を…。ともにやれる同志を見つけたい。」

以前このブログで教学試験のばーちゃん云々のことを書きましたが。
今これを書いていて思いました。
私はじーちゃんばーちゃんに滅茶弱いです。
“こんなじーちゃんでも、友人を折伏したいのか”
この2日間で私は決意しました。

「折伏できてもできなくても、どうでもいい。
 Sさんの幸せを真剣に祈ろう」

※学会で言うところの[発心]ですかね


[翌日の夕方]
仕事を早い目に切り上げ、真剣に題目をあげる。祈りはSさんの幸せ。
5分ぐらい題目をあげると涙が溢れてきました。
自分が情けないような感じ。
涙が溢れて題目があげられず、中断。気を取り直して再び題目。
15分程して携帯が震える。題目を中断。電話の相手はSさん。

「今週都合がついたんで、明日でも」、、

あまりのタイミングの良さに、しばらく号泣。

気を取り直して題目再会。“ご本尊様、ありがとうございます”
すぐに携帯が震える。“まさか、さっきの話はボツか?”
電話の相手は取引先。

「ストップしていた仕事が動き出しました。またお願いしますね」

信じられないような気持ちで再び題目をあげる。
また携帯が震える。別の取引先から、

「新規の大きい仕事があります。ジョゼさんにお願いしたいのですが」

Sさんと会う約束と同時に10分ぐらいの間に、
私は半年分の仕事を得ていました。
伝わりにくいかもですが、私にとっては大きな出来事でした。
この日は、夜の会合が始まるまでずっとそのまま題目をあげていました。


信心は正しいのか?

創価学会には
[相手の幸せを祈ると自分も幸せになれる]という指導があります。
上記の事がそれにあてはまるかどうかわかりませんが、
その日を境に私はご本尊に自分の事を祈らなくなりました。

私はSさんのことを考え。Sさんと次に会う日のことを考えました。
そして思いました。

“創価学会は問題だらけだ。でも、この信心は間違いない”


フ〜〜。書いてて疲れてきました。が、好きでやっております。
次回は、この日の翌日。Sさんを折伏した話をがんばって書きます。

折伏戦6/自分の事。折伏したい人。

2008年11月30日 | Weblog
創価学会員・男子部ジョゼの、
学会活動の体験を、自分なりの主観で綴る…。
前回の続きです。


さて、[伝統の2月]へ向けての折伏戦ということで、
年明けからがんばってきた男子部。
地区で、3人を折伏するというのが数字目標なわけですが、成果は全然。
折伏戦はあっさり5月3日まで延長になりました。
創価学会では、“5月3日”などの日付を
“ゴーテンサン”という風に呼びます。

「ゴーテンサンを目指して、勝ち抜いて参りましょう!」みたいな。

[私=ジョゼのこと]
さて私は、自営業です。
04年の頭に勤めていた会社から独立。個人の自営となりました。
独立には功罪あります。それなりにリスクがあります。
収入も不安定です。
ただし、自分の自由になる時間と裁量は会社員時代の比ではありません。

独立後しばらくは、仕事も順調に入っていましたが、
年明けとともに、仕事がパタッと止まりました。
当面は生活できても、
約3ヶ月後には資金がショートする危機が迫っていました。
個人事業者の資金ショート=飢え死に。と言えるかもしれません。

私は、そんな不安を学会活動にぶつけていた。ように思います。

あー今、整理して書き直すと思い出すのですが、
当時の私の行動は食うための営業(仕事)をほとんどせず、
学会活動ばかりしていましたね。
(これは私が選んだ事なので、私の責任です)

[私が祈る事]
創価学会が言う、現世利益(功徳)が本当にあるとして、
人生の夢とか目標はさておき、独立後まもない私の、
最も身近なモチベーションは
“早く足元を固め、生活を安定させたい”ということでした。
毎日の勤行で祈る事。それは私の場合、世界平和ではなく、

“早く足元を固め、生活を安定させる”です。

創価学会幹部は、
「幸せになる一番の早道は折伏」と言います。
「相手を折伏すると自分も幸せになれる」とも言います。

私はこの考えが嫌いでした。理由は、わからないです。

※現在は別の考え方が頭になんとなく浮かびますが、
 今それを書いても整理できそうもないのでスルーです。

[私が折伏したい人]
私には折伏するならこの人。と考える人がいました。
私の先輩・Sさん(男性・10歳くらい年上)です。
以前勤めていた会社の元上司です。
現在Sさんも私もその会社を辞めており、
まったく違う道を歩んでいますが、
大体平均すると、10数年間、2ヶ月に1回程度会っています。

同じ会社に勤めていた頃に、
Sさんは、トラブル(詳細は書きません)を抱えてしまいました。
それは、巻き込まれてしまったトラブルでした。
トラブルが起こる過程を私は見ていました。
トラブルの原因となる人物も私は知っていました。
が、いつのまにかトラブルは避けがたい状態にまで発展。です。
Sさんはトラブルを抱え数年立った頃には

「いちいち悩んでいても仕方ない。だから、このまま生きていく」

と、言っていました。
私もほぼ同感でした。そう思うしかない程、深刻だったからです。


学会に入ったらSさんは幸せを掴むだろうか?どうなんだろうか?
まったく確信できせん。

はっきり言える事は、経済力が幸せの一要素とすると
Sさんの幸せを考えるこの私は、
自分のことを幸せとは思っていませんでした…。

つづく。

次回は、私がSさんを真剣に折伏する気になった出来事を書こうかな。
です。

折伏戦5/受けて立つ側の声

2008年11月30日 | Weblog
こんばんは。さて、前回記事で創価学会折伏の一例を掲載しましたが、
それを読んだ方から、折伏された側からのコメントが(過去に)寄せられました。
折伏回避の方法、ひとつのサンプルとのことで。
貴重に思ったので引用させていただきました。
引用許可くださった祥子さん(お久しぶりぶりでごわす)、感謝いたします。
_______________
ここから↓
「受けて立つ側」
折伏テーマを興味深く読んでおります
私自身は若い頃から 屁理屈だし自分の考え趣味な分野(歴史)あるため
身近に学会員さんはいらっしゃいましたが
直接 折伏はないですし 小難しいタイプは素通りされるんだか、
友人に 学会員さんに話聞いてほしいって言われて
一緒に行ってほしい 着いてきてほしいは何度かあります
(エステの話聞いてほしい類とかも 友達に同伴してってありますw)

こちらは二人になって 待ち合わせの喫茶店に行ったら 
やっぱり相手は二人(若い女性)
目的(標的)は友人らしく(独りでくると思ってたのでしょうね)
別べつに話しませんか?と言われ 付き添いのことは前振りしてなかったので
従い わたしに対面した人は 宗教名はいわないけど 
人生どうですか?なんて切り出してきた

私:バイト身分ですが忙しくやってますよ 好きな趣味あるし 
  恋愛もしてるし
Aさん:幸せとか もっとほしいものとか 
    たとえばなんみょうほうれんげきょっていうと 
    幸せくるんですよ
   
私:(内心きたー)へぇーあなたは 好きな歌手や歌や 好きな場所や
  趣味や 行ってみたいところや 好きな本とか漫画とかないの?
Aさん:あるけど、、なんみょうほうれんげきょっていうのが一番いいし

私:いいじゃん それで あたしとは 
  好きなミュージシャンちがうのと一緒、、
  ねぇ 彼氏とか 好きな人いないの?
Aさん:まずなんみょうほうれんげきょて1日の初めに唱えてると 
    心がすっきりで、、 恋愛よりも まず人間として成長したいし
   
私:いい心がけだけど 戦国時代に織田信長が石山本願寺攻めで 
  本願寺教徒を 目の堅きにして焼き討ちしたけど 
  お題目唱えて殺されても本望て当時言われたけど 
  あなたもなんみょうと 唱えて幸せだったら死ねる?
Aさん:なんみょうはすばらしい言葉で、、(しどろもどろ、、
    それを教え基本としてる学会は 幸せを祈って 
    なんたらかんたら(返事になってない)
    
私:恋愛もしない 遠慮なく言い合える友人もいない さみしいねぇ
  私無二の親友 ちゃんといるから なんみょう〜も尊いけど  
  あなたの限られた人生を 自分で彩らないの?
  日本人だもん 佛教は尊いこと先祖を敬うことちゃんと 
  教わってるもん あなたは 地味な格好してるけどさ 
  もっとかわいく自然になるよ なおせば
  (ほんとはかなり 余計なお世話なこと言ってると
   わかってる わたしは)
  なんみょう〜はいいて いうけど あたしも日本人だから 
  お経は言えるけど
Aさん:でも 何妙〜一番すばらしいお経で
    池田先生は みんなのこと思い なんたらかんたら、、
   
私:ねぇ 通りすがる風とかに ふと耳を澄ましたことない?
Aさん:。。。 (だんまりモード、、)  
 
私:ねぇ 今のあなたは 私には 
  白黒TV画面に映ってる風にしかみえないし
  ひらべったいねぇ うすっぺらだねぇ
Aさん:テーブルに伏して泣き出す

そしたら喫茶店の中の他のテーブルに居た人達が総立ち(8人くらい、)
隣の友人テーブルの人も

こっちが げっ!と思った”多勢かよ、、”
一番年配風(リーダーか)が泣いてる人なだめつつ
話をかわってと言ってきたけど、、
でも泣いてる人なぐさめるほうで手一杯なかんじ

付き添い頼まれた友人に 帰ろう! 行こ!って 
手を引っ張るように  自分のコーヒー代だけおいてさっさと撤収、、

友人の大丈夫かなと おろおろしてるのを
向かないんだから無理に聞くことないし
ほっとけばいいし なんか言ってきたらあたし行くし、、

その友人を話聞いてほしいて 誘った人からの
後で聞いた話に 折伏初心者の方だったらしい
無謀だなぁと ちょっと笑ってしまったけど 悪いけど
入ったばかりの人だったけど、、混乱させられたとか、
(一応クレームあり)
でも まぁわかりましたって感じで 
その後はその友人にはなにもなかったけど

受けて立つから かなり構えて話してるので
かなりオーバーな言い方してますが 本音も入ってます
いろんな勧誘がある あぶなっかしい世の中ですが
取り込まれずに 先に話したり 会話尻を でも、、こうだから、、とか
こういうのもあるけど、、っていう風に
取って話のペースをこちらにしてしまうに限るって感想です

でも 私は自分なりの佛教のアプローチ持ってる方
創価学会員さんであることを誇りを持って
周りの方ともうまくつきあってる方を好きですし
応援もするのですよ、、
うちにも学会員さんいますし

学会員さんという自分の中で
せめて がんばれって すごく思ったです

↑ここまで(少しだけ文章略してます)

_______________
[ジョゼ感想]
上の書き込みを最初読んだ時は、腹抱えて笑ってしまったけど…。
喫茶店の客(学会員)が一斉に立ち上がるところなんか
踊る大捜査線(テレビ/最終回)とか思い出したけど…。

学会本部の言う事が本当ならば、折伏=戦い。
で、戦いを仕掛けられた側は、当然戦うわけで。

考えてみたら、仕掛けていったのは学会側であり…。
で、この学会員は泣いてしまった。
それに対して学会員側から一応クレームがあったということだが、
「混乱させられた」とか。学会は何をもってクレームをつけるのか。
と思ったわけだが…。
泣いた学会員は学会暦が浅いとのことですが、

混乱させられるような輩が、初対面の相手にいきなり
「人生どうですか?」とか言うなよ。
と思ったんですけどね。

折伏戦4/囲み折伏に参加した!

2008年11月30日 | Weblog
みなさん、こんにちは。
GWも終わりましたが、いかがおすごしでしょうか?
創価学会員・男子部ジョゼの、
学会活動の体験を、自分なりの主観で綴る…。


Aさん(先輩のような立場)から
「ジョゼさん、折伏のやり方わからないだろうから、
 明日◯◯さん家(婦人部)で折伏やるから、見に来てください」

というわけで、折伏に参加することに。

◯折伏の相手・T君
Aさんと同じマンションに住む一人暮らしの会社員男性。25歳ぐらいかな、今時の若者。
以前Aさんが選挙活動のプレッシャーに耐えられず、
やむにやまれずマンション全室のドアピンポン攻撃(選挙違反と思われ)をした時に、
ただ一人話を聞いてくれた青年。
イメージ的には、ややオタク風。電車男/テレビ版の主役みたいな感じ。

◯壮年部・Gさん
今回の学会側の中心者(推定70才前後か)
元政治家の野中広務氏をカジュアルにした感じ。

◯婦人部長/みんなに人気あり。顔は似てないが柴田理恵風の喋り方

◯婦人部さん/きれいな人です。

◯男子部/Aさん(紹介者にあたりますが、ほとんど無言)

◯男子部/私(ジョゼ)

1対5で、はじまりました。

お茶とお菓子が出てきて。まずはみんなでビデオ鑑賞。
ビデオの内容:
若年の学会員15人くらいを集めた討論番組風。
司会は久本雅美とハウンドドッグの誰か
どの若者も、夢が実現した。学会の先輩が励ましてくれて、みたいな話。
あっ個人的に笑った所がありました。

ビデオの中の若者が、
「僕はこれこれこういう夢がありましたが、学会の人が絶対叶うって言ってくれて、
 それで入会しました。本当に叶いました」

みたいな事を言って。久本雅美が

「あーあたしも同じやねん。全然テレビに出てへん時に、学会の人に聞いてん。
 信心したら私はタレントとして食べていけるでしょうか?って聞いてんな。
 ほしたら、食べていける。って言うてくれてん。
 ま、私の時は、食べていけるって言うまでチョット間があいてんけどな(爆笑」

間があいたところが面白かったですけどね。まーその時はね。

とにかく学会は楽しい。いい先輩がたくさんいる。というような内容のビデオで、
30分くらいで終わったと思います。

で、折伏スタート。カーーーーン!!(ゴング 違

婦人部長「あの、どうでした?ビデオ」
Tくん「あー、こういう風にみんなで夢を語るとかはいいと思いますけどね」
婦人部長「あーそーでしょー。良いでしょ。久本さんもね…」

※このとき婦人部長の話をぶった切るように…

Gさん「君は、悩みかなんかあるのか?」
Tくん「いやー、ないです」
Gさん「じゃー、夢は?」
Tくん「それもないですね」※やや警戒しながら
Gさん「そうか」

ここから10分くらいGさんの独壇場の話が続きました。
内容的には、すべての宗教で日蓮が一番正しいという内容です。が、
仏法用語を連発してるのでTくん的にはさっぱりわからないようです。無言です。
他のメンバーも無言。婦人部長だけが柴田理恵っぽく激しくうなずいてました。
何十回も。

で、
Tくん「いやー僕そういうの興味ないんですよね。申し訳ないですけど」

※ここからが、すごい論法だと私は思ったのですが
Gさん
「そうか。まー一度実家の両親に創価学会に入ろうかなって言ってみな。
絶対反対されるから。創価学会の教えではだな、創価学会でがんばろうとすると、
その足を引っ張る魔が入るんだよ。絶対に反対されるから。
あと、もしかしたら君か君の親が急に病気になったりだな。事故に遭う。
もともとの宿業なんだな。だから一度、創価学会に入るって親に言ってみな。
絶対いろんな悪い事が起こるから。
もし起こったらわたしの言ってることが本当ということだ」

※うまく書けてないかもですが、
つまりGさんは、創価学会に入ると色々悪い事が起きる。
例えば反対するだろう親に不幸が起きるかもしれない。とにかく何かが起きる。
起きたらわたしの言ってる事は本当。もちろん、それを乗り越えたら功徳がある。
と言ってます。私的にはその時「Tくんはぶちキレたな」と思いました。

Tくん「いや、もういいですから」※怒った風
Gさん「まーよく考えることだな。
    でもな、君はいつか絶対創価学会に入る。間違いない」

※あっけなく終了ムードになったところで、

Aさん「あのー、これ入会希望カードなんですけどね。ここに名前と住所……」
Tくん「いや、いいですって(怒!」
Aさん「あっそうですか。それと聖教新聞なんですけどね。取ってくれない?」
Tくん「いや、そういうのは、もういいですから(怒×1000000」

※終了です。結局Tくんは今も入会していません。


創価学会の折伏は本当に正しいのか?

時間にして1時間程度。
ビデオを抜いたら20分くらいで話はあっという間に終わったと思います。

あきらかに本人が嫌がっているのに、
まるで話がうまく進んでるかのように、入会カード&聖教新聞まで頼む。
そんなお金のかかるような事をいきなり言って、余計入会する気がなくなるのでは。

Tくんが帰ったあと、私はみんなに聞いてみました。
いきなりの初対面で、むずかしい仏法の話を聞かせ、
まして君の親に悪い事が起こるかもと示唆する。
あんなに若い人相手に、そんな話してどうなんですかねー。というような質問。
以下、Gさん曰く

●T君に悩みがあれば入会を勧めやすいが、無いと言うのでああいう話にした
注:Tくんも人間なので、夢や悩みは必ずあると思われ。だから来たと思われ。
  相手が知らない他人だから言わなかっただけと思われ。
●相手がわかろうがわかるまいが、言っておかないといけないことは言っておく。
●若い人の場合は親の反対が後からあるので、特に強調したのだ。
●入会しても、すぐ辞める人が最近多い。彼を試す気持ちもあった。
●しかしながら、学会を理解していなくても入ってから理解してもいいのだから。
 入会希望カードも聖教新聞も頼んでよい。万一新聞とってくれたら儲け物だし。
●彼は絶対入会する。明日から彼の家のポストに聖教新聞を入れておけ。

ということでした。(口調は野中広務風です)
若い人を創価学会に勧誘するには、このやり方はうまい方法とは言えないと思います。

一方で、このやり方は創価学会の折伏のスタンダードな方法のひとつらしいです。
また後に私は、男子部を中心とした囲み折伏に参加しましたが、
この時は全然違うやり方でした。
アメ的というか。サクセスするゼ。みたいなノリです。
そのかわり深夜に5時間程囲んでいます。未遂に終わっています。

創価学会に入って活動すると
“魔”と呼ばれるいろんなトラブルが起きると言われています。
それをGさんはまず言ったと。ある意味正しいともいえます。えー正しいのか?
書いてるうちに、よくわからなくなってきました。

たぶん、折伏については、かなり色んなパターンみたいなのがあると思います。
ですので、今回の記事は、あくまでもジョゼが見た折伏ということで。
ん~~難しいですね~

皆様よろしくおねがいいたします。