創価学会は本当に正しいのか?

活動を続けるべきか?辞めるべきか?
30代半ばの男子部員は、ある結論を選びました

折伏戦7/折伏を決心した。

2008年11月30日 | Weblog
みなさんこんばんは。週末ですね。。。
さて前回記事で、私が折伏したいのはSさんであること。
Sさん(先輩)の幸せを願う気持ちはあったが、
自分の事は幸せだとは思っていないことなどを書きました。
続きです。

私はSさんを折伏したい気持ちはありましたが、
なんとなく創価学会のやり方…
本部が出すスケジュール期間に合わせて動け!
みたいな指導方法に釈然としないものを感じていました。が、
日々学会活動していると徐々に男子部プレッシャーもきつくなります。
営業成績に苦しむ会社員みたいなのと似てると思います。

[ある週のはじめ]
私は“折伏ではなく、学会の話を聞いてもらうだけなら”と、
自分で自分を納得させました。
ちょうどその頃、大規模な折伏セミナーが開催される予定でした。
この折伏セミナーへSさんに参加してもらいたいのですが、
その前に学会の話を聞いてほしい。みたいな。
そして…。Sさんに電話。食事へ誘う。学会の事も少し話す。

Sさん「今週は無理」とのこと

あっさり引く。じゃーまた今度という事で、終了。
そんなに悔しくはない。

Sさんを誘ったことを、Aさんに言うと「そうですか、残念」
「あっそれと明日、壮年部婦人部の唱題会へ行きましょう」とのこと。
地区では男子部だけではなく、ほかの人達も折伏戦をやっています。
普段お世話になっている、年配の方々の会合にも参加しよう。
みたいな感じです。

[夜9時。会館にて]
100人くらいの壮年部婦人部の人達が一心に題目をあげていました。
自分もそれに混じってお題目をあげる。頭の中では何も祈っていない。
ただ、みなさんすごいな。と思っていました。

題目をあげながら、学会のこと、Sさんのこと、自分のこと、
色々考えました。50分程したときに、ふと考えがよぎる「これか?」
これが何かはわからないです。

題目は1時間で終了。
壮年部婦人部の方々の何十人かが、前に出て決意発表。
形式は男子部の出陣式と同じです。が、軍隊調ではありません。
皆、笑顔です。男子部のような悲壮感は感じません。
折伏を楽しんでるようにも見えます。
決意をおもしろおかしく話す人もいます。
一斉に笑いが起こります。そして皆、同じような事を言います。

「お題目を根本に、がんばります」
「祈ってまいります」

その様子を見ながら私は「こういうことか?」と感じていました。
以下、感じたことです。

男子部のように…。とにかく数字数字で…。
マルチ商法みたく必死になって。
悲壮感を漂わせながら折伏なんかしても、何にもならんな。

悲壮にならなくても…。必死にならなくても…。
まずは気持ちなのでは。相手を思う気持ちなのでは。

[同じ日の夜11時、男子部会合]
出席人数は4人程度。
創価班の新メンバーの子が「創価班やめたい」と言いました。
理由は、軍隊式団体活動ノリについていけない。
七三の髪型&黒髪が嫌、など。
幹部が説得していました。
私は、話の成り行きを見ながら
先ほどの壮年部の方々のことを考えていました。
結局夜2時頃までかかっても話は平行線でした。が、その話の中で、

「中途半端はダサい」という言葉を誰かが言いました。

私は“俺の折伏は中途半端だ”と思っていました。


[翌日。座談会]
いつもの和気あいあいとした座談会ですが。
すべてのテーマは折伏戦のことです。
最年長(80歳以上か)のおじーちゃんが言いました。

「このトシになって、いままで何十年間折伏してきて、
 もう折伏する相手もいないが、それでもわしは…。
 この信心を…。ともにやれる同志を見つけたい。」

以前このブログで教学試験のばーちゃん云々のことを書きましたが。
今これを書いていて思いました。
私はじーちゃんばーちゃんに滅茶弱いです。
“こんなじーちゃんでも、友人を折伏したいのか”
この2日間で私は決意しました。

「折伏できてもできなくても、どうでもいい。
 Sさんの幸せを真剣に祈ろう」

※学会で言うところの[発心]ですかね


[翌日の夕方]
仕事を早い目に切り上げ、真剣に題目をあげる。祈りはSさんの幸せ。
5分ぐらい題目をあげると涙が溢れてきました。
自分が情けないような感じ。
涙が溢れて題目があげられず、中断。気を取り直して再び題目。
15分程して携帯が震える。題目を中断。電話の相手はSさん。

「今週都合がついたんで、明日でも」、、

あまりのタイミングの良さに、しばらく号泣。

気を取り直して題目再会。“ご本尊様、ありがとうございます”
すぐに携帯が震える。“まさか、さっきの話はボツか?”
電話の相手は取引先。

「ストップしていた仕事が動き出しました。またお願いしますね」

信じられないような気持ちで再び題目をあげる。
また携帯が震える。別の取引先から、

「新規の大きい仕事があります。ジョゼさんにお願いしたいのですが」

Sさんと会う約束と同時に10分ぐらいの間に、
私は半年分の仕事を得ていました。
伝わりにくいかもですが、私にとっては大きな出来事でした。
この日は、夜の会合が始まるまでずっとそのまま題目をあげていました。


信心は正しいのか?

創価学会には
[相手の幸せを祈ると自分も幸せになれる]という指導があります。
上記の事がそれにあてはまるかどうかわかりませんが、
その日を境に私はご本尊に自分の事を祈らなくなりました。

私はSさんのことを考え。Sさんと次に会う日のことを考えました。
そして思いました。

“創価学会は問題だらけだ。でも、この信心は間違いない”


フ〜〜。書いてて疲れてきました。が、好きでやっております。
次回は、この日の翌日。Sさんを折伏した話をがんばって書きます。