うきくさ・・・ただよふ

海 島 水辺を旅するダイバー・うきくさの出会った
心優しい風景たち 仲間たち そして...
それらが心に残したもの 

眠りつつ・・・ただよふ@三宅島

2007-09-01 00:00:05 | 海の生物たち

 

 

早朝5時に三宅島到着後

まだ半開きにもなっていない目のまま

ホテルにチェックイン

そのまま ビーチポイント・大久保浜へ

他のゲスト達は 仮眠をとって昼近くから始動する

現地に1日半だけ滞在の うきくさには その余裕はない

 

 

 

午前6時過ぎ まだ誰もいないビーチから

ガイドの桃子さんと海の中へ・・・

 

 

 

水面下には 漆黒の砂地が広がっていた

 

 

 

ここ三宅島は・・・火山の島だ

 

 

 

長い年月を掛けて細かくなった火山岩と

 

細かい粒子の火山灰が堆積して砂地を形成している

 

伊豆半島のビーチよりも 

 

その黒の濃さと鮮やかさは格別だ

 

 

 

そして 黒潮の恩恵を受ける東京都の離島で

 

簡単に アジの大群に取り巻かれた

 

群れから伝わるリラックスしたオーラで

 

半分居眠りしながら 群れと一緒に泳いだ

 

 

 

突如

 

 

 

群れ全体から 最大級の緊張感が

海水を通して伝わってきた

 

 

 

彼らを捕食しようとするカンパチの群れだ

 

 

 

 

↑ 明らかに巨大な魚影の出現に大群は一気に散会する

 

 

 

彼らの出現で 楽しんでいた浅い眠りから

 

一気に覚醒した

 

 

 

おそらく 何万年と繰り広げられてきた 海の中の生存競争

 

何万年のうちのたった1日の

 

その早朝のたった10分足らずの出来事が

 

うきくさの胸のうちに焼きつく

 

 

 

 

 

           名称       マアジ

                        学名: Trachurus japonicus

                     カンパチ

                        学名: Seriola dumerili

 

           撮影地      三宅島   『大久保浜 公園前』

 

           撮影日      2007/8/11

 

           Depth       13.6m

 

           Length       アジ      18cm

                       カンパチ  70cm

 

 

 

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
圧倒されますね! (フレンチカフェ)
2007-09-02 08:45:31
うきくささん、おはよーございます。
私も南の国から戻って参りました。
沖縄の本島一番北(国頭村)の海は、(アクセスが悪いからでしょうか)
奇跡的に荒らされてなくて、また、
サンゴも白化現象もなく、きれいだったそうです。
これは、宮古島に20年、最近3年は沖縄・那覇市に暮らしているスキンダイバー氏(2名)の話。
夕食の時に、採ってきた、タコとサザエ(山盛り)をふるまってくれて、しみじみと語っていました。
(石*島や宮*島よりもきれいだったそうです。)

おかえりなさい (うきくさ)
2007-09-03 00:37:38
フレンチカフェさんへ

またまたとても楽しまれて帰宅されたみたい
ですね

つくづく、フレンチカフェさんの旅は
素敵な大人旅だなぁと憧れます

珊瑚の白化は石垣島は相当ひどいみたいです
現地の方々から聞きました

早く再生するといいなぁ~と祈るばかりです

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