Looking for a little hope

日々のこと。

ぼくの小鳥ちゃん 江国香織

2006-12-03 14:28:46 | BOOKS

わたしの好きな冬の感じ、
冷たい空気に灯るキャンドルの光が優しくあたたかい、感じ、というような。

このお話にはそんな幸せな光景がいろんなところに描かれていて、
それだけでも、わたしの心を柔らかくして、満ち足りたきもちにさせてくれた。
冬の、寒い毎日のなかで、
肩を寄せ合って、生活しているふたりと小鳥ちゃんの奇妙な関係。

江国さんの書く
しん、とした、
どことなく切なくて、透明で、ふわふわした感じが
荒井良二さんの
愛おしい挿絵と、とってもよく似合っていた!


これは、絵本なのかな?
よくわからないけれど、サイズとか装丁を含めて、
愛らしい一冊。


冬になったら、毎年この本を手に取れるように、
いつかこの本を買いに行こうっと。
そして
わたしもいつかスケートに行ってみたいな!



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