以前からず~~っと気になっていた噴火湾の釣り場
豊浦の『ベベシレト岬』にひょんなタイミングで今回行けることになった。
ひょんなタイミングと言うのは・・実はこの日は凄腕投釣り師「ボヤッキーさん」と岩内は雷電海岸でハチガラを狙いに行く予定を立てていたのね。
せっかく大掛かりな釣り場だからもう1~2名いらっしゃならいかなとお誘いさせていただいたもの夢のある計画ほど天気が邪魔してくれる^^; いや、天気こそ良くなる予報で気温がグングン上がるとの週間予報
「こりゃ波もいい感じで凪てくれるかも?!」と踏んでいたのですが何故か波だけは下がらず、風がビュービュー過ぎるのね。^^;
多少波があっても釣りにはなる場所だけど、多少の波で行き手遮られるその釣り場ルート
こりゃ諦めますかぁと計画はリセット・・・・・^^;
やはり磯場に行きたいhojo
波予報をみると日本海がだめなら噴火湾は良い感じ!
小幌なんかどうかなと見るも潮汐表を見るが実長時間との干潮がかみ合わず・・
そこでまだ行った事のないベベシレト岬を思い出したのね。
これがまた検索しても釣り人の情報はヒットせず、ってかオレずっと「ペペシレト岬」と思っていたのですが「ベベシレト岬」なんですかね?
「べべ」「ぺぺ」の違い、「濁点(テンテン)」と「半濁点(マル)」、どちらが正解なのか?
豊浦町のウキペディアやグーグルマップでは「ベベ」と載っているのでやはり「ベベ」が正解か?!
そんなベベシレト岬に行くには・・・藪の中あるくとか、そんな噂を耳にしていたので、こりゃ初めて行くには単独は無謀かなと・・・満潮干潮の差が激しい噴火湾、ちょいと時間がたてば風景変わって帰りのルートがなくなっている危険も怖い^^;
そう言えば過去のノースアングラーズのフィールドガイドでカジカ釣りだけどここの釣り場を紹介してたな・・・・
ってかボヤッキーさんに聞けば早いのかと(笑)
さっそくボヤッキーさんに「ベベシレト岬って入るの難しいですか?」とあれこれ質問攻めしているうちに
「一緒に行って案内しますよ!」と嬉しいご返答を最後に頂きましたのね!
さて出発は19時頃、豊浦には21時半過ぎ、ここからあれこれ準備~釣り場までの磯歩き~^^;
予定では朝の9時頃まで、夜の内は根魚、朝はカレイ、出来ればマツカワなんかも釣れてくれないかなと・・・・
生粋の投げ釣り師、ボヤッキーさんは相変わらずの重たい背負子。
オレも今回は重さだけでは負けてない・・・投げタックルは3セット、んで10フィートのベイトロッドにワームとリグとジグ
朝食用のコンロに水、餌もコマセも多少なり、あ、カメラも一眼からコンデジから当たり前にスマホもと、今回この記事では3種のカメラでお送りしてます(笑)
ってかタックルが重い・・・・^^;
駐車スペースはここから「海に行けるのか?」と思える様な山道と言うか農道というのか・・・
原っぱ歩いて藪に入って山を下って・・・「うん!ぜってぇ~一人じゃ無理!明るい時間でも無理!!」(苦笑)
細かなルート写真はまた最後に載せるとして、それでも30分強で釣り場に到着!
結構濃いルートだったな^^;
さてまず洗礼をうけたのは「どこでどう釣りすればよいの?」
下がり潮でしたが、潮で沈んでいる磯地、まぁ俺こそワーム釣りだからウエーディングしながら出来るけど、ボヤッキーさんは?
流石に岬正面は無理なので横の多少高い箇所で投げ釣り広場の店を構えだす。
まずは底の形状・・・浅いのか?いや、結構、それなりに深いなと、遠くにキャストしたら5号シンカーでもカウント20以上あったかも?
まずは3号シンカーにシャッド系のワームを数点チェンジしながら、底をとったりスイミングしたり・・・・ぜんぜん魚信ありまへん^^;
ただ場に慣れるまで時間が掛るのは判っておりますのでその辺は気長に・・・・・行こうとおもってたらボヤッキーさんは開始早々で良型のシマゾイGET!!
おぉ~~テンションあがる一匹を釣ってくださいました。
魚が居ると判れば集中力が変わりますよね、イカゴロで寄せてのヒット
ワームは流石にそういうわけには行かないが、幸い結構根が点在しているので、7号とシンカーを重くしてその根際を丁重に攻めてみるべと・・・
そうやってみるも嬉しいのだか悲しいのだが昆布に邪魔される^^;
昆布=根魚・・・邪険にしちゃいけないのですが、トレースするたびに昆布に引っかかったり、昆布に揺られてどうにもならんじゃ^^;
ウネリも若干あるのでチェリーリグを更にシンカーを重くしそのロングステイなんて有効かなと・・・・そんな時ってガルプなんだよな・・・・でも最近持ち歩いてないの・・・悔やまれる^^;
ならフアフアとリグを軽くして中層スイミングなりかと、そこでやっとこ釣れたガヤは実長開始からなんと2時間近くたってからのファーストヒット^^;
ボヤッキーさんはその間にシマゾイを2本も追加しドンコまでとそれなりに良い結果を残している!
ガヤが釣れるのであれば家族分のおかずに確保しておくべかと・・・・そう思うも・・・・
イカゴロボッチャンと投げ入れるボヤッキーさん、魚信がなくとも打ち返しにお忙しそうでございます。
そしてその成果を出す!!
オレも・・・・投げ釣りにチェンジするかな?^^;
イヤイヤ、決めた以上は一先ず違う分野のワームで頑張ってみる!!
もう3時近く・・・・じぇんじぇん釣れない(T_T)
家族分キープしておくかと思ったガヤもタックルが固く長く乗りが悪く逃した魚信が何度も・・
抜きあげてから針から取れそのまま波に浚われたのが2匹も^^;
とにかくちょいとウネリが有ってあずましくない、顔にまでかかる波しぶき、その都度眼鏡を拭くのがめんどくさくね^^;
多少の立ち位置移動するにも基本海水を漕いでる状態で溝だの切れ間だの怖くて怖くて^^;
なかなか体力も消耗してきたので波の少なそうな基部寄りの湾胴に移り明け方の勝負!
一応時間のかかる投げ釣りの準備を暗い内に整えたが、朝マズメはソイ類に狙いをしぼっておこうと、肉眼で景色が見えるまでワームを振り続けたがドッカ~ンと竿が・・・・・来る事ないまま太陽がまぶしくなり始めた・・・・
反省点はまた最後に書いておくか・・・・
朝マズメ、潮が上がっており釣り座がありませぬ^^;
ボヤッキーさんが先ほど据えてた場所も潮で沈没、狙いはカレイ(とマツカワ)なのでやはり岬正面に投げたいが当然無理。。。。
オレは岬の後ろに下がった湾胴で投げ釣り用具をセット。
ボヤッキーさんと並んで釣りも出来なければ顔や姿も確認できない岩肌を挟んでの釣り座、コラボなのに非常に寂しい状況に(苦笑)
↑ これはグーグルマップの画像・・・・・超干潮時の画像と思われ、この日はこんな面影すらなかった^^;
この画像を見て夢を広げてたのね。上からの平面画像だけどなんとも足もとからスト~ンと落ち込んで深そうな水深
何よりも釣り場も広そうだしこれで満潮干潮なく釣りが出来る場所だったら小幌以上の場所だよなと!!
(勝手に夢を広げていたけど、そんなに良い釣り場ならとっくに情報出回っている筈だよなと。。^^;)
ボヤッキーさん自身もここで平物狙うのは初との事、なかなか釣り座も投げ入れる個所も難しい状況ではありましたが、やはり突破口を開いてくださいました!
かなり良型のマガレイをGETしたボヤッキーさん!
37~38センチくらいでしょうか!!
ナイスなマガレイにオレも続け続けと・・・・・
マガレイで続くこと出来たけどあまりにも・・・・日本海でもレギュラー以下サイズでリリースと^^;
お前さんまでも・・・・・・
それからはちょいと暇な時間が続く、暇と言ってもコマセを使い切るべく、何度も打ち返していたけど。
満潮は5:45・・・みるみる上がってくる潮、若干ウネリもあって落ち着かない時間が来る。
魚付は非常に良いのでしょうね、すんごいブイの数・・・網が凄すぎて釣れる魚は余ってないかもね^^;
プレジャーもよく来るし良いポイントだってことはわかるんだけどあまりにも岸から近い距離を走るもんだから、ライン切られるかと思ってひやっとしたぞい・・・・3回も^^;
後にイシモチ追加、微妙な魚信も数回あったが、それからはヒトデとの戦いになった。
そう言えば昨年小幌で投げ釣りした時もヒトデすんごかったな。
ボヤッキーさんもヒトデを釣りまくってた。
同じ所に打ち込み、まずは付近のヒトデを駆除して魚が食いつく状況を作ってたのが、ボヤッキーさんの好釣果の秘訣だったのかも?!
潮も満潮を迎えた頃、腹も減ってきてカップ麵タイム 上はボヤッキーさんの満潮時釣り座
ボヤッキーさん画像お借りしました
↑オレの満潮時釣り座
やはり釣り場で食べるほかほかのカップラーメンは旨い!
たかがカップラーメンがもの凄いごちそうになるんだよな~!
ごちそうと言えばボヤッキーさんなんと「マツカワの刺身」を持参しくれた!!
頂きま~す(笑)
旨い・・・マツカワ旨い・・白身魚なのに味が濃厚というか、昆布〆している訳じゃないのに締まってるし!
こんなのが釣れたらハッピーだべなぁ~と、朝食後、残された時間頑張るかぁ~と気合を入れる!!
っが、空腹が満腹に変わり、おまけに気温も上がってくれば眠気が・・・・・
ミニ座布団に座ったまま眠りこけてしまった^^;
数十分後竿を上げると見事にヒトデの嵐。
一本針仕掛けなのに二匹も付いているしロケット籠にまでも抱き着いているし^^;
イソメもあまり持ってきてなくて残り僅かで、9時には納竿しましょうとの話でしたが、9時までには片づけを終了しこの場を離れましょうと話まして、そんな途端に魚信が来る!
なかなかの砂ガレイ!
やはり「魚信」~「合わせ」~「乗ったぁっ」~「GETっぉぉ」に至る最高の感触を得るために釣りをしているのである(笑)
ん~~砂ガレイなのに厚い、抱卵してるし、お持ち帰り無しかなと嘆いていたので最後に嬉しい釣果に巡り合えた!
そうそう、ボヤッキーさんに感化されオレもひざ当てを購入、ちょっとゴツイの買ってしまって使い慣れてないが、ウエイダーでもウエアでも、岩の上に気にせず膝を付けれるのは便利でございますね。
ヒップガードもいつの間にかなくなっていたので新たに購入。クッション性が高くて良い仕事するねプロックスさん!!
この良型砂ガレイを気にもう少し頑張ってみるかと投げ返し粘ってみる。
しかしイソメも底を付いたし、時間も来てしまったしとここで納竿。
スカリにキープしてたのはガヤ二匹とイシモチ。
リリースしようかと生かしておいたのだが、この砂ガレイが釣れたので持ち帰ることに。
ワームも投げもかなり難しい釣り場と感じたのですが、こうした場所での投げ釣りの場数が俺とは違うボヤッキーさんは圧巻の釣果!
良いサイズのマガレイを数枚も!
夜の部の良型シマゾイも数匹!
ボヤッキーさんのお持ち帰り・・・・おぉ~~羨ましいぞっ!!
ボヤッキーさんの悔やまれた一劇、中々の重量にヒトデ&かなり良さげな平物?と確信していた魚信と引き!
しかしぜんぜん浮いてこず、手前の根に引っかかってしまい残念ながら魚を拝むことなくラインが切れ・・・・もしかしてマツカワ・・?
こんな一幕もあったのね。
とにかく想像した釣り場とえらくの差があって、終わってから潮汐を見てみると夜の干潮は潮位高い干潮だったのね^^;
帰る頃にはかなり潮が引いていたので今度来るときは潮位がかなり低くなるド干潮を目掛ければ岬の正面に投げれるなぁと!
夜のワームでは今思えばもっとヘヴィーシンカーで昆布根の中に落とす勢いでやった方が良かったなと。
この時期の抱卵ソイは体力が無さそうだからあまり速い動きでは喰わないべとのセオリーや先入観が邪魔してた。
考えたらヘヴィーリグでの荒っぽい釣りで釣った事もあったし聞いたこともあったし。
なんせ魚の「スレ」とは無縁な磯場に来ているのだからもっと豪快に打ちまくればよかったと。
投げ釣りも根掛やヒトデに恐れてたかもなと、こちらもボヤッキーさんの様にヒトデを駆除する勢いでカレイの食卓を作ってあげるべきだったなと(笑)
でも初めて行った場所で
上手くいくとはハナから思っていない!
2回目・・・いや、3回目くらいかな、場に慣れ始めるのは!
ってか小幌での投げ釣りも気になっている今日この頃・・・・
なんかあまり釣れなかったのに自分の中では非常に濃い釣行でして、どっからどう書けば良いのやらと文章が支離滅裂でございますね^^; とりあえず画像を沢山貼ればなんとか伝わるかな?ってか自分のための日記でもあるので・・・・もう少し画像貼るか・・・・ルートをおさらい。
ここの釣り場に入る当初、豊浦港側から入るもんだと思っていたのですけど「違います左からです」とボヤッキーさんからの指摘
ってか空撮ガイドにもしっかりと載っていた事に気が付いた^^;
でも空撮ガイドだけでは多分たどり着けなかった気がする・・・・・
↑ こんな農道というか山道から物語は始まる・・・
↑ 勿論行くときは夜だもん真っ暗だったが、いい景色が広がってました。
↑ 原っぱを歩いて茂みの中へ・・・
↑ 画像はやはり帰り。。。大荷物のボヤッキーさんもオレも登り切ってヘットヘットな時^^;
↑ 山下り 幸いロープがあるけど結構急だしずり落ちる危険もある。
でも増毛マッカとか、竜ヶ崎に比べたら楽な方かも・・・・・でも軽装ではだめだな。
登山の好きな奥さんと今度また行ってみよっと!!
実釣は腕の足りなさでヘロヘロなhojoでしたが、初めて行けた釣り場はやはり楽しいというか、また今後の目標も出来ましたね。ボヤッキーさんの釣りも勉強になったし大変有意義な釣行となりました。
またボヤッキーさんこの日晩からお仕事と言うスケジュールの中、hojoのためにひと肌脱いでくださって本当にありがとうございました!
山を登り切り、車に着いたノンアルコールビールでの乾杯は最高でしたね^^
おっと、豊浦温泉も硬直した筋肉を和らげてくれたよな~~^^
また行ってみます^^
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