歌舞伎座に本年の初出陣を果たしてきました♪
ちょっと 今忙しいのと 例によって気持ちよく舟をこいで来たので(^_^;)
感想はちょこっと簡単に。
※じつは、先週末には演舞場も行ってるんですが、こちらの感想は例によって
このブログの投稿制限字数を超えてしまったため、現在、チマチマ作りこんでる
HPの方で表示できないか検討中です。もすこしお待ちを~
【概要】
観劇日:2008/1/20(日) 11:00~15:40
劇場:歌舞伎座
観劇位置:3階中央後列
■先の余談:舞台写真が出てました♪
なんか 今回、役者さんのすごいというか、惜しみないアップの写真が
多いような気がしました。(^_^;)
もしかして、カメラマンさんが違うのかな?
枚数的に充実度が高いのが福助さんと高麗屋さん親子。
福助さんは揚巻のお写真がたくさんあります。
あと雀右衛門さんも上演時間から考えるとすごい充実度かもしれません。(^_^;)
それから、名題の役者さんのお写真も充実です♪
他には芝翫さん、夜の部の踊りのお写真なんですが、白髪に緋色の衣装が
とても映えて 印象に残りました。
悲しかったこと・・・歌六さんのお写真が1枚だけ・・・(/_;)
あ、ちなみに筋書きに舞台写真が入るのは、21日からだそうです~
(残念(ーー;)
■のたりの眼
私、猩々という化け物が、なんか、好きなんです♪
あのど派手な赤い頭といい、お茶目なお酒大好きなところといい・・・
ちなみに 字面からでしょうか、イメージはタヌキです。
でも、イヤホンガイドの解説によると水中生活者のようで・・・
となるとカワウソとか・・・カッパ??・・・それにしちゃぁ髪が豊かすぎますね(^_^;)
以前、狒々(ひひ)がモデルだと聞いたことがあるような気がしましたが・・・
記憶違いだったかな(^_^;)
あと、去年旅行に行った彦根で郷土人形に猩々がありました。
疱瘡よけなんだそうです。
そういえば 赤いのは疱瘡よけになると聞いたことがあるような気が。
なんにせよ、なんか憎めない感じがして、好きなんですよね、猩々♪
この演目、観るのは確か今回で2回目か3回目。
中村屋さんところの勘太郎さんと七之助さんでやったのが記憶に残ってます。
今回の猩々コンビは梅玉さんと染五郎さん。
梅玉さんはここ数年、新年1番の出し物に連続出演されてるような気がしますねぇ。
・・・うん、やっぱり、そうです。2005年はちょっとすぐ記録がみつかりませんでしたが
2006年・2007年と昼の1番目にご出演されてますね。
そのお2人ですが、まぁなんといいますか、猩々やるとみんなそうだとは
思うんですが、なんかその、岸田劉生の「麗子像」を彷彿とさせる、髪の豊かさでした・・・(^_^;)
・花道度:低
最後の最後に猩々が、七三でちょこっと踊ったあと、
スタコラサッサと感じで引っ込んでいくくらいです。
【メモ】
・檜垣茶屋:お能とかの時だけでる臨時の茶屋のこと
・「菊畑」が有名な「鬼一法眼三略」の一部分。
この部分だけ独立して上演する場合は、今回のようにタイトルが「一條大蔵譚」
となるそうです。
・鬼一・鬼次郎・鬼三太の兄弟が敵味方に分かれているところは、
梅王・松王・桜丸の三兄弟を思い起こしますが、話の成立年代は
こちらが先なんだそうで、むしろ向こうがこちらを真似したというのが
正解のようです。
・一幕目
・梅玉さん
休憩15分で猩々から二枚目の鬼次郎に見事に変身!
梅玉さん(とお弟子さんたち)は戦場のような休憩時間なんでしょうねぇ(^_^;)
・吉右衛門さん
造り阿呆の時の笑顔が、なんか気持ちよさそうで いいなぁ。と思ってしまいます。
私もあんな幸せそうな顔して、ぼーっとしていたい・・・(^_^;)
・しのぶちゃん
大蔵卿の太刀持ちしてる!と思ったら「女小姓(めごしょう)」というそうです。
大勢の女中さんと違い、1人だけガラの着物にお振袖です。
・大所帯
1幕目の大蔵卿サマ御一行は、成瀬・女小姓・女中16人・中間?19人 +お京さん
という大所帯です。
・2幕目
すいません、ほとんど大爆睡してました。(/_;)
せっかく、葵太夫さんの語りだったのに・・・_| ̄|○
「死んでも褒美の金が欲しい~っ」(by勘解由)
とか
「とっとと いなしゃいませ」(by大蔵卿)
なんてセリフは記憶に残っているし、耳は結構、
起きてたみたいなんですが・・・・
・友斬丸
大蔵卿から鬼次郎に渡される源氏の重宝である刀です。
・・・ん?「トモキリマル」って、夜の部の助六が意休から奪おうとしてるのも
そんな名前の刀だったような?
ちなみに最後はちゃんと目が開いていたんですが、
・・・段四郎さん、首になったらちょっと若返った??
・花道度:中
1幕目のしょっぱなに梅玉さんと魁春さんの出、
最後には大所帯のひっこみ。
2幕目は・・・なかった??
【メモ】
・あの山門は藤堂高虎の寄進したものとか。
・今回、舞台装置の山門、新調したそうです。
・大薩摩
・雀右衛門さん
山門が、せりあがっていったらお顔がキレた・・・(/_;)
でも、衣装は見えました。
華やかな舞台のなかで、黒い衣装になるとグッとしまりますねぇ♪
しかし・・・
ほんとに始まったら「えっ、もう段切れ??」という感じでした(^_^;)
華やかで、きれいで、豪華で、いいんですけど、でもやっぱりあまりにも
早すぎるかも・・・(^_^;)
ついでに 30分休憩で 10分上演して 20分休憩というのも・・・(^_^;)
片方はお食事時間としても、どちらかの休憩時間は、も少し短く
なってもよさそうなんですが・・・うーん、山門の設営・撤去に
時間がかかるのかな~
【メモ】
・いつもの宗五郎の場面の前の場面もあるらしいです。
その部分のイヤホンガイドの解説を聞いて、「あぁだから『新皿屋敷』なんて
タイトルがついているんだ」と納得しました。
あんまり楽しそうではないですが、でも1度くらい通しでみてみたいな。
ん? あれ? 国立で観たことあった・・・かな??
・仏壇まわり
仏壇前のろうそく、本火でした。
宗五郎が暴れるのに、本火なんか使ってて大丈夫なのかなぁ(^_^;)
あと、3階席からは見えませんでしたが、仏壇の上のところに神棚があるそうですが、
弔いをあげてる今は、そこは紙でふさがれてるそうです。
観たことないから観てみたいですねぇ。
・高麗蔵さん
青の矢絣が映えてきれいです♪ 弔問だから青なんでしょうか?
・歌六さん
おいしいところです。でも、今月これだけは、さみしい・・・・(/_;)
・錦之助さん
さらにおいしいところかも(^_^;)
でも、なんとなく、酒乱の気がある、でも、ちゃんと魚屋に手を突いて頭をさげれる
まっすぐな気性の殿様な雰囲気が感じられる お似合いの殿様ぶりでした。
ただ、ちょっと声が危ない感じが。 お風邪かな?
・幸四郎さん
声、いいですねぇ。前回見たときは たしか世話物初挑戦だったか、挑戦2本目だったかで
どうにも、宗五郎の人物像としっくりこない感じがしてたんですが、
今回は、「幸四郎さんの宗五郎」みたいなものが出来てたような感じで、
そんなに違和感がなかったです。
幸四郎さんの世話モノを見慣れてきたのもあるのかなぁ。
・花道度:中
色々ありますが、個人的には、酔って出て行く宗五郎の引っ込みと
それを追いかけるおはまさんの引っ込みを も少し長くみてみたいです(^_^;)。
昼夜ともかっこよいお役ですね~ 團十郎さん。
お写真もいい格好のものがたくさんありました。
あ、ちょっと頬に赤みが。
舞台写真見たときは あんまりわからなかったな~
個人的にはお獅子とのカラミが好きな踊りです♪
しかし、今回のお獅子、なんか足が長いぞ(^_^;)
それから、團十郎さんの ほてほて とした歩き方も
なんか好きです♪
やっぱり 最後がこういう気持ちのよい演目だと
観終わった後も気持ちがいいですねぇ♪
・花道度:中
最初は浅黄幕の振り落としで始まるので花道はつかいませんが、
最後に2人と若いものと七三で絡んだあと、すがすがしい引っ込みになります。
ちょっと 今忙しいのと 例によって気持ちよく舟をこいで来たので(^_^;)
感想はちょこっと簡単に。
※じつは、先週末には演舞場も行ってるんですが、こちらの感想は例によって
このブログの投稿制限字数を超えてしまったため、現在、チマチマ作りこんでる
HPの方で表示できないか検討中です。もすこしお待ちを~
【概要】
観劇日:2008/1/20(日) 11:00~15:40
劇場:歌舞伎座
観劇位置:3階中央後列
■先の余談:舞台写真が出てました♪
なんか 今回、役者さんのすごいというか、惜しみないアップの写真が
多いような気がしました。(^_^;)
もしかして、カメラマンさんが違うのかな?
枚数的に充実度が高いのが福助さんと高麗屋さん親子。
福助さんは揚巻のお写真がたくさんあります。
あと雀右衛門さんも上演時間から考えるとすごい充実度かもしれません。(^_^;)
それから、名題の役者さんのお写真も充実です♪
他には芝翫さん、夜の部の踊りのお写真なんですが、白髪に緋色の衣装が
とても映えて 印象に残りました。
悲しかったこと・・・歌六さんのお写真が1枚だけ・・・(/_;)
あ、ちなみに筋書きに舞台写真が入るのは、21日からだそうです~
(残念(ーー;)
■のたりの眼
1:猩々
私、猩々という化け物が、なんか、好きなんです♪
あのど派手な赤い頭といい、お茶目なお酒大好きなところといい・・・
ちなみに 字面からでしょうか、イメージはタヌキです。
でも、イヤホンガイドの解説によると水中生活者のようで・・・
となるとカワウソとか・・・カッパ??・・・それにしちゃぁ髪が豊かすぎますね(^_^;)
以前、狒々(ひひ)がモデルだと聞いたことがあるような気がしましたが・・・
記憶違いだったかな(^_^;)
あと、去年旅行に行った彦根で郷土人形に猩々がありました。
疱瘡よけなんだそうです。
そういえば 赤いのは疱瘡よけになると聞いたことがあるような気が。
なんにせよ、なんか憎めない感じがして、好きなんですよね、猩々♪
この演目、観るのは確か今回で2回目か3回目。
中村屋さんところの勘太郎さんと七之助さんでやったのが記憶に残ってます。
今回の猩々コンビは梅玉さんと染五郎さん。
梅玉さんはここ数年、新年1番の出し物に連続出演されてるような気がしますねぇ。
・・・うん、やっぱり、そうです。2005年はちょっとすぐ記録がみつかりませんでしたが
2006年・2007年と昼の1番目にご出演されてますね。
そのお2人ですが、まぁなんといいますか、猩々やるとみんなそうだとは
思うんですが、なんかその、岸田劉生の「麗子像」を彷彿とさせる、髪の豊かさでした・・・(^_^;)
・花道度:低
最後の最後に猩々が、七三でちょこっと踊ったあと、
スタコラサッサと感じで引っ込んでいくくらいです。
2:一條大蔵譚
【メモ】
・檜垣茶屋:お能とかの時だけでる臨時の茶屋のこと
・「菊畑」が有名な「鬼一法眼三略」の一部分。
この部分だけ独立して上演する場合は、今回のようにタイトルが「一條大蔵譚」
となるそうです。
・鬼一・鬼次郎・鬼三太の兄弟が敵味方に分かれているところは、
梅王・松王・桜丸の三兄弟を思い起こしますが、話の成立年代は
こちらが先なんだそうで、むしろ向こうがこちらを真似したというのが
正解のようです。
・一幕目
・梅玉さん
休憩15分で猩々から二枚目の鬼次郎に見事に変身!
梅玉さん(とお弟子さんたち)は戦場のような休憩時間なんでしょうねぇ(^_^;)
・吉右衛門さん
造り阿呆の時の笑顔が、なんか気持ちよさそうで いいなぁ。と思ってしまいます。
私もあんな幸せそうな顔して、ぼーっとしていたい・・・(^_^;)
・しのぶちゃん
大蔵卿の太刀持ちしてる!と思ったら「女小姓(めごしょう)」というそうです。
大勢の女中さんと違い、1人だけガラの着物にお振袖です。
・大所帯
1幕目の大蔵卿サマ御一行は、成瀬・女小姓・女中16人・中間?19人 +お京さん
という大所帯です。
・2幕目
すいません、ほとんど大爆睡してました。(/_;)
せっかく、葵太夫さんの語りだったのに・・・_| ̄|○
「死んでも褒美の金が欲しい~っ」(by勘解由)
とか
「とっとと いなしゃいませ」(by大蔵卿)
なんてセリフは記憶に残っているし、耳は結構、
起きてたみたいなんですが・・・・
・友斬丸
大蔵卿から鬼次郎に渡される源氏の重宝である刀です。
・・・ん?「トモキリマル」って、夜の部の助六が意休から奪おうとしてるのも
そんな名前の刀だったような?
ちなみに最後はちゃんと目が開いていたんですが、
・・・段四郎さん、首になったらちょっと若返った??
・花道度:中
1幕目のしょっぱなに梅玉さんと魁春さんの出、
最後には大所帯のひっこみ。
2幕目は・・・なかった??
3:けいせい浜真砂:女五右衛門
【メモ】
・あの山門は藤堂高虎の寄進したものとか。
・今回、舞台装置の山門、新調したそうです。
・大薩摩
・雀右衛門さん
山門が、せりあがっていったらお顔がキレた・・・(/_;)
でも、衣装は見えました。
華やかな舞台のなかで、黒い衣装になるとグッとしまりますねぇ♪
しかし・・・
ほんとに始まったら「えっ、もう段切れ??」という感じでした(^_^;)
華やかで、きれいで、豪華で、いいんですけど、でもやっぱりあまりにも
早すぎるかも・・・(^_^;)
ついでに 30分休憩で 10分上演して 20分休憩というのも・・・(^_^;)
片方はお食事時間としても、どちらかの休憩時間は、も少し短く
なってもよさそうなんですが・・・うーん、山門の設営・撤去に
時間がかかるのかな~
4:魚屋宗五郎
【メモ】
・いつもの宗五郎の場面の前の場面もあるらしいです。
その部分のイヤホンガイドの解説を聞いて、「あぁだから『新皿屋敷』なんて
タイトルがついているんだ」と納得しました。
あんまり楽しそうではないですが、でも1度くらい通しでみてみたいな。
ん? あれ? 国立で観たことあった・・・かな??
・仏壇まわり
仏壇前のろうそく、本火でした。
宗五郎が暴れるのに、本火なんか使ってて大丈夫なのかなぁ(^_^;)
あと、3階席からは見えませんでしたが、仏壇の上のところに神棚があるそうですが、
弔いをあげてる今は、そこは紙でふさがれてるそうです。
観たことないから観てみたいですねぇ。
・高麗蔵さん
青の矢絣が映えてきれいです♪ 弔問だから青なんでしょうか?
・歌六さん
おいしいところです。でも、今月これだけは、さみしい・・・・(/_;)
・錦之助さん
さらにおいしいところかも(^_^;)
でも、なんとなく、酒乱の気がある、でも、ちゃんと魚屋に手を突いて頭をさげれる
まっすぐな気性の殿様な雰囲気が感じられる お似合いの殿様ぶりでした。
ただ、ちょっと声が危ない感じが。 お風邪かな?
・幸四郎さん
声、いいですねぇ。前回見たときは たしか世話物初挑戦だったか、挑戦2本目だったかで
どうにも、宗五郎の人物像としっくりこない感じがしてたんですが、
今回は、「幸四郎さんの宗五郎」みたいなものが出来てたような感じで、
そんなに違和感がなかったです。
幸四郎さんの世話モノを見慣れてきたのもあるのかなぁ。
・花道度:中
色々ありますが、個人的には、酔って出て行く宗五郎の引っ込みと
それを追いかけるおはまさんの引っ込みを も少し長くみてみたいです(^_^;)。
5:お祭り
昼夜ともかっこよいお役ですね~ 團十郎さん。
お写真もいい格好のものがたくさんありました。
あ、ちょっと頬に赤みが。
舞台写真見たときは あんまりわからなかったな~
個人的にはお獅子とのカラミが好きな踊りです♪
しかし、今回のお獅子、なんか足が長いぞ(^_^;)
それから、團十郎さんの ほてほて とした歩き方も
なんか好きです♪
やっぱり 最後がこういう気持ちのよい演目だと
観終わった後も気持ちがいいですねぇ♪
・花道度:中
最初は浅黄幕の振り落としで始まるので花道はつかいませんが、
最後に2人と若いものと七三で絡んだあと、すがすがしい引っ込みになります。