日付 :2010年9月4日(土)
天気 :晴れ
コース:島々→二俣→岩魚留小屋→徳本峠
国道158号線を走り、島々バス停を右に入っていくと、広い駐車場がある。
いつものように朝ゆっくりしすぎて、8時過ぎに出発することになってしまった。
島々谷川の水の流れる音。
BGMとして心地よく聞こえてくる。
島々谷林道。
しばらくの間、林道を歩くことになる。
林道沿いには、あちらこちらから水が流れ込んでいた。
蒸し暑いこの頃、冷たい水を触ることでひんやり。気持ちが休まる。
この地の歴史を解説した看板。
一つ一つ読みながら歩いた。
徳本峠へ。
長い長い道のりを沢に沿って歩いていく。
二俣の分岐点。
立派なトイレがあった。
大きな木があちらこちらに。
初夏を思わせる緑が、とても美しい。
表示板がたくさんあった。
歩いてきた距離とこれからの距離を確認できるが、毎度毎度「まだこれだけしか歩いてないの?」と思うのである。
歩く人が少ない。
一日で、数組のパーティとすれ違い、単独の人に追い抜かれたくらい。
静かである。
新島々からの国道ができる前、上高地に抜ける峠として歩かれた道だ。
合流してくる沢。
下界では猛暑であるにもかかわらず、ここでは日陰であること、沢の音で癒され、いくらか涼しく感じることができた。
緑が美しい。
下の廊下の道に、少し似ていた。
怖いところでは、しっかりと整備された階段等もあり、助かった。
沢の流れを直に感じる。
川のせせらぎの音、ひんやりとした空気、草木のにおい。
五感が研ぎ澄まされる。
傾いた木道。
昔歩いた人も通ったことだろう。
木道が苔むしている。
すぐ隣に、新たな登山道ができていた。
岩魚留橋。
ここまで、およそ4時間を要した。
今は営業していない岩魚留小屋。
沢の音がチロチロ。
心地よさそうなロケーションだった。
うっそうとする緑の道。
聞こえるのは沢の音だけ。
お昼近くになると、木々の間から木漏れ日が差してくる。
冷たい沢の水で顔を洗ったりした。
ザ=。
沢の音が心地よい。
沢登りを楽しむ人たちの楽しみが、わかるような気がした。
岩魚がおよいでいる。
アスレチックな橋。
いくつも越えていく。
しばらくすると水場があり、そこからは笹の茂った急登をひたすら登った。
登山口からおよそ7時間。
ようやくたどり着いた徳本峠。
小屋は新しく改装され、こじんまりとしている。
古い小屋も残っており、そちらもまた、現役で活躍していた。
下の水場から急登を登るのはきついと思い、水を汲んでこなかった。
上高地側の「最後の水場」まで、水を汲みに行く。
標高差150メートル。往復で30分くらい。
ただ、荷物が無いのでそんなに苦労ではなかった。
冷たくおいしい水。
水をぜいたくに使いたかったことと、明日の分も汲んでおこうと思い、たくさん汲んでおいた。
静かな夜。
明日の霞沢岳に思いをはせ、早い時間から眠りに入った。
続きはこちら。
天気 :晴れ
コース:島々→二俣→岩魚留小屋→徳本峠
国道158号線を走り、島々バス停を右に入っていくと、広い駐車場がある。
いつものように朝ゆっくりしすぎて、8時過ぎに出発することになってしまった。
島々谷川の水の流れる音。
BGMとして心地よく聞こえてくる。
島々谷林道。
しばらくの間、林道を歩くことになる。
林道沿いには、あちらこちらから水が流れ込んでいた。
蒸し暑いこの頃、冷たい水を触ることでひんやり。気持ちが休まる。
この地の歴史を解説した看板。
一つ一つ読みながら歩いた。
徳本峠へ。
長い長い道のりを沢に沿って歩いていく。
二俣の分岐点。
立派なトイレがあった。
大きな木があちらこちらに。
初夏を思わせる緑が、とても美しい。
表示板がたくさんあった。
歩いてきた距離とこれからの距離を確認できるが、毎度毎度「まだこれだけしか歩いてないの?」と思うのである。
歩く人が少ない。
一日で、数組のパーティとすれ違い、単独の人に追い抜かれたくらい。
静かである。
新島々からの国道ができる前、上高地に抜ける峠として歩かれた道だ。
合流してくる沢。
下界では猛暑であるにもかかわらず、ここでは日陰であること、沢の音で癒され、いくらか涼しく感じることができた。
緑が美しい。
下の廊下の道に、少し似ていた。
怖いところでは、しっかりと整備された階段等もあり、助かった。
沢の流れを直に感じる。
川のせせらぎの音、ひんやりとした空気、草木のにおい。
五感が研ぎ澄まされる。
傾いた木道。
昔歩いた人も通ったことだろう。
木道が苔むしている。
すぐ隣に、新たな登山道ができていた。
岩魚留橋。
ここまで、およそ4時間を要した。
今は営業していない岩魚留小屋。
沢の音がチロチロ。
心地よさそうなロケーションだった。
うっそうとする緑の道。
聞こえるのは沢の音だけ。
お昼近くになると、木々の間から木漏れ日が差してくる。
冷たい沢の水で顔を洗ったりした。
ザ=。
沢の音が心地よい。
沢登りを楽しむ人たちの楽しみが、わかるような気がした。
岩魚がおよいでいる。
アスレチックな橋。
いくつも越えていく。
しばらくすると水場があり、そこからは笹の茂った急登をひたすら登った。
登山口からおよそ7時間。
ようやくたどり着いた徳本峠。
小屋は新しく改装され、こじんまりとしている。
古い小屋も残っており、そちらもまた、現役で活躍していた。
下の水場から急登を登るのはきついと思い、水を汲んでこなかった。
上高地側の「最後の水場」まで、水を汲みに行く。
標高差150メートル。往復で30分くらい。
ただ、荷物が無いのでそんなに苦労ではなかった。
冷たくおいしい水。
水をぜいたくに使いたかったことと、明日の分も汲んでおこうと思い、たくさん汲んでおいた。
静かな夜。
明日の霞沢岳に思いをはせ、早い時間から眠りに入った。
続きはこちら。
改めてブログ拝見するとかなり同じポイントで写真撮ってました。笑 ほんとにいい山でまだ感動冷めやらぬ感じです。私もがんばってレポ早くあげますね。
当時の158号線は曲がりくねっていて道幅も狭く舗装もされていませんでした。
そのような訳で上高地・島々間は2時間余も要した上、バスの本数も少なくて明神通過時に出発時間まで2時間以上も間がありました。
そこで(槍ヶ岳の帰りに)その4時間少々を利用して徳本峠を駆け登り駆け下ったのです。
間一髪バスに間に合ったという、若かりし頃の懐かしい思い出です。
いえいえ、お役に立てたのでしたら、こちらも嬉しく思ってますよ。
>紅葉もすばらしかったです。
あ~、いいですね。
わたしも、紅葉に時期に行ってみたいですよ。
レポも是非、よろしくお願いします。
>同じポイント
ぜひ、レポに掲載してください。
私もきっと、楽しませてもらえると思いますよ。
デイダラボッチさんの行かれたころは、そんな感じだったんですね。
世の中、便利になりました。
良い点も多いのですが、いろいろと考えてしまうこともありますね。
といいますか、一日でそれも槍の後、歩いてしまうんですね。
ビックリです。
>懐かしい
いい思い出ですね。
また是非、行ってみてください。
きっと登山道は変わらず、感慨深いものがあるかもしれませんよ。
ぜひ!
お疲れ様です!
やっぱ長いんだなあと、 人少なそうでいいなあと
下ノ廊下にまた行きたいなあ。。
上ノ廊下も歩けるスキルあったらなあ。。
と最後は違う山域へ思いが飛んで
しまいました。
お待たせいたしました。
遅くなって、すいません(苦笑)
長かったですが、思ったほど辛くはなかったような・・・。
いいイメージしか、残ってませんが。
長い道。
下ノ廊下も長いですね。
色々ありますが、私的には、冬の南アルプス公園線を歩くのが・・・。
辛いです(苦笑)