八ヶ岳 2日目 真っ赤な赤岳と阿弥陀岳

日付　：２００７年６月２３日～２４日
天気　：　曇りのち雨
コース：美濃戸口→行者小屋→横岳→行者小屋→赤岳→阿弥陀岳→行者小屋→美濃戸口



前日２時に目覚ましをセットして寝ました。
寝坊するのが通例ですが、なぜか奇跡的に、１時５８分眼が覚めました。
空を見上げると、あいにくの曇り空で、星は全く見えませんでした。

今から登っても、赤岳は赤くならないと思って、悩んで悩んで・・・。
結局、遅かれ早かれ登るんだから、登ることにしました。

真っ暗な中、ヘッドランプをつけて３時出発。






３時５０分、地蔵分岐到着。
写真も撮らないため、早く登れました。

東の空は明るくなっています。






頭上の雲が、赤く染まってきました。






日の出です。
東の地平線上は、少しだけ雲の切れ間がありました。
横岳方面に少し登り、赤岳が良く見える場所へ。






短い時間でしたが、日が差し込んできました。
赤岳が赤く染まりました。
登ってきて良かったです。






阿弥陀岳にも日が差します。
１０分もしないうちに、太陽は雲の中へ。





ここで、私のフリースと手袋が入ったビニール袋がコロコロ転がって。
谷底に落っこちていってしまいました。
100～150ｍ（推定）ぐらいを、滑落。下の岩に激突した時、パーンという弾ける音。
ハイマツの中へ行ってしまいました。







ハクサンイチゲのつぼみ。
もうすぐ咲きそうです。






チョウノスケソウと阿弥陀岳。






イワウメ。

標高を下げ少し登山道を外れ、先ほどのビニール袋をダメもとで探したみたところ、
ありました。
ビニール袋は、張り裂けていましたが、フリースと手袋は無事でした。
運が良かったです。






６時３０分、赤岳展望荘に顔を出します。
社長と、お手伝い中の美都さんに会うことができました。
朝ごはんの忙しい時間に、スイマセンでした。

６時４０分出発。






７時５分頂上到着。
人がいなくなったスキに。
飛びにくい。






早く帰っても仕方ないので、８時頃までマッタリ。
下山します。






中岳の登りの前。
ここは夏にコマクサが咲くところ。






中岳でも、やることがないので、飛んでおきました。






阿弥陀岳への登っているところで、ハクサンイチゲが咲いていました。






１ヶ所少しだけ、雪の上を歩きました。






頂上から団体さんが下山しています。
阿弥陀岳への登りは、急斜面でした。
冬に登るには、難しそうなことを確認しました。






頂上にはまた誰もいません。
雨が少し降ってきたので、そそくさと下山。






登りはよくとも、下りは少し怖い。






本降りになる前に、下山。
１０時３０分テント場到着。
水を汲んでいると、雨が本降りになりました。

テント内で昼ごはんを食べて、テントを片付けます。
このとき車の鍵がない！
荷物を全部確認。
ないんです。
サブキーは？弱力女が持ってる。今日はいないよ～。

帰り道、行者小屋他すべての小屋に、鍵が届いてないか確認しながら下山します。

いろいろ考えました。

①　鍵の救急車に来てもらうか？でも開けられても、鍵はない。
②　弱力に持ってきてもらうか？来るわけないし・・・。
③　電車で帰って、また取りに来るか？これが現実的か。
　　来週にまたここまで電車で来て、八ヶ岳にまた登って車で帰るか？

いろいろ考えながら一目散に下山します。

１時間３０分で駐車場到着。（速）
八ヶ岳山荘にも聞かねば・・・。
社長や美都さんに、鍵失くしたなんて恥ずかしくて言えないなあ～。
なんて考えてたら・・・。


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ありました。
鍵穴に刺さったままでした。（汗）
ついでにロックもしてませんでした。（大汗）






車内は荒らされた跡もなく良かったです。
貴重品といえば、弱力女の登山靴とシュラフぐらい。（重要品です）
ホッとしました。

これからは、単独行の時のことも考え、いつもサブキーを持っていくようにします。