茨城のスローフード

常総地域の食に関する情報。ホームページも見てね。

立川醤油の『うっかり煎餅』@常陸太田市

2017-07-26 05:00:00 | 県北の工場直売所
常陸太田編最後は、立川醤油店です。

この醤油醸造所は、宝暦年間(1751~1764)の創業で、同じ常陸太田市のヨネビシ醤油が1800年の創業なので、同市で現存する須臾店では最も歴史があります。
ヨネビシ醤油は、酒造から転換していて、その時代の情報がホームページにも無かったので単純には歴史は比較できませんが。

醤油類を製造販売しています。最近、醤油店ばかり行って、醤油が貯まっているので、すぐ使える、めんつゆを購入。「幻のそば名人」も推薦とありましたが
誰のことか判りません。だから幻なのでしょう。

こちらは煎餅も売っています。公式サイトを見て気になっていた、「うっかり煎餅」を購入。甘口の濡れ煎餅です。ネットショップでは金沢市のメーカー(サンフーズ)だったのですが、
購入品を見たら筑西市の関口醸造ですね。こちらの店は謎が多すぎる。聞こうにも、ちょっと触れてはいけなそうな話題なので聞けませんでしたが・・・

関口醸造の「お醤油屋さんの焼きぬれせんべい10枚入り」に、作ったラベルを貼り付けただけに見えます。元のラベルが薄く見えますし・・・。
うちの醤油で煎餅作ってくれって、醤油屋に頼みますかねぇ・・・。確かに「醤油屋さんのせんべい」って言葉に偽りはありませんが。触れてはいけない話題だったかな。

こちらは、新潟の郷土食品の「かんずり(唐辛子の発酵食品)」や、味噌も売られています。
醤油屋にありそうな商品は一通り売られているけど、自社製品は醤油だけかもしれない。

この店の通りは一方通行なので、車で行く場合は計画的に移動しましょう。

常陸太田は、先に紹介した粽も含め、新潟県や、戦国大名の佐竹氏に因んで秋田県の商品があちこちで売られています。

このあとに、すぐ近くの洋菓子店『宝月堂』(常陸太田市東一町2284)で、小さなパウンドケーキを数点購入しておしまい。

□立川醤油店
□住所:常陸太田市西二町2177
□電話:0294-72-0108

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木村製菓の『陰陽萬寿』@常陸大宮市

2017-07-25 10:00:00 | 県北の工場直売所
土曜日の常陸太田行きでは、途中、常陸大宮市の旧山方町地区に寄り道。

知る人ぞ知る銘菓を買いに行きました。木村製菓の『陰陽萬寿』です。そのまま、「いんようまんじゅう」と読みます。
山方市街地の中心に岩井橋交差点(変形五叉路)を県道29号線を2.5kmほど西へ行けば、徳川光圀創建の陰陽神社があります。
『陰陽萬寿』は、この神社に因んだものです。モデルになったご神体は東日本大震災の折に崩壊したらしいですが・・・。
岩井橋交差点から橋を渡って東へ500mほどいって、脇に入ると木村製菓があります。商工会のサイトを見ると1931年創業の老舗和菓子店です。
山方町地区の市街地、いわゆる山形宿の外れと、中に入った通りなので見落としがちです。

山方町特産品センター「水ぐるま」や、「三太の湯」などで購入できるようです。未確認。
とても判りづらい場所にあり、今書いたように山形地区の観光スポットに卸して販売するのがメインと思われます。ネットで見つけた記事でも工場での購入の記事は珍しいと思います。
よって、立派な工場直売所カテゴリーになります。何が立派だ?

どういうお菓子かというと、ひよこ系の芋菓子ですね。クルミも入っているようです。山の幸である「松茸」と「アケビ」を形取っており、見た目はアレですが美味しいお菓子です。
箱売りのみで、6組12個入りで税別1000円。常陸太田の「袖の下饅頭」は販売終了しましたが、山形地区の定番土産として頑張って欲しいですね。

賞味期限は一ヶ月近くあるので、土産品にも好適です。

□木村製菓
□住所:常陸大宮市西野内134-1
□電話:0295-57-2725

蛇足>
「登録第47309号」と商品に印字されていましたが、意味は分かりませんでした。「珍菓・陰陽萬寿」は1988年7月に商標登録されているようです。
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「お菓子の麻呂宇土」と「栄屋食品」

2017-07-24 17:00:00 | 雑記
大子町にある「お菓子の麻呂宇土」と鉾田市の「栄屋食品」が、今月倒産したようです。

どちらも当ブログで紹介したことがあるので残念です。
「栄屋食品」は蟹風味焼売とか美味しかった。東洋水産のヤツより好きでした。

「お菓子の麻呂宇土」は、水戸ヤクルト販売が毎年クリスマスにケーキの取り扱いをやっていて
毎年、私はアップルパイを購入していました。毎年購入時期に去年の物を冷凍庫から出して食べるサイクルなんですが
ああ、冷凍庫のヤツが、この会社の最後の製品になるのか。

水戸ヤクルト販売は、水戸の亀じるし製品に置き換わりそう。そうしたら、もうクリスマスは買わないかな。10年くらい、このアップルパイを買っているんですけどね。
亀じるしが好きとか嫌いとかの問題じゃ無くて、特別な日?に身近によく見るメーカーのは買いたくないって気分、理解できるかな。

亀じるしは、先日の常陸太田の竜神峡でも、鉾田の農産物直売所でも、潮来の道の駅でも、古河の総合公園でも、小美玉の茨城空港でも、似たような製品を置いているので、
食指が動かないんですよねぇ。

水戸ヤクルトの年末は、どうするのか注視したいと思います。

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なべやの『粽』@常陸太田市

2017-07-24 05:00:00 | 茨城城郭会
常陸太田に何度も行っていますが、まだ一度も食べてない伝統的な食べ物、『粽(ちまき)』をGetしました。

徳川光圀に仕えていた、佐々介三郎が大日本史料のために越後(現在の新潟県)に言って帰ってきたときに、土産で持ち帰ったものが始まりらしいですが
ウソくさい(笑)

米粉のもちを捏ねて、餡を包み、できた団子を熊笹3枚で包んだ食べ物ですが、いくら何でも、そんなに日持ちはしないと思う。いくら健脚でも、常陸太田から越後までは150kmはあるから、
一日30~40km歩いたとすれば、4~5日・・・可能なのか?山越えだから無理だと思う。

城郭会のメンバーで、私ともう一人が購入、5個ずつで、10個で本日分完売。14時頃だったかな。ギリギリ買えた感じ。一個140円。

上に書いたように、光圀が自分でも作るようになり、この地域の特産品として定着したようですが、今では、この、なべやしか残っていません。
史実はともかく、珍しいものなので残してほしいものです。

賞味期限は当日、残ったら凍結させて二週間だそうです。

□なべや
□住所:常陸太田市東三町2162
□電話:0294-72-0348
□定休日:木曜日
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天下野の『けんちんつけ蕎麦』@常陸太田市

2017-07-23 05:00:00 | 茨城城郭会
昨日は、茨城城郭会のオフ会で常陸太田市へ。暑さに参って、ほとんど城を廻っていません・・・。

食事は、竜神峡にある『天下野(けがの)』という蕎麦店。良い雰囲気の店です。店員は女性二人。
竜神峡にも立ち寄りましたが、事務所の場所が判らずにダムカードgetならず。

メニューは、もり蕎麦(700円)、ざる蕎麦(800円)、けんちん蕎麦(1000円)のみで、サイドメニューに野菜の天麩羅盛り合わせ300円から、分量が3段階。
ドリンクもありますが特記する物は無いかな。ざる蕎麦は、「もり」より多めで刻み海苔が乗っているようです。
凍み蒟蒻や刺身蒟蒻もありますので、興味があればチャレンジを。

けんちん蕎麦は、「つけけんちん」にも出来るというので、迷わずに選択。県北地域の名物で、冷たい蕎麦に、熱々のけんちん汁が付きます。

けんちんは好きなのですが、鶏肉の入ったものは美味しいと思えず、けんちんに入っているかどうか不明なときは注文しません。入っているよと言われて頼まないのは気まずいので
店に聞いたことは無いです。野菜の旨みだけのヤツが美味いんです。変なこだわりですが。

醤油風味の野菜のけんちん汁。豆腐は被りましたが茨城の味です。味はちょっと濃いですが、通常のめんつゆと違いますので飲み干せます。

こちらは、精進ものしかなさそうでしたので注文してみました。期待通り。蕎麦が来る前に、小さな冷や奴が出され、「お通し」かなと思ったのですが、料金の加算はありませんでした。
写真写りが悪いですが、白っぽいのは、薬味の葱です。柚子の皮が散らしてありました。

□住所:常陸太田市天下野町1626-2
□電話:0294-87-0080
□定休日:水曜日(不定休あり)
□営業時間:11:00~16:00(無くなるまで)
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中島屋菓子店の『マドレーヌ』@稲敷市

2017-07-17 16:43:57 | 茨城の美味しいもの
土曜日の帰り道、もう一軒立ち寄ったところを紹介します。

鹿嶋方面に帰ってくるとき、江戸崎市街から県道107号から、国道125号線へ神宮寺交差点に来ると毎回悩むんですよね。北回りで帰るか南回りで帰るか。
今回は南回りで、国道125号線に沿って帰還。

何度も前を通っているけど、訪問したことが無かった、国道125号線と県道5号線のT字路にある、中島屋洋菓子店。
初めて寄ってみました。駐車場は県道5号側、南側に2、3台。

店合いは少し薄暗いですが、ショーウインドウにケーキが並んでいて、本単位で売られている、ブランデーケーキやフルーツケーキが主力なのかな。
例によって暑いので常温日持ちする140円のマドレーヌを何個か購入。

少し焼きむらがありますが、素朴で美味しい菓子でした。

前にも書いたかもしれませんが、栗羊羹の「あかさか屋菓子店」、団子の「結夢庵」、「こうのの大福」、コーヒー饅頭の「山崎菓子店」と、この中島屋菓子店。
規模は小さいですが、食べ歩きも良いですよ。


□中島屋菓子店
□住所:稲敷市幸田1207
□電話:0299-79-2717
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つくばみらいのデータ補完失敗・・・

2017-07-16 17:00:00 | 雑記
昨日は、ホームページの方のつくばみらい市のデータが何故か抜けていたので補完することも目的だった。

大久保熨斗吉商店の『太郎兵衛煎餅』を仕入れて、みらい平駅の西側の卵の直売所を確認に行こうと思ったけど
保冷ボックス持ってきてないので諦める。さすがにこの暑さでは。調べたら、つくばみらい市の15日午後の気温は、33℃から34℃でした。

筑波屋豆腐店は、本日の商品完売、青木製麺は、臨時休業。

次に、スウィートグリーンという、豆や米の加工品の会社へ。
営業日が不明だったけど、行くだけ行ってみた。建物二階の窓が開いていたけど、インターフォンの応答無し。

今回は成果が芳しくありませんでした。買ったのは大量の、幸希の『カステラ切り落としアウトレット』と『太郎兵衛煎餅』のみ。
かぼちゃフェアで、あんパンが美味しかった稲敷市の福本菓子店も寄ったけど、ここも本日分完売。

こういう日もあるかと帰宅です。

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ドライブイン中村の『メンチカツ定食』@つくばみらい市

2017-07-16 05:00:00 | 飲食店レポート
15日の昼食は、まず、カステラの幸希で買物をして、ほど近い場所へ。
3連休というか、今日は運が良いことに「カステラの切り落としのアウトレット」が並んでいました。通常の切り落としが一袋100円で販売されていますが
賞味期限短めで5袋入って200円!。安っ!!
今回の一番の収穫でした。

県道133号線(旧国道354号線)の諏訪山交差点を曲がって幸希に向かいますが、交差点に戻ってさらに西へ。次の信号に朽ちかけた「中村ドライブイン」の看板が右手に見えます。
左つまり、南に折れれば、すぐに店があります。

ドライブインという名の通りメニュー豊富で、ボリュームがありますが、この店に大型車で辿り着くのは難しいと思います。道が狭すぎる。
11時20分に入って、注文、食事を開始。12時過ぎには店が出ました。混んできたのと私の嫌いな喫煙者が来たためです。
人の健康のことだし、喫煙にどうこうは言いたくないですが、食事が不味くなる。
運良くその前に食事が完了しましたけど。

注文品はメンチカツ定食。800円です。サラダ山盛りで、具だくさん味噌汁、メンチはタレ揚げ。香の物。ご飯。謎のカップ納豆。食べ過ぎですねぇ。
野菜をたっぷりと摂取できました。マヨネーズやドレッシングなどが部分部分に掛かっていて、飽きさせずに野菜を食べられる工夫が感じられました。

面白いのは、朽ちかけた看板には「手打ち蕎麦」とありますが、店内には「当店は手打ち風蕎麦です」と断り書きがあります。
同行のE氏が、この蕎麦を食べたそうですが、なかなか良かったとのことです。

二人の女性というか女の子といった接客だったのですが、高校生と言うより中学生?ぽかったので、店主の娘って感じなのかと思ったけど、店の古さと一致しない・・・。
昼の混み具合が凄いので、ろくに写真は撮れませんでしたが、席数も多く、いい雰囲気でした。

カツ丼は750円、鰻重1450円、ざる蕎麦650円など、手頃な価格帯です。

□ドライブイン中村
□住所:つくばみらい市台281
□電話:0297-52-5148
□定休日:水曜日
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カガミクリスタル→つくばみらい

2017-07-15 18:14:30 | 県南の工場直売所
本日7月15日(土)と16日(日)は、龍ケ崎市のカガミクリスタルでイベントが行われています。

まあ、買うつもりは無いんですけどね(笑)
10時に到着しても、駐車場は満車。佐貫駅からのシャトルバスが出ているようですが、茨城県民だとマイカーが多いでしょうね。

いったん、今日の日課にしていた、つくばみらい市へ移動して、幸希で買物をして、昼食、市内巡視として済まして、14時頃に再度、カガミクリスタルへ。
駐車場に空きが出ていて、会場に近い場所に駐車が出来ました。

アウトレット品などを炎天下の中見ていたのですが、手が出る物はやはり無いですね(笑)
数万円以上のガラス食器ですからね。例え特価半額でも・・・・一番高い物は売価10万超え、半額でも6万以上。
手頃な数百円で販売されていたのは、イタリア製などの輸入品。工場品ではないので、やはり買いませんでした。

お馴染みの鍵林や、塚本、名古屋食品などテナントが来ていましたが、この炎天下の中の陳列品は買うのが怖すぎ。
以前も書いたけど、やっぱり、冬の実施日に来るべきかなぁ。

甲も暑くては工場の見学もみたくないもの。
明日もありますので興味のある方は、行ってみてはどうでしょう。



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風實の直売所

2017-07-11 21:34:45 | 茨城の美味しいもの
以前紹介した、筑西市藤ケ谷の食肉加工メーカーの風實(かざみ)が、具体的な日程は不明ですが
今秋に直営店を作るようです。

場所は、筑西市木戸にある大圃病院の、ほぼ東、国道294号線沿いです。住所も同じ木戸。JAの直売所の跡地利用のようです。

古い地図だと、JAペアショップ(ペアは特産の梨のこと)、あるいは、関城味覚センターと載っているはずです。
国道294号線を南に少し行くと、『道の駅しもつま』があります。

うん。この地域の縮図というか・・・。
筑西市は『JA北つくば』、下妻市は『JA常総ひかり』。道の駅は、JA常総ひかりの施設が隣接しており、道の駅しもつま×JA常総ひかりに、
単騎でJA北つくばが立ち向かって、敗北したってことかな。おそらくは、新直売所は、風實単体では無く、JA北つくばからの野菜が供給されると思う。
リベンジなるかって、ところですかね。

風實は食肉加工ですが、燻製の専門メーカーでも有り、ハムだけでは無く、魚介やチーズ何でも燻製にします。
続報を待ちたいと思います。

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