茨城のスローフード

常総地域の食に関する情報。ホームページも見てね。

雪印メグミルク『ソフトカツゲン』

2024-08-27 03:00:00 | 県外のスローフード
パッケージに、「北海道で愛され続けている味 」(The taste has been loved in Hokkaido.)と書いてあるように、北海道限定のソフトドリンク。セイコーマートで売っていたので購入しました。
この商品自体は1979年発売ですが、元々あった商品1965年発売開始の『カツゲン』をリニューアルしたものです。従来品より、酸味と甘味を押さえているようです。風味はグリコのスポロンに近いです。そして独特の芳香臭が強烈です。原材料に、乳酸菌っぽい記載はありませんが、乳酸菌飲料と書いてあるので入っているのでしょう。甘味より酸味の方が強いので好みは分かれるでしょう。
たまに飲むは良いかなと思いました。

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J-オイルミルズ『ラーマ・ベーシック』

2024-01-06 03:00:00 | 県外のスローフード

1月2日に、鹿嶋神社に初詣で参拝に行ってきました。行方市繁昌の鹿嶋神社です。御朱印も戴いてきました。いや、ここ特に正月仕様になっていなくて、参拝客はお札を買いに来た方一人だけでした。この後、行方市小幡の鹿嶋神社と、潮来市延方の鹿島吉田神社を参拝してきました。前者は無人で、潮来のは御朱印やってるのかどうか判らなくて参拝だけで終了。

帰りがけに、ベイシア潮来店に久々に買物。探し続けていた物をGETできました。J-オイルミルズのマーガリン、『ラーマ・ベーシック(RAMA BASIC)』です。姉妹品の『RAMAバター風味』はよく見かけますが、BASICが本当に見つからなかったんです。

『RAMA』は、日本リーバ(現在のユニリーバジャパン)が1966年9月に販売開始したマーガリンブランドで、2007年にJ-オイルミルズに譲渡されました。57年もの間、日本の朝食の食パン文化を支えてきましたが、2024年3月に製造施設老朽化のため終売となります。しのぎを削った1968年発売の雪印『ネオソフト』と共に会社は変わっても存続し続けてきました。ちなみに明治の『コーンソフト』は、1983年発売開始です。

私の子供の頃は、概ね上記3社の製品が朝の食卓の定番で、特に我が家では『RAMA』を山崎製パンのロイアルブレッドに塗りたくって食べていました。たまにアクセントにアオハタの苺ジャムかな。私の中では昭和を代表する味です。私の実家は茨城県古河市で、地元にはトモエ乳業という会社があって、その影響で「雪印」のブランド力は強くなく、個人的にも「高くて薄い」イメージで、『ネオソフト』ではなく、『RAMA』が好まれたのかなと思います。牛乳ひとつ取っても、1リットルの紙パックは、トモエ乳業が180円くらいで、雪印は220円くらい。成分も3.6に対して3.5だったと記憶しています。

この終売の報道は、去年の11月頃に発表されて、最後だから買って食べようと、ツインバードのオーブントースターや、ヤマザキの食パン6枚切りと買って、現物を手に入れようとしたら、物が売っていない。バター風味を買うならバターで良いじゃ無いと思いつつも、しぶしぶ『RAMAバター風味』を買って次の日、準備万端で朝飯に食べようと思ったら、バターナイフが無かった。

それにしても、もう会えないかと思っていましたが、無事に買えて良かったです。年度末にもう一個買う予定です。最大で8ヶ月賞味期限があるようです。冷凍保存は油が分離するので不可。食パンにマーガリンはコスパがいいんだけどねぇ。トランス脂肪酸騒ぎのせいで絶滅の危機。

多分もたれると思うけど、餅にも醤油と一緒に塗ってみようと思います。

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アーモンドカル 再び

2022-04-12 03:00:00 | 県外のスローフード

テレホンカードの話が出たので、2011年に記事にした『アーモンドカル』の話を再掲。

当時、家から発掘された『アーモンドカル』のテレホンカード。今回、これは保存し寄付に出す予定はありません。前回の記事では情報無しだったのですが、改めて調べると、見つかりました。

埼玉県春日部市の太平商事の販売ですね。拠点などを分社、独立させ、太平フードサービス協同組合として組織で活動しているようです。公式サイトが2016年公開ですので、2011年の時点ではなかったようですね。

テレホンカードに記載された、関東太平商事は2020年に、太平商事に吸収合併されたみたい。このホームページ、本物のアーモンドカルのパッケージが載っていてテンションが上がります(笑)

今回の検索で、富澤のスナックって会社も、同じ商品名で類似品を出しているんですが、商標は大丈夫なのでしょうか、同業者は「アーモンド小魚」のように商品名を微妙に変えていますけど。

テレホンカードから、1986年くらいには販売されていて、発売から35年以上も経っているのにパッケージデザインが変わらないとは。写真は大袋だけど、昔食べたのは小袋だったような。食べてみたくなったけど、楽天市場もYahoo!ショッピングも取扱無いし、給食用だし一般販売していないのかな?

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セコマの『ガラナ』

2022-03-04 16:00:00 | 県外のスローフード

先日、小原の『コアップガラナ』を飲んで、よく行くセイコーマートに売られているプライベードブランドの「ガラナ」も飲んでみたくなりました。

弁当を買って、ガラナは、と。売り切れ(汗)。どうして?、なんで?

別の店舗に移動、こちらはたっぷりと販売。売場の大きさから想像すると、1ダースくらいは置けそうなんだが。

こちらの店舗では売場にポップがあって、「テレビで紹介」の文字。誰だ余計な紹介をしたのは。もうテレビ見ていないんで全く判らない。

ネットの評価だと、セコマの方が甘みが強いとのことですが、違いはわかりませんでした。原材料を比較すると、小原のヤツは「果糖ぶどう糖液糖、ガラナエキス、カラメル色素・・・」とあるのが、セコマは、「砂糖、果糖ぶどう糖液糖、ガラナエキス、カラメル色素・・・」になっているので、砂糖の分だけ甘いのかな?

そういえば、最近は炭酸飲料を買っていなかったので気がつきませんでしたが、炭酸(小原は二酸化炭素)も表示するようになったのですね。

たまには、甘い飲み物もイイですね。

 

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小原の『コアップガラナ』

2022-02-26 03:00:00 | 県外のスローフード

知人の知人が探していたので、見つけてきました。ベイシア潮来店です。製造メーカーは北海道の小原。

「ガラナ」というと、キリンのヤツが思い浮かびますが飲んだことがありませんでした。ガラナは、ムクロジ科ガラナ属のつる植物。原産地はアマゾン川流域。ガラナの種子は、カフェインやタンニンが豊富です。アルコール抽出したエキスは疲労回復や滋養強壮の効果があるそうで、それを配合したのが「ガラナ飲料」です。

調べてみると、中小企業の熱い思いが見えてきました。

全国清涼飲料協同組合連合会(現在の「全国清涼飲料協同組合連合会及び全国清涼飲料工業組合連合会」)が、ブラジルで人気のガラナに着目し、ブラジル大使館と共に、1960年に発売した炭酸飲料が、『コアップガラナ』です。その後に、日本コアップとして独立。「コアップ(co-up)」とは、「Cooperation(協同)」と「Up(昂揚)」を合わせた造語で、当時の中小の飲料メーカーの思いが込められています。戦後の「コカ・コーラ」や「ペプシコーラ」など外資系飲料会社の本格的な日本上陸に対抗すべき生まれた商品でした。されど、時遅しで爆発的な普及には至りませんでした。しかしながら、これらの外資系飲料の普及の遅れた北海道だけは、ガラナの定着に成功し、いまや地サイダーの一種として認知されています。

「全国清涼飲料協同組合連合会及び全国清涼飲料工業組合連合会」は、中小企業の連合体で、地サイダーや地ラムネなど共同で開発しています。対して、大手で構成されているのが、全国清涼飲料連合会(略称:全清飲)のようですが、違いは私のような素人にはわかりません。

『コアップガラナ』は、以上のような歴史を持つため、一つの企業の商標ではありません。小原以外にも、ホッピービバレッジ(東京都)、川崎飲料(神奈川県)など多くの企業が販売しています。写真のようなペットボトルは一般用、瓶詰めは観光用なのかな?瓶の方がよく見かけるタイプかも。日本コアップの公式サイトが無いので関連は判りませんが、『コアップガラナ』の商標を使わないものもあります。例えばセイコーマートでもプライベートブランドで展開しています。

蛇足になりますが、コーラの方は、コーラ・ナッツの木の実から抽出物を含んだ飲料が始まりですが、現在の全てのコーラ飲料では含まれていないそうです。

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スナックサンド

2022-01-17 03:00:00 | 県外のスローフード

フジパンの『スナックサンド』は、携帯型サンドイッチの元祖で、1975年9月に登場しました。遅れること10年、1984年に山崎製パンが『ランチパック』を投入し、こっちの方が売れ行きが良くなっちゃいましたね。私は、どっちも好きですが、『ランチパック』の方が見かけますね。

『スナックサンド』の初期は、「小倉あん」、「マーマレード」、「ミックス(ピザ)」

『ランチパック』の初期は、「ピーナツ」、「小倉」、「ヨーグルト」、「青りんご」

となっているようで、「マーガリン」が無いのが不思議。面白いのは、どちらも現在はスタンダードは、「ピーナツ」、「たまご」、「ツナマヨ」ということ。何故、マーガリンは主役になれなかったのでしょうか。

誰か知りませんか?

 

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小笠原製粉の『キリマル・ラーメンスナック』

2022-01-01 01:00:00 | 県外のスローフード

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

新年一回目の記事は、小笠原製粉の『キリマル・ラーメンスナック』です。小笠原製粉は、愛知県西部、いわゆる西三河地方のソウルフード『キリンラーメン』を、1965年から製造販売を開始し、地域に愛されてきました。特徴としては小麦粉など地場の素材に拘っていることです。動物園や水族館とのコラボ商品やグッズを豊富に展開していることも特徴です。ただ売れすぎたのでしょうか。出る釘は打たれるというのは、どこの世界でも同じです。

2018年8月に、某大手飲料メーカーとの商標権で揉めて、商品名を変更することになりました。公募から『キリン』から『キリマル』へ順次パッケージが変わっていきます。

『キリマル・ラーメンスナック』は、隣県の大手菓子メーカーの代表的な商品によく似た、醤油味の揚げ麺のスナックです。小箱の中に個包装になって3gずつ50個入っています。カスミでは500円でした。買ったときに商品名変更を知らずに、これがキリマルってアイテムだと勘違いしていました(笑)

味は、何カンパニーとの違いはわからなかったです。何かの記事で書きましたけど、日本は小麦粉と言えば薄力粉なんです。アメリカは強力粉。ですから、地場の小麦粉を使うとなると柔らかい麺になるはずなんですが、ここまで揚げれば違いは無いです。

新年早々伏せ字ばかりですが、今年もいろいろ探したいと思います。

 

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花祭り

2021-04-08 03:00:00 | 県外のスローフード

4月8日が、『お釈迦さまの誕生日』という行事を知らない人が多いんですよね。名称は灌仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、花祭りなどと呼ばれています。

私は、大学付属の専門学校に行っていたことがあり、その大学の方が仏教系なこともあって、承知していました。

『甘茶』が振る舞われるという認識で、この大学でも行われていました。

灌仏会とあるように、実際には、この甘茶を釈迦像に掛ける行事のようです。「仏に水を灌(そそ)ぐ」ということです。

甘茶は、紫陽花の仲間のアジサイ科のアマチャという植物の若い葉を蒸して乾燥させた物で作ったお茶のこと。注意点は、紫陽花の葉は大人なら死ぬことはないそうですが、青酸系の毒で、嘔吐やめまいを起こします。アジサイ>ヤマアジサイ>アマチャとよく似た容姿の植物ですが、葉の大きさが変わります。

おそらくですが、誤って紫陽花の葉を使わないように、ウリ科のつる性多年草であるアマチャヅルの地上部を使っているのだと思います。

そこそこ大きな寺なら、この日に行けば振る舞ってくれるはずです。4月8日は桜の季節でもあり、灌仏会の多くの別称の一つに「花祭り」があり、これが一番知られていると思います。

 

 

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木村屋製パン店の『ミルクサンドパン』@新潟県魚沼市

2018-05-12 03:00:00 | 県外のスローフード
5月の連休のお土産を職場で貰いました。
新潟県魚沼市の小出地区に古くから営業するパン屋の製品。

地元の人には定番の商品だそうです。街のパン屋にしてはパッケージが立派。これ、商品を店で一個ずつ袋に移して口をセロテープで閉じているようです。
素朴な味わいで美味しいのですが、土産で貰うときは賞味期限の記載が無いので、注意が必要かも。
味的には、大手の山崎製パンの牛乳サンドパンのクリームに近かった。
地元の人で無いとわからない商品は、良いもんですよね。

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油伝味噌の『豆腐田楽』@栃木県栃木市

2017-05-16 05:00:00 | 県外のスローフード
続いては、油伝味噌へ。
「あぶでんみそ」と読みます。駐車場有り。
こちらは、有形文化財に登録されている土蔵の一角が店舗で、味噌田楽が食べられる。
中々古民家っぽくていい雰囲気。壁には手書きのメニューが貼られている。

田楽は目の前で焼いて、熱々が食べられる。
カウンターでは、同社の味噌も買える。販売の味噌は1kg600円ぐらいから。

こちらで、二串400円の豆腐田楽を注文。田楽は3種類、豆腐・里芋・蒟蒻で、400円、380円、320円。一串ずつの盛り合わせは530円。
ラムネ180円や甘酒200円、ビール中600円、は市販品っぽい感じがするけど、コーヒー320円や地酒400円などは判断が難しい。

3種類の田楽は、それぞれ違う味噌が塗ってある。
私が食べたかった豆腐田楽は、揚げてはいないみたい。横から見ると表面が層になっているけど、これは衣じゃなくて焼いたことで皮みたくなった物だと思う。
一口では食べられず、やっぱり崩れてしまったけど、食べ方にコツがあるのかなぁ。

今後も、豆腐田楽は、どんどんチャレンジするつもり。


住所:栃木県栃木市嘉右衛門町5-27
電話:0282-22-3251
営業時間:11:00~16:30
定休日:火曜
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