保険屋さんは腹黒くなければ生き残れない

いろいろ勉強している選ばれたファイナンシャルプランナーと保険屋さんを一緒にしては駄目だ。

生命保険の基礎的な知識

2017-05-03 11:27:15 | 妄想

一応 ファイナンシャルプランナーの私。

今回は妄想ではなく 現実的な投稿です。
真面目な投稿(毎回真面目なんですけどね)

日頃 仕事でお客様と話をする時に 最初に例外なく 全員の方へ
お話を聞かせて頂く前に 私が説明していることを投稿します。

生命保険で備えることが出来るのはいくつあるか ご存知ですか?

答えは********************************** 4つ

一つ目は 死んだ時に遺族へ保険金を支払う事が出来る。
二つ目は 病気になった時に入院や手術など治療に応じて契約者へ保険金を支払う事が出来る。
三つ目は 老後に備えて積立金を運用し、はじめで決めた年齢になったら毎年お金を払う事が出来る。
四つ目は お子様の進学などの為に積立金を運用し、はじめで決めた時期にお金を払う事が出来る。
この四つが備えることが出来ることです。

日本の保険会社は41社(そのうち外資系が14社)もあり、各社凌ぎを削って商品を開発販売しています。
保険商品は約900種類

そんな中 何に自分が備えているのか 全くわからないことが多々あるようです。

まずは基本中の基本だけ 知っていると 何か気付くこともあるかと思います。
約900種類でも、FPや保険外交員の方が証券を見ただけで、中身がわかるのは
基本だけわかっているとほぼほぼわかるようになっているからです。

よろしければ、下記に基本中の基本を説明しておりますので、続きをご覧下さい。

生命保険の三つの形 聞いたことありますか?
実は 生命保険の基本は三つしかありません。
1.定期保険
2.終身保険
3.養老保険
この三つです。

それぞれ 説明しますね。

*************************************************************

1.定期保険
定期と書いてあると定期預金と間違われる方が多いのですが、別名 掛け捨て保険のことです。
定めた期間を補償するというものです。
定めた期間が終わったら その時点でお金がいくら戻ってくるのか?

ゼロです。

30歳男性で60歳までの期間 死亡したら1000万円という保険に加入した場合
毎月の保険料は 約5000円です。
保険会社によって保険料に差がありますので、比較が必要です。

60歳以降も補償を継続する場合は更新という手続きが必要になります。
60歳から加入しなおすことになり、保険料は勿論高くなります。

*******************************************************

2.終身保険
定期保険が期間を定めた保険でした。終身保険は字の通り、身が終わるまでという意味で、
一生涯補償が続くというものです。
定めた期間がないという点が定期保険との違いです。
30歳男性が加入し、60歳まで保険料を支払うという契約の場合
死亡保険金が1000万で毎月の保険料は約19000円になります。

お支払が終わっても補償はずっと継続されます。
途中保険を解約した場合 解約返戻金が戻ってきます。
戻るお金は 加入期間など保険会社で違いがある為 比較が必要です。

*******************************************************

3.養老保険
65歳以上の方には御馴染みの保険なんですが、最近は全く聞かなくなりました。
実は名前を変えて広く伝わっています。
学資保険、年金保険 と言えば聞いたことがあると思います。
そう学資保険も年金保険も養老保険のことなんです。

養老保険は期限に定めがあります。その点は定期保険と同じです。
違いは何?
大きな違いは 定期保険は期限が来たら戻ってくるお金が ゼロでした。
養老保険は期限が来たら 死亡保険金と同じ額が戻ってきます。
死亡したら1000万円受け取れる保険の場合
養老保険は期限が来たら1000万円受け取れるというものです。
30歳男性が加入し、60歳までの補償期間の場合
毎月の掛け金は約28000円です。

この毎月の保険料は 契約時点での景気に大きく左右されます。
冒頭65歳以上の方に御馴染みと書きました。
今から25年以上前 日本は好景気でした。
その当時で同じ条件の養老保険に加入した場合 毎月の保険料は
約18000円 650万を払えば 1000万戻ってくる契約内容だったんです。

今は999万円積立てて1000万円が戻る位でしょうか。

*******************************************************

まずは ご自身の保険が
定期なのか?定期であれば、いつまでの補償なのか?
終身保険であれば、いつまで支払いをすればいいのか?
養老保険であれば、いつ満期金が貰えるのか?
これだけ知っていると安心ではないでしょうか。

さらに詳しく ご自身の保険内容だけ説明して欲しい場合
下記のようなところに相談するのも もの凄く良いことだと思います。
家や職場 喫茶店などに出向いてくれるそうです。
別に保険に入れとは言われないそうなので安心ですね。

生命保険の加入や見直し相談をファイナンシャルプランナーが全国無料で診断!