伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

キセキレイ、セグロセキレイ、オオバン / いきもの録

2018年04月29日 | 
 セキレイには、セグロセキレイ、ハクセキレイ、そしてキセキレイがいる。

 かねてから知っていたことだが、セグロとハクは良く見かける。ところが、キセキレイは渓流などの水辺が生息域。このため、見たことはあるが、日常環境ではなかなか見かけない。もちろん写真も撮ったことはない。ところが、屋根の上に止まったのだ。



 屋根に止まってしきりにさえずっている。





 さえずりに誘われたのか、セグロセキレイもやってきた。



 ちなみにこれがハクセキレイ。



 以前は、「ハク」は背中が灰色っぽく、「セグロ」は背中が漆黒と思っていたのだが、「ハク」が漆黒の場合もあり、それでは見分けがつかない。見分けるポイントは、顔の模様。「セグロ」は、目から下の頬の部分が真っ黒。一方、「ハク」は頬は白くて眼を通って後頭部に伸びる細い黒い線(過眼線)が特徴だ。これは結構、見やすいので、見分ける時には有効な特徴だ。

 さて、屋根の上のセキレイ、「セグロ」がやや大ぶり。そのためかキセキレイがやや遠ざかる。「セグロ」は飛び去った。少しの間、屋根にとどまったキセキレイも飛び去った。

 沼部の鮫川にはオオバンが浮かんでいた。



 4月28日、空を飛行機が飛ぶ。意外と低空。



 そして右旋回して飛び去った。



 ポーランド航空機だ。偏西風に乗りいわき市上空までは東をめざし、旋回して成田に進路をとったのだろう。以前、ドイツからの帰り、ドバイ発のエミレーツ航空機(ANAと共同運航便)も同じコースを通った。

 機内のモニターに映る経路図を見たらば、ちょうどいわき市上空。ここでおろしてくれれば帰りが楽なのに。心の中で呟いていた。


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