超快速「マニ屋」特急エクスプレス号

時は過ぎ行く。その速さこの頃愛しくて♪

迷路館の殺人 - 綾辻行人

2008年12月30日 | 雑記
館シリーズも早くも読破3冊目。
形態上は、小説内小説という形ではあるものの、
今作ではガッツリ、主人の自殺、密室、連続殺人、見立て、
と「本格派」と唄って間違いないですw

・・・ただ、この「小説内小説」について効果があまり無い様な
感じがしました。最後でこの本の中の小説について、小説内の
読み手(ややこしいなw)が指摘する部分があるのですが、
小説内でも消化出来そうな内容です。ただ、この小説内の
書き手(実にややこしいw)が意図的にそうした、という説明が
あるので、綾辻氏が書いたわけでは無い、と解釈出来ます。

十角館、水車館、と読み続けているとトリック(オチ)が読めて
しまうというのもマイナスポイントかもしれません。
いづれにせよ、未だに十角館は越えてないなあ・・・。

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