蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

遅いけど、第一ターン終了。

2006-05-04 22:23:46 | 愛媛FCのこと

 ご存知のとおり、サッカーのリーグ戦は自分ところで一通り、
相手のところで一通りたたかう。

ちょうどコインの「表」と「裏」のように替わりばんこだ。

それがJリーグの場合、J1だと「表」と「裏」を一通り。
J2になれば「表」と「裏」に加えてもう一回「表」と「裏」をやる。

で、開幕から3ヶ月でもうJ2は対戦相手と一通りたたかった。
愛媛はこの一通りどんな感じだったんだろう?

  1. ○ H 横浜C 1-0 「取っ組み合い」を粘り強く制する。
  2. ● A 神戸  0-1 相手の頑丈な守備にやられる。
  3. ● A 1969  0-1 個人個人の判断スピードの差が。
  4. ○ H 札幌  2-1 神戸、1969戦の反省が活きた。
  5. ● A 仙台  1-3 「個人の力量差」にずたずたにやられる。
  6. ○ H 徳島  1-0 このターンでのベストゲーム?
  7. ● A  柏   0-1 ぎりぎりでまた「個人の力量差」
  8. △ H 水戸  1-1 「常連」の老獪さにやられる。
  9. オープン・デート
  10. ● A 鳥栖  1-4 初めてなにもできずに終わる。
  11. ● H 湘南  1-2 内容も集客もぼろぼろ。
  12. △ H 草津  0-0 勝てなかったけど、負けもしなかった。
  13. △ A 山形  2-2 壮絶な「殴り合い」をするも、最後の一発が・・・。  

こうやってみてみると、可もなく、不可もなく、良くやっていると。
まあ下位カテゴリーへの降格、というものがないからこんな「御気楽」
いえるわけで。

問題は、このターンで通用できたところを見極めて、できなかったところを
どう修正できるか?にかかっている、と思う。

少しずつ詰まっては来ているけど、まだ互角に「殴り合い」はできてないわけで。

追伸

ことしのJFAの鑑札は「ドイツ色」

 

 


そおいえば

2006-05-04 10:26:02 | 愛媛FCのこと

 きっのうはなんか腹が立った。

鹿島といい、川崎フロンタといい、おんなじジーコサッカーの流れなんだよな。
それに歯が立たない、というのは致命傷ですよ。福岡さん。
何で大分みたいなチーム作りができないんでしょう?
このままじゃ、「福岡の人間は大分の人間より○鹿」と陰口たたかれますぜ。

といってしまうような「粗い」試合。
一万数千人入ってもなにも残らない、ただだらだらやって、失点が増えただけ。
よかったのは北斗が「超絶技巧」を次々と見せた、ただそれだけ。

道すがら、自転車にのりながら考えた。
今日はゴールデンウィークだな、ナイキなんたら、あったよね・・・。
結果チェックしてねーなー。

明日は1969戦。
Jになって初めての松山行き。
試合毎に愛媛県内の市町村が町の紹介をする企画はここ。
場所、というかJRの最寄り駅は・・と。
なになに、卯之町駅。
・・・ああ、あそこからなんか空気が変わるんだよな。
実際にはいったことないが獅子文六の「てんやわんや」読んでたから知っている。
話はこの街から入って宇和島とその周辺が舞台なんだよな。
「坊っちゃん」が明治の愛媛を表現しているなら
「てんやわんや」は戦後の愛媛を表現している。

・・・書いてあることはほとんどおんなじだが、夏目漱石にはユーモアがない。

ここに1969の紹介はかいてあるから参考にしてもらって、
ユースも含めてやられっぱなしだから、明日は勝ち点1とは言わないまでも、
せめて1点はとって終わってほしい。
あと大量失点厳禁な。

さて大全集に登録しているブログ主と何人会えるかな・・・


関東組のバスツアーは9時に道後の本館でお風呂に入るらしい。
自分は一発目の太鼓とともに本館に入るんですれ違いだぁ。


収支は黒字。

2006-05-04 00:08:24 | 舞台のこと

 いろいろ悪くにいわれている「にちゃんねる」。
しかし、功績がひとつだけある。


・・・それは「萌え」に「市民権」を与えたこと。


こういったテーマを扱った舞台なんて数年前までなかったよな。


 それが去年の3月に「劇団0相」の「猥猥野郎」が
初めて「軽め」に「萌え」を扱った。パソコンも始めて小道具に登場したし、
これから一年、こないだ見た「劇団二番目の庭」の「No Good Tales」で
「露骨」に「萌え」が来て、その流れがいっそう強くなったね。
その間に「電車男」があって。
・・・さて、今回の「藍色りすと」の「デコラヴ」が
どう「萌え」を「料理」するのかな。


という話をえりこさんとして客席へ。


 開演前、客席を観察すると、舞台の仕事を一緒にした人を見かける。
体捌きを教えてくれる先生と、富永愛によく似た美人のおねえさん。
後、うちのカンパニーで製作を手伝っているおねえさん。


 話の中身は「オズの魔法使い」を骨組みにホーンビィに代表される
「ぼくって、なんてばかであほぅで」をうまく表現したイングランド文学と
誰だっけ、「トレイン・スポッティング」や「マラボゥストーク」に代表される
「悪いのは自分じゃない、みんな周りが悪いのよ」をうまく表現した
スコットランド文学のエッセンスを加えて、音楽で味付けしました。
という感じ。


 そして、美人は普通がいるから引き立つわけで。
しせいどーの広告みたいに美人てんこ盛りじゃぁ
おなかいっぱいでもう食べられません、と。
あと狂言回しで「よく会いますなぁ」のおねえさんが出てて、
ものすごくうまかった。
彼女が舞台を「支配」していた感じでした。


 あと、後半の話をひっくり返す展開が、
自分に一年前起こったことを思い出させた。
いろいろ呪詛の言葉を投げかけていて、それを聞いて立ち尽くし、
引きこもる、という展開があったけど、
自分もそんな経験を一週間ぶっ続けでやり、
ついには最後の日曜日、自殺しようとした。


 しかし、首をつろうとしても吊る場所はなく、電車にも飛び込めず、
ビルの屋上から飛び降りることもできず、
最後あてもなく糸島の海にいって死のうとしても死ねなかった、
そしてこうやって生きている。


まあ、博多の森の試合がなんかけったくそ悪かったんで
明日の予定を前倒しして行ってみたけど、よかった。


 愛媛も勝ちをぎりぎりで引き分けに持って行かれたけど
初めて「殴り合い」ができた、あの山形相手に。


サッカーの話はまた明日。